「破天荒なラブコメ?」ブルーム・オブ・イエスタディ マリエルさんの映画レビュー(感想・評価)
破天荒なラブコメ?
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ちょっと難しくてよくわからなかったんです。
特に女性のほうのキャラクターが捉えがたくて。
フランスから来た研修生のザジ(ユダヤ系)はバルティとは不倫の仲。彼女は、よくミドルネームは「〜よ」などと言います。嘘もつくし自殺未遂癖もある複雑なキャラクターです。
一方、トトは(たぶん)6年くらい前から不能なため、妻の浮気を条件付きで認めている。子どもは養子。フランスとかだったら離婚じゃないかと思うんですけど。この人の心理はまあ何となく分かる。すぐ怒る人だけど。
そんな二人の祖父と祖母は、ラトビアのギムナジウムの同級生。
〇〇〇〇の子どもの時の写真が可愛いとか、ポーランドねたなど面白い?けど日本人である私にはすぐにはぴんとこないものも多く。
セックスができない理由にエイズを挙げたり、とにかく驚かされまくり。こういうのもユーモアの一種なんですかね。
トトの兄が服役しているのも何でなのか私にはちょっとわからなかったです。
でもこれはバルティ、トト、ザジの三角関係の話だったんですね。バルティが意外と重要な役で。
ラストのシーン、ザジの子どもの父はトトでした。結ばれそうで上手く行かなかった二人。でもウィットに富む会話や、ペンキをかぶるシーン、排卵の音が聴こえたというところなど、光る場面があちこちに見られました。
犬のガンジーが怪我をしてなくて良かったです。
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