「事前情報や先入観について考えさせられる」羊の木 のみさんの映画レビュー(感想・評価)
事前情報や先入観について考えさせられる
色眼鏡ってこういうことなんだなと考えさせられる作品だった。間や効果音がかなり語るのが、私が思う「吉田大八監督らしさ」。今回も発揮されていた。
「いろんな受刑者」「いろんな受け入れ側」を描くために複数の受刑者役を登場させたのだと思うけれど、消化不良に感じるところが多かった。
一方、最後まで観る側にわずかな期待(願い)を抱かせる脚本は凄いなと思った。
冒頭のシーンで「魚深市ってアクセスの選択肢が豊富な街じゃん」と思ったのは、富山県出身者ならではの感想かも?と思う。
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