「演出、脚本がよろしくない」ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 knさんの映画レビュー(感想・評価)
演出、脚本がよろしくない
一応鑑賞。悪くはないとの事前情報だったが、自分的には退屈だった。
・良い点
スタンドCGはかっこよくてよかった。ガラス細工のようなクレイジーダイヤモンドは綺麗だった。スタプラも無難な感じで良し。バッドカンパニーも基本良かったが、光の当たり方に手抜き?ぽさを感じる箇所があった。
おじいちゃんである東方良平の人となりが原作より掘り下げられてて良いなと思った。じいちゃんの死が仗助の決意、覚悟に繋がる感じがよく表現されてたと思う。
俳優陣の演技が意外と良かった。役に合ってる人合ってない人それぞれ思う人がいるが、みんな演技みると良い感じ。特に億泰はそれっぽさ出てて凄えと思った。
・悪い点
ほぼ上記以外全て。まず俳優陣の演技は良かったが、演出の仕方( 監督のディレクション? )が自分には合わなかった。やけに間延びした会話がテンポ悪すぎて退屈した。
あと杜王町について。冒頭で康一くんがチャリ登校するところで風景がでてくるが、どう見ても海外。どう見てもおしゃれなヨーロッパあたり。流石によろしくないと思った。東方家の食事シーンでみんなナイフとフォーク使ってんの違和感バリバリ。
あとはやっぱり原作改変の設定。実写化にあたり再編集せざるを得ないところはあるのかもしれない。でもそれをせざるを得ないなら実写化しなけりゃ良いのに。これについては多すぎるので個々の説明は割愛。原作ファン敵に回すだけだと思った。
かといって初めてみる人にも不親切。急にジョセフだなんだでてくるし、スタンドも「悪霊のようなもの」としか説明されない。ちょっと説明不足すぎない?スタンドが最大の特徴とも言えると思うのに。虹村父のバケモノ姿に関しても一切説明無し。新規の客は完全置いてきぼりだろうな。
雑な吉良邸紹介もよくないと思った。
タイトル画面で第1章をかなり大げさに推していたが第2章、果たして制作できるんですかね・・・