「戦火の中ロバで牛乳を運ぶ男と女の物語。男の元にはたくさんの動物たち...」オン・ザ・ミルキー・ロード 外は雨さんの映画レビュー(感想・評価)
戦火の中ロバで牛乳を運ぶ男と女の物語。男の元にはたくさんの動物たち...
戦火の中ロバで牛乳を運ぶ男と女の物語。男の元にはたくさんの動物たち。帰ってきたハヤブサ。牛乳の入った缶をミルクをジャバジャバこぼしながら運ぶ女のなんて美しいこと!ミルキーロードは愛と記憶の白い飛沫であり欠片。
愛するものを守りたい。一緒に生きていきたい。ただそれだけの逃避行。幾つもの困難に動物たちは手を貸してくれる。ミルキーロードのずっとその先は大きな安全な池。完成する時にきっと映し鏡のように出逢えるんだろう。あと、少し。そうだと、いいな。
今回CGを使ってはいるがクストリッツァの寓意を助けているだけで嫌な感じはしない。いつものイメージがたくさん登場し、なんだかちょっとホッとした。
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