「女ってば。。。」ブラック・ファイル 野心の代償 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
女ってば。。。
弁護士が主人公ということで、法廷で丁々発止の攻防があるのかと思ったが、そういう類いの映画ではなかった。
あるでかい製薬会社が非合法に薬を売りつけている証拠を、いまはその製薬会社のCEOとつきあっている元カノからゲットする野心満々の若き弁護士ベン(ジョシュ・ディアメル)。
だが、彼はいいようのない深みに、どんどんとはまっていく。
アル・パチーノ、アンソニー・ホプキンスの共演は魅力的だが、敵対する役柄だけに同じシーンに登場するのがひとつしかないのがなんとも残念であった。
だが、彼らより僕の目をひいたのはアリス・イブである。微妙な役柄を的確に演じていた。
シンタロウ・シモサワ監督は、名前からして日系のようだが、こちらも的確な演出で、どうころんでいくかわからない物語を紡いでいた。次回作に期待大である。
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