君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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泣きます!
この映画は、小栗旬の高校生の頃のお話。
現代と過去をいったりきたりしながら
進んでいくが。殆どが高校時代を中心に
繰り広げられる...
君の膵臓を食べたい = 生きたい
という意味だ。
自分の身体の悪い部分の臓器を食べると
その部分が治るとされている。らしい
桜良は重い膵臓の病気だ。
ごく普通の日常生活を送りたくて
高校には通うものの
親友にも病気の事は打ち明けていない。
そんな中、クラスで一番暗い “僕”に
偶然病気であることを知られてしまう。
重い病でもうすぐ死ぬ事を知っていても
普通にしている 僕に。
桜良は興味をもつ。
彼は病気の自分と普通に付き合ってくれ
病気の事を忘れさせてくれる相手だと思い
次第に仲良くなっていく。
僕はと同じと図書委員になり本の整理を2人でしたり
スイーツを食べに行ったり
桜が死ぬまでにしたい事を次々に僕としていく。
・美味しいラーメンを食べたい
・彼氏じゃない人といけない事をしたい
・お姫様だっこをされたい....など
2人の間に特別な感情が芽生える
友達なのか恋人なのかあいまいな関係のまま
時間はすぎていく。
桜良がまた入院する事に。
病状はよくならず
僕と北海道に桜を見に行く約束をする。
そんな中まさかの
タイトルに感動
この映画を見る前は、タイトルに違和感を感じてた。
恋愛映画にも関わらず膵臓を食べたい。と言うタイトルだったため、どんな内容か想像できなかった。
映画を観終わり、タイトルに感動だった。
女の子が言った言葉でタイトルの意味がわかりこんなにもタイトルに感動した映画は初めてだった。
内容は、思った通り純愛映画で面白かった。
病気で終わらず、通り魔事件で亡くなってしまう終わり方も想像をしてなくて良かったと思う。
ただ、北川景子と小栗旬。もう少し出して欲しかったかなって言うのがあった。
桜良のキラキラした笑顔を見て、心が浄化される
余命わずかの女の子が主人公ですが、悲しくて涙が出る話ではありません。心が浄化されて、解放されて、軽くなって、癒されていくのを感じました。桜良のキラキラした笑顔を見る度に、息ができなくなるような2時間でした。
浜辺美波さん、素晴らしいです。
余命わずかでも、そうでなくても、1日の価値は同じ。
僕は甘えていた。
全て自分で選んだ生き方。
男の子が春樹という名前なのを終わりの方で認識するのだけど、春の樹に咲く桜、12年を経てのサプライズ。
ちょっと気持ち悪い感じのタイトルだと思っていたのだけど、見終わってみると、彼らの想いを表現するのに、これ以上の言葉は見当たらない。
公開期間も残り少ないですが、もう1回くらい見に行くと思います。
想像の遥か上を来られた。
友達に無理やり連れてこられてしぶしぶ観た映画だったが、自分の中の映画トップ5に悠々ランクインしてきた。女優の浜辺美波さんの演技に終始どっぷりハマってしまい目が離せない映画だった。
結末は最初から分かっているのにそれでもこれからどうなるのだろうと思わせる映画だった。
最後は予想外の展開でしたがそれも含めてすごく面白かったです。
この映画で一番伝えたいこと
観終わるとまた観たくなりついに5回目を観終えました。
高評価をしている意見で多くみられるのは、
原作を再校正し本編がさらに良い形になっていると述べています。
「彼女」が逃れられない死を迎えたにもかかわらず12年という月日を経て天国に行くことができたという点や、
「僕」が遺書を見つけたことで自分の殻に閉じこもっていた状態から一歩前に進むことができるようになった点などです。
一方で、もっとこう演じたらいいのに、とか役や設備など内容の設定に違和感があるとか、病人らしくない振る舞いだ、とか改良すべき点を細かく指摘するとたくさんあるのもわかります。
しかし私はこの映画で製作者側が一番伝えたい主旨は、間近に迫る「死」をどう受け入れるか、「死」を迎える側の立場と「死」を見送る側の立場のそれぞれの葛藤を描いている点だと思います。
「死」を迎える側はキューブラー ロスの死の受容でいうと否認、怒り、取引、抑うつを経て死を受容できるようになると考えられています。「彼女」は「僕」と接するようになった時点ですでに「死」を受容できていたことが伺えます。しかしながら時おり見せる暗い表情などからもわかるように、完全には受け入れきれず自己が消失するという虚無感と葛藤しています。
どのようにして虚無感を克服すればよいか、「彼女」なりの答えを出しています。「彼女」の「身体」は間もなく寿命をむかえてしまうが、「彼女」の「心」は親しい人に伝えていくことができる、親しい人の「心」の中で「彼女」の「心」も生きていけるかもしれないというようにデカルトの心身二元論に代表される、
「身体」と「心」が別であるという考えを漠然とながら自ら導き出しています。
「僕」のほうは突然亡くなってしまったこともあり「死」の受け入れができていませんでした。1ヶ月経って受け入れができるようになりましたね。その間の描写がないため受容までの詳細な経過はわかりません。
本編で製作者が私たち視聴者に伝えたいことは「いつか訪れるであろう自らあるいは親しい人の死をどう考えますか。」という問いかけをし、そして「 私たちならこういうケースに対し、こう考えこう対応します。」というように1回答例を提示しているように思います。
原作者がいうように私たち人間はいつ死ぬかわからないし、突然厳しい病状を宣告される可能性を持っていると思います。自分が同じ立場になってしまったらどう考えますか、というテーマを考える機会をつくってくれたのだと思いました。そういう意味では映画の完成度は別にして、とても価値の高い作品だと思います。十分に高評価を与えられると思います。
痒くなるほどのきゅん
原作は知らないまま観に行きました。
余命を全うしようと天真爛漫に好きな人といようとする女の子の姿がきゅんきゅんしました。
「彼女は、その短い余命を全うできると思い込んでいた」という僕の言葉はもっともで、泣けました。みんな、選択していまの状況を生きている、ということを再認識させてもらいました☆
頑張って探して見つけた方が嬉しいでしょ?
冒頭で桜良が「宝探し」という言葉を口にするけれども、この作品における「宝探し」はただの宝探しではない。何せ12年越しの「宝探し」なのだから。
そして探すものはいうまでもなく桜良の遺書である。
では、なぜ見つけるまでに12年もかかったのか?
それは桜良が予期せぬタイミングで死んだからである。ヒントの1つや2つくらい春樹に教えてあげるつもりだったのだろうけど、通り魔男のせいで実現しなかった。
だが、遺書は見つかった。図書館の書庫にあった。
それは偶然だろうか?運命だろうか?
「いや、ぜんぶ春樹が選択してきたことだよ」桜良ならきっとそう言って笑うだろう。まさにその通りだ。
桜良の家で『星の王子様』を手に取ったこと。教師になったこと。図書の整理を引き受けたこと。あの男子生徒と知り合ったこと。共病文庫を読み返したこと。恭子の結婚式への参加を渋ったこと。
12年にも及ぶ春樹の行なったすべての選択が「宝探し」につながったのである。
一見すると、「今を大切に、後悔しないように生きる」ということがこの作品の肝であるかのように思えるが、実際のところ人生はそう上手くいくものではない。後悔なんて山ほどする。
だけど、私たちは自分の【選択】がいつか何らかの意味を持つだろうと信じてただ生きるしかない。
(remブラントさんのレビューや解釈を引用・参考とさせていただきました。)
切ないけど 幸せな気分に
平日の昼間に鑑賞
思っていたよりも人が入っていて
カップルが多いのは分かっていたけれど
年配の方が多くてびっくりした
この映画 桜良の亡くなり方の受け止め方で かなり評価が分かれるのでは?
こんなのルール違反 デタラメ って意見も分かります
ただ僕に関しては 桜良の「誰でも一日の価値は同じ」という言葉から 作り手の人たちが 「明日のことなんて 誰にも分からないから 今という時を大切に生きよう」というメッセージを込めている作品なんだろうなぁと思って観ていたから 驚いたけれど違和感は無かった 逆にそのメッセージをより強く感じることが出来た
現実の世界でも 今という瞬間しか確かなものってない気がするし
実現できなかった桜良の最後のしたかった事・・・「僕」と満開の桜をみること
桜良と12年後の「僕」が図書館の窓から満開の桜を見るラストシーン
桜良と「僕」が心の奥底から通じ合っていたことを知ることができるラストシーン
たまらなく切ないけれど 幸せな気持ちになれた 優しい気持ちになれた
少しでも もう少し頑張って 今を大切に生きようって思った
そんな思いを抱かせてくれたこの作品と出会えて良かったです
丁寧に描かれる二人の関係。
原作未読で拝見、2人が近付く様が非常に丁寧に描かれていて好感が持てました。後から小説読みましたが、回想する構成にして主役級2人ぶっこんで商業化させたのは良かったです。20代半ばの俳優陣を使わず同年代を起用、話題性供なって新しいヒロインを打ち出せたのもいいですね。個人的には恭子との絡みがもう少し欲しい気はしました。
序盤は病気のことが嘘のようで、天真爛漫で小悪魔的な笑顔で"僕"を振り回す桜良ちゃんが可愛すぎた。2人の関係が微笑まし過ぎる。キュンキュンし続けて、最後の"僕"の涙にやられました。病気ものの恋愛映画とは少し異なる展開で、彼女の雰囲気を含めてまるでファンタジー。
浜辺美波ちゃん、初見でした。最初若干あざとさが過ぎるのではないかと思いましたが杞憂でした。"僕"同様言葉をあまり発信しない出来ない側の人間から見ると斜め上を行く言動に終始翻弄され、最高にキュンキュンでした笑。ホテルや自宅シーンは悶絶級です笑。
北村匠海くん。彼の自分の中に閉じこもる姿、段々心を開く様子が見事でした。ラスト感情を爆発させるところは迫力ありました。そして、何かと救い要素となる矢本くん。途中彼が悪役だったらどうしようと思ってましたが、ホントにいい役所で良かった。大友花恋ちゃんははあんなに背が高いのか。
病気をある意味逆手にとる視点が素敵でバックボーン関係なく、人の一日はみんなにとって同じ価値であると改めて認識し、なんか自分まで教えられた気分になります。それぐらい浜辺美波ちゃんの醸し出す雰囲気は、おとなびてました。大変素晴らしかったです。
秘めたる想い
たったの一言に涙した。
緩やかで、静かな印象の作品だった。
でも、それは、色んなモノを閉じ込めて、それでも誰かを求め続けたからだった。
主人公が高校生なので、思春期独特の価値観は目立つものの、それが儚さと相まってとてつもなくピュアなものだと思えてくる。
「死」への恐怖を閉じ込め、笑う彼女。
そんな彼女の全てを唯一共有してる彼。
彼は、彼女の孤独や恐怖を代弁はしなかった。ずっと、ずっと耐えてた。
彼が日記を読んだ後のたった一言に、涙が溢れた。
衝撃的な題名だけど、観終わると得心がいくし、その想い合う気持ちが愛おしい。
原作未読ながら思うのは、成長した彼たちのシーンの分量だ。
勿論、必要なのだろうが…ちょっとテーマがズレてるような気もする。
おそらく、それ程までに過去シーンの印象が鮮烈だったのだろうけど。
ただ…ボヤける日常を過ごしてる彼との比較が、より一層、彼女が居た時間を際立たせたようにも思った。
不器用ではありつつも、他を思いやる尊さに胸が熱くなる。
セカチューとは別物
甘酸っぱい青春恋愛映画★
セカチューに似てる!泣ける!と聞いてたけど、泣いてないです。
ちなみに、セカチューも泣いてないです。
君の膵臓をたべたい…この意味もだいたいのストーリーも見る前から(題名や予告で)なんとなく予想してた。だいたい合ってた。
女の子の最期が病気じゃなかったところ…予想に反してた。
ここがセカチューとは違うところかな。病気のことそんなに押してこない。
主人公の男の子の感じ良かった!地味だった人って確かに1人で自分のこと見つめててすごい奴だったかもと感心。
そして、女の子がかわいかった~★ハチャメチャで主人公の振り回し方ハンパじゃなかったけど、悲しい表情とか良かった。
2人の俳優さんのこれからが気になる。ぜひ売れると良いなぁ。笑
命を見つめること、人との関わり方…若い時に見ていたら私もいろいろ違ったかなぁ。
JK流終活
孤立することに慣れているせいか動揺も感情も表に出さない春樹。明るくて常に周囲に人が集まる人気者の桜良。余命一年となった桜良のたっての願いにより、両極端の二人が濃厚な?束の間の青春を謳歌します。
「好きなことも嫌いなことも面倒なことも全て巻き込む」それこそが人生の醍醐味だという、死期を悟った桜良の人生観を知ると納得出来るのですが、中盤までは、病人であることを振りかざして我儘放題するタイプのあざとい患者に見え、無理矢理付き合わされる春樹が気の毒に思えました。美少女があんなにブリブリ接近して来たら、どんな男子でもドギマギして許してしまうのでしょうけど。
死ぬのが怖いと言いながら、自ら寿命を縮める行動を取り続ける辺りも、純粋に普通の青春を満喫したいのか、それとも実は内心やや自暴自棄なのか…。難しい年頃の乙女ということで納得していますが…。あれだけ暴飲暴食(しかも飲酒)したら、そりゃあ数値は悪化するさ!!
孤独だった恭子や春樹に、人と関わり、友人を作る大切さを遺した桜良。誰しも今日の1日は同じ1日である。桜良に感化され徐々に変化が見られる春樹!しかし、大人の春樹はトラウマからか、遺言書を見つけるまで結局12年間元の春樹だったと(^_^;)。
友達を取ったの取らないだの、大半を占める幼稚なやり取りがあまりにくだらなくて、途中で劇場を出ようかとまで思いましたが、後半、おぉ!浅いと見せかけて深いのか!と思い直し…、いや、やはり深いと見せかけて浅いのか_| ̄|○、何とも言えない内容でした。
親友も異性も大切だけど…。
残していく人々のことを本気で思いやるのであれば、春樹より両親にもっと自分の世話をさせたほうが親孝行だったと思いますよ。
君の運命を変えたい。
悪趣味なタイトルに思わず「東京喰種」の副題か?と思わせる
節を感じて慄いたものの、内容は何だと思うくらい普通の物語。
個人的には友達以上親友未満の過去を12年も払拭できずにいる
気持ち悪い大人達(ゴメンね)が描かれている現在の追加は全く
不必要だった気がしてならず、小栗くんがどんなに頑張っても
役に合ってない。非現実的な小旅行など重病患者が親族抜きで
できるわけないだろ!と多くのツッコミをよそに主人公二人が
爽やかに頑張っているので勿体ない。それにしても物語の終盤
主人公の命がまさかああいう形で終わる展開に意表を突かれた。
私なら友達になることよりもそっちがトラウマになってしまう。
過去から届くメッセージ
思ったほど泣けなかった。
誰もが想像するであろう展開…
不治の病で余命わずかな同級生の秘密を知るのはただ1人、クラスの中で地味な図書委員の彼。
人と関わる事を嫌う彼に桜良は図書委員に立候補し2人の時間を作る。
死ぬまでにしたい事を実行する為2人で旅行した。
病は進行し桜良の体調も思わしくないのだが、2人で桜を見ようと待ち合わせた…が…
ここで急展開。
通り魔に刺され死亡⁈
そんなバカな!
せめて元彼君の逆恨みによる殺害とかにしてよ…
一気に冷めた。
でも、春樹が後で言ってたね。
甘えてたって。
確かに、病死だと思ってた。
死ぬまでに時間がまだあると…
当たり前に明日が来るなんて保証はどこにも無いってこと痛感したね。
桜良は自分の余命を知っているから遺書を書いて図書館に隠すことができた。
偶然など無いと桜良が言ったように選んで生きて来た結果の必然なのだろうか?
春樹が教師として母校に赴任し、思い出の図書館で図書整理をし、手紙を見つける事も必然だったのか?
しかもその日が恭子の結婚式。
かなり出来過ぎた話だ。
大好きな人の一部となり生き続けたいと言う思いが「君の膵臓をたべたい」なのだ。
小説を読んでみたいと思った。
とても感動した。
君の膵臓をたべたいは今までで一番感動した映画です。浜辺美波さん演じる山内桜良という女の子の健気で一日一日を大切な人たちと生きようとする姿に感動しました。北村匠海さんも素敵でした。映画代を払う価値のある映画だと思いました。とても感動しました。特に浜辺美波さんはかわいいだけでなく声も素敵で良かったです。北村匠海さんは見事に心優しい繊細な僕の役を演じていて、主演のお二人がいたからこそこの映画は感動作になれたのだと思います。この映画の中で特に好きな山内桜良のセリフで「一日の価値は君も私も変わらない」というセリフに一生懸命生きる事の大切さを教わりました。病院では桜良が僕を抱きしめて「うれしいな、君がそんなに私の事を想っていてくれたなんて」というセリフで僕の事を恋人として見ていた事にとても感じました。僕が共病文庫を読んで浜辺美波さん演じる桜良の回想シーンはとても心に衝撃が来ました泣かずに見れた事がうその様です。でも一番はお互いに君と呼び合っていた理由を知り、お互いに名前で呼ばない事がお互いに特別な気持ちを持っているからだと知りとても素敵だと思いました。とても感動しました。また見たいと思う映画でした。とても良かったです。
死について考える。
学生時代の若い主人公2人が初々しくて、一生懸命で、自然に見られた。
若い2人が、真剣に死について考えながらスクリーンの中で生きているときに、観ている自分も考えながら観ていた。死はあるとき突然訪れるものだけれど、彼女のように、喜びを沢山感じられるような生き方がしたいと思った。
ただ、タイトルに頼りすぎなところがあり、もう少し別の言葉があった方が気持ちが伝わるのではないかなと思った。それから、学生時代で共病文庫を読んでいるので、大人バージョンがそこまで必要ないように感じた。
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