浮き草たちのレビュー・感想・評価
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脚本、カメラワーク、演技◎。そこここがキラっと光る、掘り出し物。
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カラム・ターナー目的でしたが、最初、ポーランド系の家の戸棚に並ぶ瓶詰のピクルスから、お?と引き込まれる画。
ハンディカムっぽい映像は主人公の浮遊感や疾走感をかもしつつ、アップの長撮りや郊外のロードシーン、駅の広大さも丁寧に追い、緩急が心地よいです。
脚本も、主人公二人が使うようなシンプルなボキャブラリーで、真理をつくせりふがそこここにあり、またせりふや場面の伏線もそこここに。
コンパクトにまとめている分。捨てどころなしです。
カラム・ターナーの受けの芝居がうまく、いい役者さんだなと感心しました。
アラン・レオン監督、追ってみたくなりました。
頗る良いヤツ
見た目の雰囲気から追って観ていてもイイ人感が出過ぎな主人公に好感が持ててヒロインの娘も可愛くてナイスカップルな印象。
そんなイイ奴が映画「グリーンルーム 」での劇中ハードコア・パンクバンド「エイント・ライツ」のボーカルだったのには驚いた。
物語のオチはお決まりのパターンって感じだが二人の道中、興味の持続力は損なわずに。
二人を観ているだけで楽しく鑑賞できる。
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