「ゆっくり、ゆっくりと丁寧に生き抜く…」人生フルーツ もしゃさんの映画レビュー(感想・評価)
ゆっくり、ゆっくりと丁寧に生き抜く…
ある建築家の10年くらいの余生…のドキュメンタリーです。
余生というには、スマホが当たり前になった僕にはあまりにも衝撃的過ぎて。
高円寺ニュータウンのプロトデザインを考え、そこに暮らし、人が生きるということを、信念を持って全うした建築家のドキュメンタリーですが…本当に暖かく、優しく、ゆっくりで、生きるという事を考えさせられる映画でした。
最初の光景から印象的でしたが…最後の仕事に対する姿勢や意識…結局人は死ぬということを前提に何ができるのか…ということをかんがえました。
ゆっくり、でも一歩ずつ、そして、丁寧に自分で考えてやってみる…当たり前だけど当たり前じゃない今だから、ゆっくり突き刺さる映画でした。
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