「剣、道」武曲 MUKOKU U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
剣、道
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剣道にまつわる話しだった。
殺人の手法でありながら活人の役割も果たす武道というものの共通項なのだろうか?
その相反する理念が共存し交わる様を映画にしたような作品。
そのコントラストがとても明確に対峙する2人に反映されてた。
役者陣は錚々たる顔ぶれである。
悟りと修羅と。
鬼と剣士を。
特筆すべきは村上虹郎君である。
なんと凛とした佇まいであろうか…。
狂気を孕む綾野氏を前に一歩も引かなかった。彼のキャリアを考えるととてつもない才能のようにも思える。
物語どおこうよりも、村上x綾野に魅入る。
この題材とこの監督に出会えた事は、至福であったのではないかと思える。
それほどまでに、2人の没入感が凄かった。
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