ホームレス ニューヨークと寝た男のレビュー・感想・評価
全5件を表示
イケメン親父でホームレス
ジムに通って身体を絞っているけど家が無いからジムのシャワーで身体を洗う。
PCはあるけど、ネット環境が無いから喫茶店の無料Wi-Fiを利用している。
モデルになる夢を持って都会に出るもアパートを借りる事ができないから、廃アパートの屋上のスペースをビニールシートを屋根にして寝ている。そんな日常をカメラは追い続ける。金は無くとも何とかなるもんです。
映画の終盤で泣くシーンがあるんだけど、昔の小池一夫の劇画みたいに「 ぶわっぁ 」 って大粒の涙を流して泣くんですよ。こういう所が女性の母性本能をくすぐるんでしょうな。
こんだけイケメンでも苦しい生活をおくっているのを見れば、どんだけ底辺でも屋根があれば幸せかと再確認できる映画。ちょーお勧めです。
音楽がおしゃれ。
音楽と風景がおしゃれだった。
家を持たないでいることの、気楽さと不安を両方知ることができた。
予告編で見た、屋上の特等席から、ビール片手に花火を眺めるのは羨ましい光景だと思ったが、
「いつも緊張している」という言葉の通り、
嫌なドキドキ感がいつもつきまとっているのだろうと思った。
仕事で、南アフリカに行かないかという誘いの場面で、
家がないからこそ、そういったフットワークの軽さがいかせる。
また、年を重ねると、ああいう生活は不安だろうと思う。
しがらみのない生活に憧れはするが、
あそこまでする勇気はないなぁ…。
観て、ちょっと幻滅・・・
かなり型破りな、それでいてファッショブルな映画と
思ってましたが・・・
数ドルで良いので送ってほしいとか、やっぱり生活できていないだけ?
ってかんじですか?
あれだけ才能があるようでもマンハッタンではやってけないのか。
一緒にするなと言われても
ご本人の舞台挨拶付きの会で鑑賞しました。
ほぼホームビデオと同程度の機材で作成したとのことですが
そこは絵になる街ニューヨーク、お洒落な映像と音楽で楽しく観れました。
作中でも舞台挨拶でもご本人はホームレスと言われると惨めで汚い人と一緒にされるみたいで抵抗がある、と語っていました。
自分がホームレスでも、かっこ悪いホームレスに優しくできないところに、「カッコイイ」自分を維持する苦しさと可笑しさを見た気がしました。
HOMELESSではなくHOMME LESSの話
ホームレスというより、原題のとおり「HOMME LESS」、つまり“持ってない男”の話である。
家なし、定職なし、恋人なしの五十路男のドキュメンタリー。
ホームレスという言葉に縛られると、この作品の理解を狭めてしまうと思う。
見終わった直後は、テキトーに女の子に声をかけ、時にはハッタリもどきの嘘もつき、なんだかいけ好かないオヤジの話だと思ったが、人生の折り返しを過ぎてこういう行き方を選択してるのは、マンハッタンを「愛している」からなんだろうか、と考えてしまった。
にしても、酷寒のニューヨークの冬を屋外で寝るなんて、体力がすごい。
全5件を表示