「頑張ってた」ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 ガブさんの映画レビュー(感想・評価)
頑張ってた
ジョジョは小さい頃から読んでいてジョジョ展に行ったり全巻漫画を揃えたり思い入れのある作品です。
ジョジョの魅力はキャラクターだったりファッションやスタンド能力。
やっぱり荒木先生の発想力に脱帽という点が一番大きいかな。
今回は、その実写化という事で、、、
実写化は色々批判されることも多いですが、はじめて予告を観た時の私の感想はキャラクターをかなり似せてきてるなと。
これなら、なかなかいい出来なんではないかと密かに期待してました。
実際に観てみましたが、なかなか良かったですね!
ジョジョは長い歴史がある大河ドラマなので色んな舞台がありますが、やっぱり横文字の名前を日本人が演じるのは無理があると思います。
なので日本という舞台が描かれた第四部、杜王町を実写化に選んだのは良かったと思います。
キャラクターは予告を観た時から思ってた通り、漫画にかなり似せて来ていて仗助がキレるとこだったり億泰の喋り方だったり細かなキャラクターの表情も頑張って似せようとしてる熱意が伝わってきて、それぞれの役者さんがキャラクターに想いを込めて演じてるんだろうなと感じました。
特に良かったのが真剣佑くんですね。
彼は「ちはやふる」をみてから好きな役者さんですけど好青年も演じられてこういう役も見事に演じていて見応えある役者さんですね。
撮影場所は日本ではないと思うのですが街並みや標識など背景もジョジョ感がしっかりと再現されていたように思います。
本当に漫画が飛び出した感じがあってロケ地選びとかも苦労したんじゃないかと思いましたね。
スタンドはCGで描かれていましたが出現も消え方もアクションも申し分なかったです。
物語の大筋は原作通りでしたが少しショートカットされている部分もあったりと、映画なので、ある程度の改変はあるだろうなと思ってましたが、そこまで変わってなかったので安心しました。
個人的にはいいまとめかたをしているなと思ってますが今後に期待したいですね。
原作とは少し違う様なので今後どいう展開が待っているのかわからないですが個人的に端折って欲しくないのは康一が由花子の顔を選ぶ話ですね。
この話は第四部で一番好きな話なので削って欲しくないな。
評価がよければ続編があるようですが荒木先生も好評価ということですし、このクオリティなら杜王町編を最後まで描き切って欲しいです。