イップ・マン 継承のレビュー・感想・評価
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その拳が伝えるのは、愛
2020年5月16日
映画 #イップ・マン継承 (2016年)鑑賞
イップ・マンの3作目
奥さん役の #リン・ホン は身長179cmのモデルさんでとてもお綺麗でした。でもどうしてこんなに大きな人を奥さん役にしたのかな?
敵役は最初は #マイク・タイソン で、最後は #詠春拳 の正統な後継者を巡って戦う
ドニー兄貴のキレキレ詠春拳の真骨頂
多くの人のレビュー通り、シリーズ最高傑作だと思います。昔のグリーンデスティニーの頃からドニー・イェンのアクションは秀逸だなぁと思ってましたが、このシリーズでは彼の良さを最大限引き出していると感じますな。
本作ではアクションだけでなく病を患う奥さんとのやり取りも良く、余命僅かの奥さんの「あなたの木人椿の音が聞きたいわ」のセリフが涙を誘います。
クライマックスでの同流派でありながらタイプの違う詠春拳同士の闘いはこれまでのカンフー映画のファイティングシーンの中でも屈指のクオリティ。パワータイプの張天志の詠春拳に対し、正確無比の葉問のキレキレ詠春拳の絡みは最高です!
心眼で相手の技を躱し、寸勁をドンピシャで叩き込むなんて❤️功夫マニアの琴線を触りまくる演出です。
思わず悶えてました、イップマン最高💯
格闘映画史に燦然と輝く最強の漢
1作目で旧日本軍と闘い、2作目で他流派の争いに巻きこまれ、3作目で人類最強の敵マイク・タイソンと闘い、最後には詠春拳同門の最強の敵が立ちはだかるといった一連のストーリーに変化はないが今作品をより感動に導くのは愛だ。最愛の妻が末期ガンにより衰えてゆく、イップ・マンは甲斐甲斐しく世話を焼き最後の瞬間を待つばかり。そんなときに格闘家の妻であることをあまり好んでいなかった妻から闘うべきと尻をたたかれライバルに闘いを挑むクライマックスが訪れる。ま、ある意味イップ・マンより嫁の方が最強のわけだが(笑)普段は物静かで人情に厚く常に弱者の味方であるのにやはり恐妻には敵わないといったところか。なにはともあれシリーズ中最高の出来だと思います。次はいよいよ李小龍ことブルース・リーとの絡みで舞台はアメリカへ。次は完結編とついておりシリーズ最高の大暴れが見れそうだし、楽しみに待ってます。コロナで公開が微妙ですがそれまで木人拳でも叩いて待つとしましょう。
追記
1つだけ気に入らない点
わざとらしい李小龍役の俳優。
ちょいちょいムカつきます(笑)
最強のライバルが盛り上げる
イップ・マンシリーズの中で一番好きです!今までの作品以上に、アクションシーンのボリュームは大きくて、一つ一つが濃い!小学校での戦い、造船所での戦い、それぞれ迫力満点!そして、異種格闘技的な、対ムエタイ、対ボクシングのシーンもおもしろかった。現役はとっくに退いているはずなのに、マイク・タイソンの体のキレがすごかった。ずっと鍛え続けてるんですね!そして、なにより、最強の同門のライバルの存在が大きい。マックス・チャン扮するチョン・ティンチが物語を大きく盛り上げてくれました。ずっとこの2人が戦ったら、スゴくおもしろいだろうなと思いながら、なかなか戦わない2人。そして、最後の最後、一武道家として純粋に戦う2人。これ以上ないくらいの極上カンフー対決だった。
そして、この作品のもう1つの見所が、イップ・マンと奥さんウィンシンとの絆。ガンに冒されて余命わずかとなったウィンシン。そして、チョン・ティンチからどちらが正当な詠春拳の後継かという宣戦布告をされたイップ・マン。そんな中で、イップ・マンは、武道家としての名誉より残り限られた家族との時間を選ぶ。一作目から見ていた人間としては、日本との戦争中に、資産を没収されて、極貧生活に陥って苦労した時代も共に乗り越えたイップ・マンとウィンシンの最後のひととき。もはや、1つ1つのシーンが涙なしでは見れないし。過去シリーズの走馬灯シーンは号泣でした(笑) 今まで、イップ・マンが武道に打ち込むのをどこか引いた目で見ていたウィンシンが、チョン・ティンチに「戦ってほしい」と手紙を出したり、「木人椿の音が聞きたい」という姿は印象的でした。
ときよりドニーさんが見せるせつない表情でいいですね(笑)息子を迎えにいかされるところなんか最高でした。(笑)
漫然と生きるオッサンに贈られた功夫偏差値が非常に高い教育映画
1959年の香港。息子が通う小学校が凶悪な地上げ屋に脅かされていることを知ったイップ・マンは弟子達を率いて立ち向かうが、地上げ屋のサンはイップ・マンに対抗出来る腕を持つ男チョン・ティンチに目をつけていた。昼は人力車引き、夜はヤミ格闘技で稼いで一人息子を育てるチョンはイップ・マンと同じく詠春拳の達人。いつか自分の道場を持ちたいという夢を見透かされてうっかりサンの誘いに乗ってしまう。
イップ・マンといえばブルース・リーの師匠として世界中に認知されている偉人。ということで冒頭は『少林サッカー』のゴールキーパー役が未だに記憶に新しいチャン・クォックワンを起用して実に味わい深いギャグが延々と披露されるわけですが、功夫識字率が低すぎるわが祖国ではそれがギャグであることすら理解されないかも。しかもそのギャグがクライマックスへのさりげない前フリになっていたことが解るワンカットでリー師父を仰ぐ同胞は全員号泣するところですが、功夫識字率が低すぎるわが祖国ではえ、なんでここで社交ダンス?と首をひねるかも。
そもそもこのシリーズ、功夫偏差値が非常に高いので勧善懲悪的なアクション要素よりも人生訓を観客に叩き込む教育映画的要素が濃い目に調合されていますが、3作目となる本作では父として夫として男として何が最も大切かを丁寧に教えてくれます。そういう説法が多い分映画としてはやや舌足らずで、子供達を纏めて拉致したりと非道の限りを尽くす地上げ屋のサンが上司フランクにシメられて意外とアッサリ手を引いたり、イップ・マンに畏敬の念を抱きながらも対決を挑むチョン・ティンチの苦悩がちっとも描かれていなかったりとかちょっと気にはなりますが、香港映画ってそれがデフォルトだと無理やり納得しました。
そんなやや雑なドラマに比して撮影技術と照明効果が研ぎ澄まされた映像がとにかく美しい。これをスクリーンで観れなかったのは痛恨。ほんの20年前は香港映画といえばプリントが劣悪で映像が汚いのが玉に瑕でしたがそんな時代は完全に過去のものになったなと痛感しました。
あとマイク・タイソンのゲスト出演は白眉。未だ衰えぬ鋭いパンチが醸す殺気には鳥肌立ちます。
詠春拳武館をブルース・リーが継承する話ではなかった。
前作『イップ・マン 葉問』のラストで少年期の李小龍=ブルース・リーが登場するのですが、今3作目では冒頭で見事に繋げている。「大人になったら来なさいと言われたから来た」と素直に語る李小龍。詠春拳武館入門断られたかと思い、そそくさと帰って行く。後半には再び登場して、イップ・マンにダンスを教えるというエピソードも・・・
1959年の香港は好景気に沸いていたものの、悪徳不動産屋による地上げが行われてもいるなどと不安定な状況。不動産王フランク(マイク・タイソン)の部下たちは、イップの息子チンが通う小学校の土地を買おうと脅しや放火や実力行使と悪行三昧。何度となく襲い掛かる悪党をイップ・マンと、同じく小学生フォンの父親チョン・ティンチ(マックス・チャン)が協力して返り討ちにする。このチョンはイップと同じ詠春拳の使い手であり、師匠の師匠が同一である、いとこ弟子といったところ。
フランクは警察署長とも繋がっていて、犯罪にはなかなか警察が出動しない。一人気を吐いていたのはポー刑事だけだった。やがて悪行マックスとなり、ついには小学生を数人誘拐して、土地を売らなければこいつらを売り飛ばすぞ!と脅迫してくるのです。たまたまイップとチョンの息子たちも誘拐されたので、もう怒りの方もマックス。そして、この造船所における戦いが凄まじい。相手は100人以上か、勝てるのか?とも思うのだが、カンフーでの100人切りは驚きと興奮、見事な戦いだ。警察が頼りにならない時には新聞記者を使うってところも前作を踏襲している。
その後にはマイク・タイソンとの3分間マッチが待ち受ける。物足りない気もするが、既に新聞記事にもなっており、「3分間耐えたら見逃してやる」という強者の余裕なのかもしれない。こうして一件落着かと思いきや、次はチョンとの戦いだ。チョンは自分の詠春拳が正統派と主張し、香港武術界の掟通りに次々と他流派の師範を倒してゆく。最終的にイップを倒せば武館を開けるのだが・・・その頃、イップの妻ウィンシン(リン・ホン)がガンに侵されていることが判明し、妻との時間を大切にするイップは試合を無視するのだった・・・
“継承”というサブタイトルはもしかして・・・と、良からぬ想像もしてみた。しかし、妻ウィンシンはこっそりチョン宛の挑戦状を送っていたのだ。やはりイップ・マンは戦いあってこそ。人格者としても尊敬に値するが、強いからこそ讃えられたのだろう。泣けること間違いなし!
そろそろマンネリか
シリーズ通してアクションの質は高く維持されているが、印象に残るようなシーンはあまり無いように思う。
史実から離れすぎるのは良くないが今回は奥さんの話以外にドラマチックなものはない。ブルースリーとの関係性は次回にお預けなのか。
集大成
三作品の中で1番好きだった
カンフーは相変わらずかっこいいし
戦う人数が作品を重ねるごとに多くなっていく
家族愛を多く入れたのが良かった
感動しました
4も公開するみたいだし、3作品一気に見れてしまうのでおススメです
エレベーターのシーン好きだったなぁ
ドニー兄貴の当たり役
イップマン三部作 最終章ってことになるのかな?
「~最終章」?で別の人が演じてたので、ドニー兄貴のイップマンは終わりなのかなと諦めてただけに嬉しい。
敵のボスは別にタイソンである必要は感じないけど、それでもヘビー級チャンピオンvsイップマンの対戦は燃える。
奥さんとのダンスシーンは、本作の名場面だった。
イップ・マン 継承
ブルース・リーにとっての唯一の師匠として知られる中国武術“詠春拳”の達人、
イップ・マンを主人公に描くカンフー・アクション・シリーズの第3弾。
愛する妻子と町を守るため、凶悪な不動産王に立ち向かうイップ・マンの活躍を描く。
冒頭で若き日のブルース・リーが登場してました。
イップマンは、
大勢との大立ち回りや、
VSボクシング、
VSムエタイ、
VS詠春拳と、
アクションが満載。
中でも、
エレベーター内で妻を守りながらムエタイとの戦いが好きでした。
ムエタイの敵演じるサルート・カーンウィライは、
「バトルヒート」でトニー・ジャーのスタントやってたみたいで、
どおりでトニー・ジャーに少し似てると思いました。
マイク・タイソンはボスキャラでなく特別出演的な位置付けでした。
イップマンとの対決も3分間だけで消化不良ぎみ。
それでもラストの、
棒術、
刀術、
徒手と続くマックス・チャンとの詠春拳同士の戦いは見応えありました。
アクション以外で、
ずっとイップ・マンを支えていた奥さんとの描写が丁寧に描かれているのも良かった。
シリーズ最高傑作!!!
まさかまさかの愛の物語。泣けました。傑作です!
ドニー兄貴のカンフーアクションは、今作も強くて美しく惚れ惚れします。様々な空間を上手く使ったアクションに感心しましたが、一番好きなのはエレベーターの中での闘いとスマートに降りてきて奥様を連れ帰るシーン。あの狭さの中でのカンフーって初めて見た気がします。大人のカンフードラマでした。
イップマン継承
このシリーズ3作には、外れが無い。十分楽しめた。アクション、演出もよく、音楽(日本人監督)もよかった。しいて言えばブルスリー役の出演シーンに意味がなかったが・・・まぁとにかく見て損は無い。なぜこのシリーズが、民放ゴールデンの映画枠で放送されないのか不思議だ。
『武術』よりも『愛』
期待どうりの面白さ。
マイクタイソンとの戦い。
1対11のとこも良かった。
アクションは前作と変わらずしっかりと面白かった。
イップマンがやりたかったのは、武術よりも妻に対する愛だった。
後半は泣かせにきてた。
本当に面白い作品です。
続編待ってます。
イップマンが言う一言一言に名言があってよかったです。
序章、葉門に勝る作品でした。
シリーズ3作目1959年香港
前2作がフィルム上映だったのでDCP(デジタルシネマパッケージ)はクリア。どちらもいい感じ。
マイクタイソンが中ボス扱い。でも動きのキレとスピード、迫力が予想以上でビックリ。デンプシー・ロールまで披露。
クライマックスは詠春拳vs詠春拳。棒術、刀術、体術。寸勁1インチパンチを初めて披露。
奥さんとのシーンが泣かせる。ヒップライン。
3作連続して、しかも大きなスクリーンで堪能出来てとても良かった。
伝えたかったのは技ではなく心
このシリーズは始めて見たので、妻との繋がりを知っていたら、もっと心に残る映画になっていたと思う。
この映画、話は単純で、小学校を悪徳不動産屋から守るというものだが、香港の実情や師弟の関係、そして最愛の妻との繋がりなど、様々な始めを盛り込んでいる。
もちろん、イップマンのカンフーは気品溢れ流れるような美しいもので綺麗だった。
またタイソンとの異業種格闘は、タイソンのパワーとイップマンのスピードの戦いで、興奮して見ていた。
そしてなにより心に残ったは、正統者を決める試合の同時間、妻のために慣れないダンスを踊っているシーン。
妻への後ろめたさもあると思うけど、誰が考えても、優先度ははっきりしている。
それをイップマンは、妻との時間を選んだ。
今自分にとって一番大事なことを躊躇なく選んでいる。
大事なことは形ではなく心だと、この映画はまた教えてくれた。
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