英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2016/17 ロイヤル・バレエ「真夏の夜の夢/シンフォニック・ヴァリエーションズ/マルグリットとアルマン」
劇場公開日 2017年9月1日
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英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2016/17 ロイヤル・バレエ「真夏の夜の夢/シンフォニック・ヴァリエーションズ/マルグリットとアルマン」のレビュー・感想・評価
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盛りだくさんだった
真夏の夜の夢
プロにこんな事を言うのは失礼かも知れないけれど、オベロンとパックが物凄く踊りが上手くて圧倒された。立っても回っても美しい。選ばれた人っているんだなーって感じ。ティターニアの高田茜は軽やかで正に妖精。若々しいのでオベロンとの喧嘩は新妻に振り回される新婚夫婦って感じで可愛かった。
シンフォニック・ヴァリエーションズ
途中までは新体操みたいだなと見てたら、音楽が明るくなる辺りから急にダンスさを出してくる。演出が昔風な感じがする。
マルグリットとアルマン
今回見た三つの中で一番好き。マルグリット役の人の引退公演。ダンスが素晴らしいのは言うまでもなく、その上で演技が凄かった。恋に落ちた幸せな2人、マルグリットが捧げた無償の物に値段を付けられた悲しみ、死の床でなお失わないアルマンへの愛。全てが胸に迫った。今まで知らなかったけど、素晴らしいダンサーがこの世に居たんだなぁ。もっと見たいけど、せめて最後に見れてよかった。引退する人はお別れにバレエ団の人から花束を渡されるんですね。いつまでも花束が観客席から投げ込まれて、バレエ団からも観客からも愛されて、幸せな引退だなと思った。
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