「すごい映画です!」オン・ザ・ミルキー・ロード うさうささんの映画レビュー(感想・評価)
すごい映画です!
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涙が止まらなかった。残酷で重くて、もう二度と観たくない‼️と思いながらも、ついまた観に行くクストリッツァ映画。
コミカルで可愛いらしくて愛おしく、生命力に溢れている。だけど、生き物はとても儚い。無力。
内戦の銃弾の中、狂うほどのパワフルな明るさ。だんだん度を越してくる。そしてだんだん背景に巻き込まれ、異常な明るさが苦しい。
戦争の無意味さ、人を狂わせ、無力で愛おしい生き物を無残にあっけなく殺してしまう事実を知っているからこそ描き続けるんだろう。
「スプリッツァで乾杯を」や「アンダーグラウンド」…監督のブレないポリシーを感じる。
個人的にはミキ・マノイロヴィッチは好きな俳優なので嬉しかったけど、兄⁉︎もうおじいちゃんみたいじゃん。と思ってしまった。
若い俳優に世代交代すれば良いのにと思いながら観てたけど、どうしてもやりたかったんだろうと思うと、また涙が出てきた。
羊の群れから15年後の最後のシーン、涙が止まらなかった。映画館出るとき困った。
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