「エンデル、君の選択は正しかったと思う。」こころに剣士を 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
エンデル、君の選択は正しかったと思う。
クリックして本文を読む
邦題は、「一剣士」で良かったのではないだろうか。
しかし、作品自体は素晴らしく、親友であるアレクセイからのプレゼントに感動せずにはいられない。自分の身許をひた隠しにして、フェンシングを子供たちに教えるエンデルの熱意が伝わってきた。全国大会が開催されるレニングラードへ行けば、必ず捕まってしまうことは確実、それでも教え子たちを大会に出ることを決意する。話は、判りやすい出来ではあるが、私の好きな映画「フラガール」に通ずるものがあった。戦争の傷を自ら背負った彼は自分の人生と引き換えに(戦争を知らない?)これからの子供たちの未来を選んだ。子供は苦手であると言っていたのに。エンデルは、決して後悔していないはず。しかし。ラストの場面は蛇足かなぁ~。マルタの強い眼力が印象深かった。
コメントする