「何がなんだが」空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 Nutsさんの映画レビュー(感想・評価)
何がなんだが
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演出も脚本も微妙すぎ。脚本自体が迷子になってる感が否めない作品。ラブなのか、ミステリーなのか、ホラーなのか、ヒストリーなのか定まってない。全ての要素を詰め込みすぎて全部中途半端に終わってる。作品の大まかなジャンル自体は定めた方がいい。
予告を見た感じは、空海と白楽天があちこちに散りばめられた楊貴妃の謎を紐解いていき最後に現れる楊貴妃の真意とは、、、という感じなのに阿倍仲麻呂の日記1つですべて解決してる。たった一つのアイテムから真相に繋がるというのは、面白みがない。
演出に関しても甘い。息も脈も止まるという場面、それを説明するなら息を一瞬でもいいので止め胸の上下を抑えるべき。例えそれが嘘だとしても、観ている側にもその嘘を信じさせる演出をするべき。空海の表情も終始ニヤケ顔で感情の起伏が分からない。ニヤケ顔なのでシリアスな場面では「何でこいつ笑ってんの?」と感じる。
私が見たのは吹き替えだったので、染谷将太もあとからアテレコしたのだと思うのですが、染谷将太のアテレコが下手くそ。
結論から言うと、
映画館で見る価値なし。。。
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