君の膵臓をたべたい(2017)のレビュー・感想・評価
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なぜこんなに高評価なのか不明
どうすればこんなタイトルになるのだろうか?
甘くみてた。
思いのほかよかった。「選んでここにいる」っていうのはすごくいい。
3回くらい泣いた。
北村匠海と浜辺美波は陰陽すごく良い。
小栗旬はあんまり。
ストーリー 91点
配役 88点
音楽・映像 95点
全体 91点
小説を読んでから
満開の桜見せてあげたかったー
悲しいストーリーなんだけど
美しくてキラキラした映画だなと思った。
読書家の「ボク」のセリフの日本語がきれいで
対象的にさくらちゃんはキャピキャピした明るい話し方で、
友達もいないボクと
クラスで人気者のさくらちゃんの
何から何まで正反対な二人だけど
そんな二人だから惹かれ合って
支え合えた。
そんな気がした。
きみの膵臓をたべたい
言ったことも言われたこともないけれど
最高の褒め言葉!
美しかったです。
北村匠海の嗚咽泣きシーンでもらい泣きしました。
1日の命の重みは皆同じ
1日の命の重みは皆同じ。
これこそが本作の主題でしょう。逃れられない死は遅かれ早かれ人に訪れるもの。それを恐れていても、いなくても、人の命は突然なくなることもあるということを感じれる。とても素晴らしい作品でした。
「いや、そんなありきたりな言葉じゃ言い表せない。君の膵臓をたべたい」
この言葉こそが、この映画を素晴らしいものにしてくれましたね。
愛と死に真摯に向き合った青春ドラマ
病魔に侵された女子高生と彼女を支える男子高生の甘く切ない王道の青春ドラマだと思っていたが、全く違っていた。そんなベタな作品ではなかった。作品のクオリティが高く、心の奥深くまで染み渡る感動が得られる秀作だった。
本作の主人公は本好きの地味な男子高校生“僕”・志賀春樹(北村拓海)と、陽気でクラスの人気者である女子高生・桜良(浜辺美波)。“僕”は、ふとしたきっかけで、桜良が病魔に侵されていることを知る。そして、同じクラスの図書委員になった二人は、次第に親しくなり、お互いに惹かれ合っていくが・・・。その後、同じ高校で教師になった“僕”は、図書館の本の整理をしていく中で、当時の彼女の本当の想いを知ることになる・・・。
前半は、主人公二人の会話劇が中心である。一見、病気のことは忘れ去られ、仲良しカップルの恋の行方を追っているようなストーリー展開である。太陽のように明るく、時に思わせ振りな桜良に振り回される“僕”の心境は描かれるが、肝心の彼女の本心は描かれない。しかし、桜良の仕草、表情の僅かな変化から桜良の抱える闇が僅かに垣間見える。物語は直線的ではなく、現在と過去を往復しながら、螺旋階段を上るように、徐々に核心に迫っていく。二人は好対照であり、陽と陰、光と影のバランスが絶妙。何といっても桜良役の浜辺美波の演技が素晴らしい。屈託のない明るさの中に憂いを秘めた演技が出色。“僕”が惹かれるのも納得できる小悪魔振りも御見事。
従来作では、二人の会話と本心は、ほぼ同時進行して描かれるので、全編を通して切なさが充満する。しかし、本作では、桜良の本心は前半では明かされない。前半は“僕”の視点で描かれる。したがって、我々も“僕”の視点で“僕”と同時進行で桜良と向き合うことができる。“僕”の気持ちに感情移入することができる。“僕”の桜良への想いを疑似体験することができる。ここが、従来作とは一線を画した本作の特徴であり、真骨頂である。
後半、彼女の日記を通して、彼女の視点、本心が一気に明かされる。彼女の本心は、生きること、彼への想いに溢れていて、前半の会話シーンを再現して描かれるので切なさが倍増し心の隅々まで染み渡り、涙が自然に頬を伝わって流れてくる。
ラストで、教師になった“僕”は、時を超えて、当時の桜良の本当の想いを知ることになる。本作の過激なタイトルの意味深さに得心し、静かではあるが確かな感動とその余韻に浸ることができた。
本作は、青春ドラマではあるが、本作の、特に、前半の二人の会話劇は奥深く、青春時代真只中の世代ばかりではなく、かつて青春時代を過ごした世代が観ても、十分にその味わい深さを堪能できる作品である。
中盤までは良かったけれど…
病気を題材にした作品はたくさんあるので似ている内容のものがあると冷めてしまうというのが本音です。結論から言うと泣きませんでした。
原作は拝読させていただいたことがあり、内容もオリジナル性が高く、若いキャスト陣のお芝居が素敵でした。
中盤までは良かったのですが、病気の主人公、もしくはヒロインが病気とは別の理由で亡くなるという内容の作品をいくつか鑑賞したことがあり、ありきたりなパターンだと感じてしまいました…
しかもかなり突飛な流れだったために、もう少し伏線が必要だったのかなと思いました。
浜辺さんや北村さんのお芝居は素敵でした。
その上でhimawariを聴いてほしい
もともとミスチルが好きで、主題歌だけ知っていました。原作がとても評判であると聞きつつも、タイトルで、いわば食わず嫌いしていた作品。
当初は手を出さずにいるつもりでしたが、彼らがとてもこの『himawari』という曲を大切にしているのは何故だろうという興味本位から見ました。(もちろん良い曲であるとは思っていたのですが、なぜここまでも?という印象を受けたため)
見てようやく納得、すぐ原作も読みました。
そしてその上で聴くhimawariが素晴らしい。歌詞がぐっとくる、っていうのはこういうことかと。
今ではミスチルの中でもトップクラスで好きな曲です。
原作を読んだ人、映画を観た人、ぜひその上でこの曲を聴いてほしい。
想像通りの内容なのにやっぱり泣ける
見る前から、これは泣ける映画だろうなと想像つく。そして、死んじゃうんだろうなと察しがつく。気持ちがもつか心配で、なかなか見ないままきた。
そして、はじめて見て、想像通りの作品だったのに、想像以上の感動と、心の揺れ動きがあった。
見てすぐに感情を言葉にすることは難しかった。
ストーリーの中で、高校時代と大人時代がいったりきたりするが、うまい脚本で違和感がない。
この時期の浜辺美波ちゃんにしか演じられない純粋さ、最初は地味な役にしては目鼻立ち整いすぎだろうって思ったけど、純朴っぷりを微妙な表情で演じきった北村匠海くん。
素晴らしい役者の片鱗を感じる。
ラブシーンはないのに、それがまた純粋な恋心を思い出す。
見終わったあとに、その情感に浸りたい映画。
天国で逢おうよ‼️笑顔を観て、泣いた最初で最後の映画‼️❓
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