サクラダリセット 後篇のレビュー・感想・評価
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う〜む
能力者が多数存在するサクラダという街で、当局に従い行動する、見たり聞いたりすることを全て記憶する男子高校生と、時間を3日巻き戻せる女子高校生の話。
自分はこのライトノベル原作の話自体があまりハマらない。能力が多く、その組み合わせで解決する方向性があまり俺にはハマらなかったのかも。この話、多分、無理があるというか、成り立たない気がしてしまう。いろいろ都合のいい感じというのかな。
でも「このライトノベルがすごい大賞」9位だから、成り立ってるのに、俺が誤解しているのだろうな。
黒島さん(結菜)と平さん(祐奈)を、キーマンに配した勇気にまず、尊敬。
黒島さんは、基本的に無表情なこのキャラクターにはあっていたので、推してる身としてはちょっと嬉しい。
平さんは、正直まだ早すぎた感かな。
若い時に観たかった映画だ。
おまけ
黒島さん(結菜)の出来としては、かなり、いい。ぜひ、こういう役に当てて。
おまけ2
俺の場合、配信で鑑賞した場合のスコアは、映画館鑑賞に比べて、低い方(3以下)がより低くなる傾向がありそう。
ミッチーの顔芸が素晴らしい
「浅井ケイには手を出すな!」と管理局内の対策室室長・浦地が指令を出す。そして咲良田市から能力すべてを消し去ろうとしている計画を知る浅井達高校生。前篇では蘇った相麻菫が自分を再生することはわかっていたという。さらに彼女は前と同じスミレではなくアンドロイドだと告白したため困惑する浅井だったが・・・
リセットとセーブ、そしてコピー等という能力を使ったチームプレイと管理局の複雑な能力との対峙。中でも加賀谷のロックと解除が絶妙だった。かなり面倒くさい能力のやりとりや、だまし騙されるといった展開は頭を混乱させてくれる。一発で理解しろというのも無理があるが、結末から推測できるので、よしとしよう。
序盤には暴走した能力によって大規模な崩壊のシーンも見られたので、これで楽しめるかな?と思ったのですが、結局は能力の論理的対決にとどまってしまった。しかも、子供たちの回顧シーンがあったため、誰なのか全くわからない。これがややこしくしていたのだろう。意外な人物の過去だとわかり、なるほどなぁ~と思ったけど、かなり作者によるずるいプロットだと感じた。
まぁ、緊迫感はないし、大きな事件もおざなりになっているし、登場キャラに対していかに感情移入できるかどうかが評価の分かれ目。結局は恋愛模様による影響が大きかったし、街の中だけの物語なのでスケールも小さい。独裁者がどうのこうのという議論もあったが、おっさん的意見としてはこんな能力なんて妄想だけにとどめておきたいものだ・・・
結論 何かしらの能力欲しい
みんなエスパーだよ→SPEC(ドラマ再放送)→サクラダリセット前篇→サクラダリセット後篇
超能力月間でした。
SPECでは指パッチンで時を止めるけど、サクラダリセットでは指パッチンで時を巻き戻す。
まあ、そんなことはどうでもいいのです。
前篇に引き続きの鑑賞です。
正直、前篇だけで良かった気がします。
どうやら能力が前篇後篇跨いで使われており、全て繋がっていたようなのですが、相変わらずリセットされただの、時がどうだのと設定が難しく、理解が追いつきませんでした。
前篇はまだ分かりやすかったですが、後篇は咲良田の能力をかけた話でさらに難解になり、さっぱり。
もう一度観たら、分かる部分が増えるかもしれません。
ヒロインも春埼美空から相麻菫に移り、岡絵里の登場も少なくなっているのが残念です。
後篇でだいぶ詰め込んだ感じで、いきなり能力が一掃されたり、加賀谷を簡単に説得できたりと、かなり駆け足でした。
前篇でも完結とまでは行かないまでも、一応終われたと思うので、2部に分けて後半に無理矢理詰め込んだのは勿体無かった。
ストーリーはしっかりしていたので、もっと丁寧に描けば、後篇だけでも十分面白かったと思います。
咲良田の未来をかけた、 最後の聖戦がはじまる――
さすが!前編を上回るおもしろさ!
前編より見応えあったと個人的感想
前編で置いてけぼりになり、後編を見るのに気合がいるかと思っていましたが、あっという間でした。
テンポよく展開した内容です。
SFというかシュールリアリズムは理解しながら見ようとすると迷宮に入るし、軽く観ると内容が入って残らない。
なかなか見る側にレベルを求められる気がします。
古くはうる星やつらの映画編にみる高橋留美子のルミックワールドがそうだし、最近では涼宮ハルヒシリーズもそうだろう。(どちらも私の大絶賛作品です)
後編は平祐奈さんがメインでしたね。
この姉妹はホントに綺麗な顔立ちしてますね。
あ、それより演技。
イイ声、アニメの声優もありですな。
全体的な演技は舞台女優のトーンで、映画とは違うような。
ま、これが目立って逆に良かったと思います。
謎解きしっかり見たいなら、何回か鑑賞しないと無理ですね。
やっぱりアニメで見てみます。
超能力が使えたら…。
青春SF映画
セリフなしで観ただけで理解できる内容ではないが、全部言ってしまって...
よくわからないけど、ハッピーエンド
前篇の方が良かった!!
話が大きくなる割にスケールが小さいので、もはや観念の遊びを楽しめるかどうかの映画だと思います。前篇には劣りますが没入感は維持していると思います。前篇ラストで蘇った人物が強大なパワーを行使するのを期待しましたが、初めから全くやる気が無くて酷いです。後篇は平祐奈とミッチーがいて野村周平の存在感がますます薄くなっていると思います。ミッチーは何を演じても神戸君なので、キャスト欄に名前を見ただけでキツいです。黒島結菜は前篇と変わらず控えめなキャラクターが可愛かったです。
想像以上に規模も小さい
日本はコンテンツの宝庫
?????
原作未読。名画座前後編セットで鑑賞。
物語の説明不足が気になって仕方なかった。特に管理局の存在意義。物語の冒頭にでも悪いやつをやっつけるなど、管理局の存在意義がないまま話が進むので、わかりづらい。ミッチーが能力を消そうとして、それに職員が協力しているけど、能力が消えたら(=管理対象がなくなったら)彼らは意味なし=無職になるということがわかって協力しているのかね?ミッチーが暴走する前に、労働組合との協議シーンがあったり、能力削除反対派との抗争シーンとかちょろっといれてくれれば。(未来視ができない状況では管理が困難になるため消去します的な決議シーンを)
個人対組織をやる上で、組織が組織として運営、システム化されていることを示すことは大前提だと思う。
途中、背景にヤマダ電機が映った時に思ったのだが、境界から出たら能力を忘れるが、ネットや電話で外部に情報を持ち出すことは不可能なのか?
前後編合わせての感想としては、もう少し色々説明してくれるとよかった。能力や設定については面白い。演技については普通かやや下。能力の演出が使い慣れたやっすいCGな感じで、もっとスタイリッシュにかっこよければ。
小説的な内容に賛否はあるか。前知識必須の青春ミステリー!!
【賛否両論チェック】
賛:能力を消し去ろうとする権力者と、それに抗おうとする主人公の戦いに、不思議とハラハラさせられる。主人公を取り巻く静かな恋模様にも、切なさが残る。
否:前作の知識は必須。そもそもの設定がかなり強引なほか、セリフ等もかなり小説チックなので、好き嫌いは分かれそう。
一応冒頭であらすじは説明してくれますが、前編で出てきた登場人物や事件がかなり重要になってくるので、やはり前作の知識は必須です。能力者同士の対立が鮮明に出ていた前編とは打って変わって、今回は能力者を排除しようとする権力者と、そのやり方に異を唱える主人公とのにらみ合いの構図が、静かな中にも緊張感たっぷりに描かれていきます。
そしてもう1つ、どこまでも真っ直ぐなケイに心惹かれる美空や、死んでからもずっとケイの心に残り続けていた菫と、ケイを取り巻く複雑な淡い恋模様も、甘酸っぱさ満点で魅力的です。
その一方で、設定や展開、セリフの言い回しなんかはかなり小説チックで、好き嫌いは分かれそうなところです。特にラストの「カルネアデスの板」に関する禅問答のようなシーンは、かなり難解というか説教臭い感じで、賛否もありそうです。
とはいうものの、意表を突くケイの作戦には驚かされます。難しくも儚い青春ミステリーを、是非ご覧になってみて下さい。
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