退屈な日々にさようならをのレビュー・感想・評価
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退屈しない2時間20分に感謝を。
視点が切り替わるタイプの群像ドラマで、コメディーと不条理ホラーの味付けもほどよく、といったところ。人間関係や話の展開には若干無理矢理な偶然もあるが、ストーリーテリングのうまさに心地よく連れて行かれる。
青春、映画作り、震災の行方不明者と残された家族、同性愛者の生きづらさ、身近な人を失うこと。さまざまな要素が織り込まれているので、観る人によってまた違った感じ方、楽しみ方ができそうだ。2時間20分の長尺だが、最後まで面白く観賞できた。
人物(たち)の行動の動機がよくわからない場面もいくつかあるが、わかりやすく説明しようとせず、解釈を委ねる姿勢に好感が持てる。「無音」の使い方も効果的で、ハッとさせられるシーンがあった。
生死を知らないこと
死んだという事実を知らないことは、その人にとって生きているということ。
死んだ事実を知らされることで、前に進むこともできるのかもしれない。舞台が福島であるから、震災での行方不明者にもかけているのか。
いずれにしても、人の心の中で生きるとはどういうことなのか考えさせられる。
シュールなギミックの果てにある今泉ワールドのこんにちは
随分前に観たが書く気力が湧かず、ようやく。心の保湿にこの映画を求めていたのだろう。
形を問わず、囚われず、ただ。そんな愛の実験。シュールながら各シーンには核付く会話にハッとする。
この後の今泉作品には無い産毛の様な丸みがあるのもまた良い。
面白いけどイライラする映画。
こういった映画の監督って、作品全体をしっかりと支配下に置いて構想通りの作品が出来ているのだろうか?とにかく映画全体がとても不安定な印象、パートによって全く異なるジャンルの映画が調和しないで並列している様で非常にイライラ させられた。
でも、登場人物達は非常に魅力的に作られていて、あの幼く寒い映画監督も微笑ましく感じたし、毒殺娘もとても魅力的でした。
うーん、何だろうこの居心地の悪さは?良い映画を観たとは、とても感じませんでした。
最後に上映時間が長い!正直、早く終われ!と願ってしまいました。
エッセイ集の様な映画
それぞれの日常を綴った作品、頭っから今泉ぽさが全開です。
それと電話の「今泉太郎です」には笑いしかなかったwww
ただ、すごく引いた目線で色々な人物の物語が点在するので、あまり残るものが無かった感じでしょうか。
ただ、そこはあえて狙った作りだったんだと思います。
小さな一つ一つが集まった、エッセイ集の様な映画でした。
退屈な映画にさようならを
まずは、映画のテンポ。監督のリズムが非常に反映されているまったり、ワークショップの俳優さんとだから、じっくり時間かけて作れる利点を生かして芝居をじっくり見せているのだが、演技自体がまったり見れるレベルではないので、まずここで心が折れそうになる。編集、これもマッタリしている。上手いなあ〜というのをずっと繰り返し見せられてる感じがキツイ。シネフィル向きの映画のを作っているのだろうが、役者陣の演技がキツイのでそれを見せられてもキツイ。
ヴィレッジヴァンガードで流れてるボサノバの音楽みたく。サラーと流れている感じ。
脚本、日常の会話に近しい形をとってるんだがそこまでひつこく捉える必要はないと思います。まあお金いただいて撮影してるわけだから、其々を見せなきゃいけないのだろう…あと現場で結構直してるんだろうあ〜と。キツイ
音楽、ゆる〜い感じで映画には非常にあってました
映画としてどうかというと
回収しきれてないだろとか、ありえないだろとか、つつきたいならいくらでも出てくるでしょうね。
私は映画詳しくないし難しく考えるの苦手なのでスクリーンに映った映像を観てました。飽きたら寝ちゃいます。この作品は飽きなかった。どうなるんだろう?あ、あれとこれが時間つながってたのかー、この歌いいな、??あいつらどこ行ったんだ?、、みたいによくわかってないとこもあるけど、「最初から最後まで目が離せなかった。」←これが一番。映画ってそれだと思う。
私はこの作品で退屈しなかった
まったりを過ぎてダラダラ
シーンが多いうえに一つ一つのシーンがムダに長くて説明があまりにも多い為、テンポが悪過ぎてシュールなシーンの妙が引っ掛からないし笑える場面も笑えないし、内容の割に作品全体も長過ぎて嫌になってくる。
ストーリーとか繋がりのユニークさは面白いけれど、100分以内に収まる様にしても充分まったりとした空気は出せるんじゃないかと勿体なく感じた。
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