ホームレス ニューヨークと寝た男のレビュー・感想・評価
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NYという街のファンタジー
きっと半分ぐらいフェイクだと思う。
そして半分ぐらいが真実だと思う。
NYという街に潜む自由という名の罪深さと残酷さをドキュメンタリーというレトリックを用いて巧みに描くイマ風のスタイリッシュなフィルム。
握手会でマークレイと少し話した。
とてもインテリで繊細でナイスガイだった。
この映画がもしかしたら彼にとって人生最大の山場かもしれないけど、もっと面白いことがあったら是非続編で伝えて欲しいと思ったほど、このファンタジーに吸い込まれてしまったのだ。◎
よほどのスーパーモデルがオシャレなポリシーを持ってホームレスなのか...
よほどのスーパーモデルがオシャレなポリシーを持ってホームレスなのかと思いきや、なんとタダの痛いまま大人になったおっさんだった。才能もなく頭もあまりよろしくなく、モデルとしても半端だったんだろうな…。
とりあえずテキトーにどんなふうに生きてもいいんだ、ということかな?
HOMELESSではなくHOMME LESSの話
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ホームレスというより、原題のとおり「HOMME LESS」、つまり“持ってない男”の話である。
家なし、定職なし、恋人なしの五十路男のドキュメンタリー。
ホームレスという言葉に縛られると、この作品の理解を狭めてしまうと思う。
見終わった直後は、テキトーに女の子に声をかけ、時にはハッタリもどきの嘘もつき、なんだかいけ好かないオヤジの話だと思ったが、人生の折り返しを過ぎてこういう行き方を選択してるのは、マンハッタンを「愛している」からなんだろうか、と考えてしまった。
にしても、酷寒のニューヨークの冬を屋外で寝るなんて、体力がすごい。
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