「画面から漂う獣の臭いに嫌悪感」ワイルド わたしの中の獣 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
画面から漂う獣の臭いに嫌悪感
古来日本でも、たとえば狐に憑かれたとか、いわゆる「気が触れた」怪奇話はある。この映画も、見方によってはそんな類だ。僕が感じるのは、人と狼の愛でもなければ、野生に還る純真さでもない。思考を捨てて感情のままに生き、生肉を食らいつき、ところ構わず脱糞するような、理性の放棄でしかない。
この女優がスレンダーな裸体を晒すからせいぜい鑑賞に堪えれるのだ。だらしのない体型の汚ギャルが、まったく同じ演技をしたらどうだ?吐き気さえもよおし、とても気持ち悪くて見ていられないはず。
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