「日中合作」空海 KU-KAI 美しき王妃の謎 FDGさんの映画レビュー(感想・評価)
日中合作
中国の方の題「妖猫传」だと日本ではよく分からないから「空海」が分かりやすい。
白居易(中国俳優)と空海(日本俳優)の二人で物語が進むのもいい。両国のバランスもいい。
陈凯歌監督の映画は、「さらば我が愛」が芸術的すぎて今でも忘れられないが、
近年の陳監督の映画はよく分からないというか、世界観が攻めすぎてるというか、表面的すぎるというか。
そう!僕は表面的華麗より、もっと深層の美を観たい。
ただ今の時代的には、ずっしり深く重いものよりも、観客は、表面の映像美を求めているのかもしれない。
映画終盤、僕は楊貴妃の死について想いをはせました。ふかいかなしみを感じました。
世のかなしみ。
あの時代には本当に、李白、阿部、玄宗と楊貴妃、白居易、空海、が共にいた。
すごい時代だと思う。
白居易と空海は、李白や玄宗らとは少し年代が違うけど、今から見ればたかが20、30年の誤差。
あらためて、あの時代に行ってみたいなあと空想しました。
書きたいこと勝手気ままに書きました。
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