「原作をなぞっているだけのダメ映画」ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 サケビオースさんの映画レビュー(感想・評価)
原作をなぞっているだけのダメ映画
期待ハズレでした。まぁ、三池崇史監督は『当たりハズレが激しい監督』という印象なので、その悪い方の結果になっただけのこと、ではありますが。
●良かったトコロ
・伊勢谷友介(空条承太郎)の漢らしさ&佇まい。
本作で、一番ジョジョっぽいと思いました。冗談ではなく、カッコイイ『ジョジョ立ち』になっている。
●悪かったトコロ
・スタンドが魅力的じゃない!
『ジョジョ』の最大の魅力であるスタンドが、魅力的に描かれていない。もっと「何?今の能力は⁉︎」というカンジを引っ張らないと興奮に欠ける。
・原作に近づけようとしすぎ!
億泰の顔とか、原作に近づけようとした結果、縦の線があって不自然。
あと、劇中の服装の違和感がはんぱない。ジョジョといえば学ランなのはわかるけど、それなら設定を90年代風にしてくれないと、学ランじゃあ浮いてしまう。もう、コスプレしてる人にしか見えない。
バーフバリを見た後だと、本作『ジョジョ』の物足りなさが際立ってしまった。残念。
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