アシュラのレビュー・感想・評価
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韓国映画はすごい。
韓国映画はまったく緩んでいない。そんなことを感じさせる1本であった。
それでも、先日観た「哭声 コクソン」には及ばない。
韓国のある市の市長は利権を一人占めしているような状態で、汚れたことでもなんでもする独裁的な男であった。
その男に検察は挑んでいくのだが、ひとりの刑事を利用しようとする。
市長に扮したファン・ジョンミンが素晴らしい。完全な悪者で同情を差し挟む余地がない。悪役が光ってこそのアクション映画である。
利用される刑事のチョン・ウソンは少しわりを食った感じである。
キム・ソンス監督の演出がもう少しテンポのあるものだったら言うことなしだった。それが少し惜しまれる。
ファン・ジョンミンと検事をやっていたクァク・ドウォンは「哭声 コクソン」にも出演していたが、まったく違う役柄で、ふたりの力量を目のあたりにした。
相変わらずのパワー
あの国の 怨 のパワーを感じる怪作。ホント嫌な社会だけど、感情移入させてしまう役者の演技も凄い。ラストは賛否あるようだけど、韓国映画の幕の引き方はあれしかないと思う。
雰囲気もよかった。日本映画も早く追いついてほしいものだ。お嬢さん、コクソンと立て続けに見たがこれがなんだか1番好きになった。主人公の気持ちがわかるからかな。
今年ベスト級!
子悪人と中悪人と大悪人との間で行われるアクションとバイオレンス。
またこの手の韓国映画か、と思う事勿れ。
この作品は我々のおおよその期待や予測なぞ遥かに上回る瞬間が有り余る。
中盤のカーチェイスシーンはカメラワークの素晴らしさは勿論、アイデア満載であるし、各シーンでの人間の心情が痛々しい程に伝わる。
尚且つ笑えるシーンも満載であるのが恐ろしい。
次にどんな展開になるのだろうかと、こんなにワクワクしたのはいつ以来だろう。
血だらけ
コクソンにも出演されていたおふたりの役者さん。
素晴らしいですね。
今後も、要注目。
本日、新しくなってから初めての武蔵野館でした。
とても綺麗になっていましたが、
座席の傾斜があまり無く
前列が背の高い方だったので、疲れました。
せっかく綺麗になったのに、ちょっと残念。
日本の汚職映画て上層部だけのやり取りで面白さを出すけど、韓国の汚職...
日本の汚職映画て上層部だけのやり取りで面白さを出すけど、韓国の汚職映画て身近に感じるやり取りするから後味苦い!でも最高♪そして男のSEXスキャンダルで弱味握られるの多い!国民性?
観客を地獄の淵に立たせる映画
悪い奴らばかり出てくる韓国ノワール映画『アシュラ』。病気の妻を持つ刑事ドギョンは金の為、街の再開発を計画する市長の裏方として汚職に手を染めていたが、それに目をつけた検察官は逆に彼を利用しようと近寄り、泥沼の板挟みにずぶずぶと墜ちていく。
主人公ドギョンは市長側につけば検察に逮捕され、検察につけば金脈を失いこれまでの市長の後始末を暴かれるという、ダブルバインド状態に陥る。市長を裏切り、一方で検察の目を騙す…そしてバレれば終わり。裏切りに裏切りを重ねるうち、事態は主人公の弟分まで巻き込み、主人公自身も狂気を帯びていく。
二重スパイものの韓国映画といえば『新しき世界』を思い浮かべるが、『アシュラ』もそれに劣らぬ傑作だった。裏切りを重ねる主人公の状況は緊張に緊張を増していき、膨らんで張りつめた風船が破裂するように、事態は混乱と崩壊へと転がる。その様相たるや、まるで恐ろしい地獄を覗き込んでいるかの心地だった…。
観終わった時、『アシュラ』という地獄から地上へと戻ってこれたような安堵感が広がると同時に、ずしりと重い後味が喉につかえたまま取れなかった。これが本当にフィクションでよかったと思える程に、どこまでも闇が深く、飲まれてしまいそうになる。観客を地獄の淵に立たせ、その中を覗かせるかのような映画だった…。
流石韓国
ファン・ジョンミン、チョン・ウソン、クァク・ドウォン共演なので期待感抜群の映画!
マフィア映画かと思えばそうではなかったです。悪徳刑事と悪徳検事と悪徳市長の三つ巴の戦い。
後半二転三転四転する展開がたまりません^ ^
チョン・ウソンがコップ噛み砕くシーンは恐ろしい(^^;
いきなり銃を打ち込みながら入り込んでくる時の焦りまくるファン・ジョンミンの演技は素晴らしい^ ^
最後は血の海(^^;
これだから韓国サスペンスはやめられない
濃厚
今週、韓国映画三発目。
「お嬢さん」「哭声」に負けず劣らず濃厚な二時間。
二時間を越える映画は多少だれる瞬間もあるが、緊張感を持続する力は素直に凄い。
市長と検事役の二人が「哭声」に出でくる二人だが、素晴らしい演技力。
一週間に濃厚な韓国映画三本。
参りました!
市長の極悪ぶりが見もの!
極悪市長と、その手下となっていた刑事、そして市長を逮捕したい検察。三つ巴の戦いが描かれたバイオレンスアクション。
とにかく市長の極悪ぶりがとんでもない。すごんでみたり、奇怪な行動をとったり、子どものような笑顔を見せてみたり。その存在感だけでも観る価値はある。
後半のカーアクションでのカメラワークもなかなかのレベル。細かいところは納得いかない部分もあるが、力技で押し切る迫力があった。
こうなると思ったんだ…
ってセリフがあった。確かに、こうなると思ったけど、もうほとんどホラーな終盤の抗争に今までみた韓国映画のなかでもドン引きなド級の結末だった。
市長対検事対警察だけど、まあ、みんなワイロやら癒着やら腐ってるのは韓国お得意パターン。
市長のキ○ガイレベルがもうぶっ飛んでてサイコホラーな一品でした。
血みどろの板挟み
さすが韓国映画、例によって血みどろでしたね。
填めあい、化かし合い、誰も救われない方向へ向かう疾走感もキチンとあって、やはりさすがと言うところ。
チャーミングさを失わないファン・ジョンミンを悪役に起用したのがミソですね。
満腹…
まさに阿修羅
六道の人間界と畜生道の間にある修羅道の主人 阿修羅、そのタイトル通り全員阿修羅の化身かと見間違う程のクサレ外道達だがここまでぶっ飛んでると気分を害する事は全く無くむしろ気持ちが良い程。ラストのチョン・ウソンの歯茎血塗れの凶悪な笑顔はgood!
やり過ぎなくらいクライマックスの血みどろバトルが凄えぇ
チョン・ウソンと監督は仲良し。兄貴の為なら出演すると。ファン・ジョンミンがCJエンタテインメントと懇意で一気に映画化が実現した。
韓国では興行成績は然程でもなかったらしい。
九龍城に迷いこんだような架空都市で始まる。
ベタな3文芝居から漫画のようなカーチェイス、韓流バイオレンスでは珍しい拳銃アクションがあったと思ったらクライマックスは怒涛の斧・鉈バトル。
これでもかと吹き出る血飛沫。
グラスを齧るチョン・ウソンのキレっぷりいい。
エンディング曲のSatan your kingdom must come down 渋い。
修羅場
監督のトークショー付き試写会にて
まさにアシュラ、修羅、修羅場!
ぐっちゃぐっちゃのバイオレンスでした。
待ってました!韓国ノワール!こういうの待ってたんだよ~
この漢たち、実に気持ちのいい悪人たちでして…普通なら胸くそ悪いはずなのに気持ちいいな~と思えてくるから凄い。(気の毒すぎる人もいるけど)
特にファン・ジョンミン、清々しいほどの悪い奴。ここまでくると変な脳内物質が出てきて気持ちよくなってくるほど(笑) 面白い。
ファン・ジョンミンだけでご飯3杯食べれます。
公開はまだ先なのでここまででやめときますw
ちなみに公開したらまた観にいきます!
※お決まりの斧? ありまっせw
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