メッセージのレビュー・感想・評価
全219件中、121~140件目を表示
駄作
全く意味不明な映画。
まずエイリアンがどこから来て何者なのかは最後まで分からない。
エイリアン様とやらは、未来が分かるらしく、3000年後の自分たちに迫る危機を人類に救ってほしいらしくて、現代の人類を助けに来たんですって。
中国の人民解放軍のトップとアメリカの言語学者やら科学者やらCIAやらのmixチームが意思疎通できた程度で世界平和が訪れる?アホにもほどがある。人民解放軍トップが武装解除したら、なんでロシアもそれに続くのよ。
何の攻撃もしなかったエイリアンに対し、世界中で過激なデモや抵抗運動が起きてるのに、最後まで一般人はエイリアンの姿や声を見聞きする事なく、エイリアン様は帰っていきましたとさ。
いやね、世界平和どころか、余計に暴動が起こるでしょうよ。
大体ね、何で言語学者を1人に絞るの?できるだけ多くの人に公開した方がいいに決まってるでしょうよ。トップシークレットとか言いたいんだろうけど、宇宙人の言葉が理解できないリスクと天秤に掛けたら公開しないなんて手段があり得るのかね。
世界の各国が協力体制を示しました、メデタシメデタシってなってるけど、協力体制って言うんだったらまず情報公開でしょうに。
あと、主人公が何のキッカケでエイリアン様の言葉を理解できるようになったのかも全く不明。
最大の疑問は、エイリアン様は未来が見えるだけでなく、どう対処すれば(悪い)未来を回避できるのかも分かってる様子。だからこそ地球にやってきたんだから。
で、その能力はどうやら言語が大きく関係している、という設定になっている。
彼らの言葉を理解できるようになった主人公が、なぜ近い将来に生まれてくる娘の病気を回避する方法が分からないのか。
そんな貴重な能力だったら、世界中に広めればいいし、中国、ロシアなどはその言語学者を誘拐したいとすら思うはずだ。未来が分かるんだから。
利用されるだけ利用された人類は、それから混乱期に入りました、となりそうなものだが、物語は最後の最後で恋愛チックになって終了。
もうね、何がやりたいのか、何を伝えたいのか、何もかもがデタラメです。
特撮はかなりクオリティが高いようだったが、脚本がここまでクソだと、星を増やす気にもならない。
細かい事が気になる人はきっと許容範囲を超えて怒りを覚える事でしょう。見ない方がいいです。
知的なSF映画
この映画はSF映画ですがアクションやアドベンチャー映画ではなく、知的でシリアスなSF映画です
ドゥニ・ヴィルヌーブ監督作品では「プリズナーズ」「ボーダーライン」が好きで、両方の作品とも人がある一線を越えてしまうことを描いており今作も未知の生命体とのコミュニケーションといった一線を越えます。
ここからネタバレです
ヘプタポットと名付けた彼らとのコミュニケーション
彼らの文字が読めるようになり彼らは人類に武器(ヘプタポットの言葉)の提供、他の11ヵ所にいる彼らからの情報を一つにすること、3000年後に人類の助けがいると伝えます
彼らは未來を見ることができ彼らには現在、過去、未來といった時間の概念がないことがわかる
主人公も未來を見ることができそのおかげで世界を一つにし物語は終わります。
映画の最初と最後が似ており、映画の最初に描かれている娘(ハンナ)がガンで亡くなる出来事は過去に起きたことではなく未來に起きる出来事
ハンナの名前がヘプタポットの文字の概念のように始まりと終わりから読めるように
未來を知って苦しむことをわかっているのにそれでもその未來を選ぶことはとても人に出来ることではありません
邦題の「メッセージ」は色んな意味が受け取れるとおもいます。
とても考えさせられる作品でありとてもよい作品でした。
ブレードランナー2049も楽しみです
結局、死んだ娘にこれから出逢う、これにつきると思う。ただ単に男と別...
結局、死んだ娘にこれから出逢う、これにつきると思う。ただ単に男と別れるだけではここまで感動はないだろう。
些事は置いといて、宇宙人扱いしてたがいきなりの出現や消え去り方からすると宇宙から飛来したようには見えない。未来からきたタコ(極めて共通点がある。構造物は未知の物質ということだが)ではなかろうか。
壮大かつ高度な設定のSF
「彼ら」の到着。地球よりはるかに高度な技術力をもつ生命体たち。彼らの地球に来た目的は何か。12機の飛行物体。北海道、上海、ほか世界各地に散らばっている謎の飛行物体。各国で独自に接触を試みるなか、ひとりのアメリカの女性言語学者が彼らとの対話を試みて言語解読に成功する。
彼らとのコンタクトは、12の地域それぞれで行われたのだろう。それぞれの物語があるはずだが、この映画ではテレビニュースレベルでしか説明されない。
言語学者が、彼らの文字を解読し、彼らの目的を理解する過程がスリリングだ。
詳しく解説してほしい…
私はSFあんまり得意じゃないのですが、
本作「メッセージ」はバトルアクション系ではなく思索的なSFだとどこぞで聞きかじってきまして、
そんならひとつみてみようかなと思ったわけです。
ばかうけ、あるいは柿の種型の宇宙船に乗って、
イカかタコかというビジュアルをした7本足の生き物が
地球にやってきたというお話です。
冒頭ですでに主人公・言語学者のルイーズは、どうやら娘を10代後半くらいで失っているようでした。
愛らしい娘の幼少期、思春期の反抗、そして治らぬ病、娘の父親は出てこなくて、
「ばかうけ」内部の調査を始めて以後も、娘との思い出?がさしはさまれてゆく構成です。
娘の父は理系で、どうやら離婚しているっぽいことがわかります。
プロモーションで示されているあらすじが、娘を亡くした主人公、という体だったので、
多くの観客は「すでに」娘を亡くした主人公が、娘の死後の世界を生きている中で娘を頻繁に思い出す話だと思って観ます。
でもどうやらそれは、違う。時制が存在しなければどういう世界なのか、という問いを、ルイーズは始めからしています。
だから、どうなんだという点をうまく説明できないのですが、
というか、時制が存在しない世界は、絶対存在しないのではないかと私は思うので、いまひとつ腑に落ちていません。
絶対的なものは殆どないけれど、ひとつだけ絶対的だといえるのが「時」ではないかと私は思っているわけです。
少なくとも地球上の世界は時制が支配しているでしょう。地球以外だったらどうなのかはわかりませんが・・・
ま、そこに引っかかったらおしまいなので、とりあえず時制がない世界があるとしましょう。
ヘプタポットたち(イカっぽい生き物に人間がつけた名前)はそういう世界からきたっぽいことが、
彼らの言語(イカ墨のわっかみたいなの)を理解しようとする過程でわかっていきます。
ルイーズの娘の思い出映像は、思い出じゃなくって、知らない女の子だといっている。
もしかして、未来の映像を見ている?
あ、イカ墨文字の本を出して、中国の将軍とお喋りしてる!
わからんながら、わかったことを記しておくと、ルイーズはヘプタポットが去った日々の
映像をみていて、そこで中国の攻撃をルイーズの進言によって取りやめさせたことを知った。
なので、その未来を迎えるために、ルイーズは中国の将軍に電話をした。
娘は既に死んだのではなくて、これから産む。
その相手は物理学者の同僚(ジェレミーレナー)で、いつか別れることになるけれど
(それは娘が死ぬ事を知っていたからかな?)、それを知った上で、生きると決める。
人類がどうのこうのという話が、最終的にはルイーズ個人の話に集約されていったのが、
私は好ましく思いました。
が、いかんせんむーずーかーしいい。
いまいち、こう、どういう話だったかをいえないのが、悔しいですね。
時間があればまた見てみたいけれども。
良かった‼️
なんだか一味違うSF
構成が素晴らしい
結果オーライなんだろうけど、つくづく人間てやつは…
3,000年後に何があるんだろう?
それまで人類は生存してるってこと⁉︎
ブレードランナーも期待できそう
いくつかの要素が合わさった
「『対話』が一番強いんだ」というメッセージを中心に話が進むのね。映像描写がうまいから退屈せずに観てられんの。
最後の方にきて「時間には未来も過去もない」っていうテーマが入ってくんのね。どうも時制のない言語をマスターするとそれが体感できるようになるみたいなんだけど。
そして「3000年後の我々を助けて欲しい」で、ちょっと《幼年期の終わり》っぽいんだよね。
これらがうまい演出で語られるから楽しく観つつ「おー」「そーか!」ってなってくのが凄い。SFの傑作だったよ。
最小と最大、縦と横、歓喜と悲しみ
原作は未読だが原作を知る人の指摘には「フェルマーの最小時間の原理(変分原理)」について触れられていない、というものがあるらしく、気になったので原理のことを調べてみるとそれは台詞としてのことで結局この作品の内容や演出はそのことについて語っていると言えると思うのだ。
時間を超越したかのような「同時的認識様式」を有するヘプタポッドたちが人類に救ってほしい「3,000年後に出くわす危機」とはなんだろう笑。というかそれもまた同時的であり、それを回避できる(できない?)とわかっているからこのコンタクトがなされているのだ。今作で重要なのはやはりルイーズの選択(というべきかどうか)であって、その理由は娘への愛情、絆ということだろう。娘を生み育てることの喜びと失う悲しみもまた同時的だとしたら人間の感情はどうなってしまうのか想像もつかないが、自分に置き換えて考えれば記憶の中では確かに時系列のことは次第に曖昧になるのか。このような思索が進んでいくのもSFの魅力であり、そうさせている今作の出来の良さゆえだろう。
また気になったのは「志村後ろー」のシーン。彼らは爆弾の存在にいつ気付いていたのか。あの「トントン」は「うしろー」の意味じゃなかったのか。まあここは掘り下げてもはっきりしそうにないのか。でも爆発直前で強制的に二人を助けるんだから、演出としてはいいが矛盾はあることになる。アボットが「犠牲にならなければいけない」理由は見当たらないから。それはルイーズの娘のことも同様だが、悲劇を避けるのではなく受け入れてあるがままに、というのが「同時的認識様式」のスタンスなのだろう。また今こうしてある世界や己の記憶がそうではないとも言い切れないのだが、ここはややこしい。
というようなことを初見では思ったのだけど、二回目の観賞ではコステロが爆発前に遠ざかる行動を見せ、アボットはとどまりあの数分のセッションにすべてを託すのだ。あのトントンはルイーズにヘプタポッドBを書かせる(最終的な伝授)ための促しだったが、他にやりようが‥というのはナシで。ただひとえにこのアボットの覚悟が3,000年後に繋がるのだと思えば素直に感動してしまった。
そしてあのばかうけ殻の中での重力の操作など冒頭から示されていたものがあのシーンに繋がっているのは上手いなと思った。
その重力操作について二回目にはっきりと確信したのは、こちらとあちらを分ける描写として「縦と横」があったということ。ルイーズたちの世界からばかうけ殻に入る段階で重力の方向が90度(270度)変換される。おそらくはばかうけ殻の窪んだ面に向かって重力が働いているであろうことは、ばかうけ殻がセッションを終えた後の転回で示されている。そしてルイーズが最後にばかうけ殻に迎えられる際に射出されたシャトルポッドの出入り口は入る際にはこの世界の慣例に沿って横方向に開いていたが、閉じる際には縦に切り替わった。こちらとあちらの境界をこうした「縦と横」の切り替えで貫いているのだ。
ヘプタポッドたちにとっては始めに出現した状態がすでに「友好」であり、あなたたちを受け入れますよと示していたということか。そして横だおし(そう表現するよりない)になった状態はその逆だろう。明らかにその方が威圧的であり、このばかうけ殻のデザインが真に優れている点ではないか。
ヘプタポッドが地球外生命体なのかという疑問もあるかと思うが原作ではどうなんだろう。あの去り方を見ると飛来してきたのではなくそこに「出現」して、そして「消失」していったと表現した方がよさそうだ。そして去り際にあのヘプタポッドBのようなはねを見せる。疑問符なのだろうか?
ややベタなのは中国の扱い方で、わからずやのいじめっ子が話すと実はいい奴みたいなテンプレはちょっと笑える。ここはハリウッドらしく、対立している大国であり巨大市場でもあるかの国を多少の配慮でもってイジっているということか。そもそも地球上ですら対話に困っている人類が、異なる文明と接触し意思を通じ合うことなどおこがましい。こういう皮肉もまた地球侵略ジャンルのテンプレではある。
つまるところこういう感想や解釈は作品の結末から推察されていくわけで、映画作家はあらゆる経路の中から最小(最大)時間の経路を描いていると言えなくもない。そのことは変分原理とも重なっているように感じられる。ただしこの作品は劇中のヘプタポッドBの造形と相似して円環構造のようにもなっているので光の直進性のことは脇に置いた方が良いかもしれない。
最後に。一回目の観賞の際に上映が始まってもスマホを気にして何かの通知のたびにLEDを光らせその都度画面を確認していた不思議な生き物がいた。しばらくしてあらためたようだったがクライマックスが過ぎたと見定めるとまた始めた。あの未確認生命体とはそれこそどのような対話ができるのだろう。
「あなたたちは、何故地球に来たのか?」
いっこだけ腑に落ちないのが
良い映画だと思いますし、『メッセージ』性も強い作品だと思います。辛い未来を覚悟しながら愛情を優先する主人公の姿は、とても感銘をうけるものでした。
しかし、言語を学んでいくなかで未来予知まで身につけるというのはどうなんでしょうか。。。そこだけが引っ掛かりましたが、その他は大満足の作品でした!
発想は面白い。が映画が面白い訳ではない
「人類にとって未知の世界を映像化した」というところは凄いと思ったが、それが「面白い映画」とはならない。
それはストーリーは淡々としていて、宇宙人の容子はありきたりだったから。
なんだかよくわからないのに ...
よかったよ、この映画。
宇宙船来るんだけれど、たたみかけるような忙しなさとは無縁。
モデラートなテンポ。
色味も全体的にモノトーン。
空気や湿気の感覚が伝わって来る。
宇宙人が何かを伝えに地球にやってくるんだけれど、どうやって意思疎通したらいいか全然わからない。
同じ型の宇宙船が同時に世界12箇所にやってきて、どこがいち早く彼らとの意思疎通に成功するか?国際競争となっていく。
で、米軍に言語学者のエイミー・アダムスと物理学者のジェレミー・レナーが呼ばれる。
地味にまとめたアダムスが、落ち着いた学者らしい感じで画面を壊さない。
レナーはさらに控えめ。
で、アダムスは彼らの言語を解読していく過程で、地球人とは違う"時間" を体得していく。
対話が思うように進まず、焦れた他国が、宇宙船の排除に動こうとする最後の最後の瞬間に、アダムスの能力が明確に提示される。
映画冒頭から差し込まれる子どもの映像がなんであったのか?
人生とはどのようなものか、が一気に沁みてくるという仕掛け。。
というあたりは、友人の解説あっての理解ですが。
わからなくても心地よく引き込まれるのは音の良さも。
全編に流れる音、長三度と短三度が意識的に使い分けられていて、それがゆったりした中にも一定のリズムをもたらしているように思った。
既存の曲でドヴォルザークのセレナーデが使用されいたのも印象的でした。
何故今この題材なのか
正直原作の特異性に比べて凡庸の域を出ていない気がする。
異星人とのコンタクトについて、大抵は省略されたり適当に済まされる試行錯誤の過程を丁寧に描く職人的なアプローチから始まり、主人公が見るフラッシュバックや彼女自身の語りに仕掛けがあり、最後に明かされる事実でなるほどと唸らされるよう設計された映画。
しかし、この程度の仕掛けは最近の創作ではよく見るレベルで、しかもSFならば非現実的な方法で解決できるから、少し強引さを感じる。10年前なら画期的だったかもしれない。
比較対象として適切でないかもしれないが、インターステラーでは執拗に伏線と考え方の説明があり、荒唐無稽に見える展開もしっかりとドラマと連動して最終的に非常にしっくりと腑に落ちて、大きな感動に繋がった。
メッセージにおいては、冒険したりといった展開の広さが大して無かったのにも関わらず、ドラマにも大して動きが無かった。時制の無い言語を理解しただけであらゆる時が見えるというくだりについては、伏線はあったがそれでも少し唐突に感じたし、その解決も、「あっ」というものではなく、あまりにも普通で嬉しい驚きが無い。もう少し丁寧に伏線を重ねたり、説得力のある説明や展開を用意して唸らせてほしかった。
宇宙人の言語についてのビジュアルは本当に作り込まれていたけど、そこで力尽きたか、あの異星人の安いビジュアルと、取って付けたように語られる動機はちょっと残念。SFとしての見掛けが、丁寧だけど退屈なのも微妙に感じる理由
後半失速気味
新しい文明との接触に、言葉や考え方を読み取ろうとする、丁寧な前半の描写は印象的でした。
ただ、その分後半の急展開、というより、雑でありきたりな展開が悪目立ちします。最初から張っていた伏線のような描写も、回収はしましたが、別になくてもよかった感があります。
名作というにはかなり物足りない、そんな作品でした。
期待ほどでない
まさにメッセージという題名なのでそうあって然るべきなのだが、
しかしSFにメッセージ性を与えてしまうとより虚構性を感じさせる。
あなたは基本的にある日突然現れた宇宙船が、人類に対し友好的
だと思いますか、人類に対する侵略が目的だと思いますか?
あるいは目的は別として、異星人と分かり合えると思いますか?
私は、分かり合えたら良いとは思いますが、現実には難しいと思う。
人類の歴史が侵略と闘争の歴史であったことはもちろんだし、今でも
文化や宗教が違うだけで争いが絶えません。また、何万光年も離れた
天体から地球にやってこれるというだけで人類と異星人との間の
科学技術の差は明らかです。人類的な見方をすれば、そのような
異星人とは分かり合えないし、戦いたくてもとても勝ち目はないと
思うのが普通でしょう。あとは異星人の倫理性や人道性があるならば
それらが極めて高いことを祈るしかありません。
この映画ではそこに家族愛とか世界各国協調などの概念が異星人
とも分かり合えるための共通の普遍的なメッセージになるという
筋書きとなり、そこにどうしても安易さと嘘っぽさを感じてしまう
のです。
世界各地に訪れた宇宙からの巨大な侵入者により、人々はパニックを
引き起こす。侵入者が地球へやってきた目的は?友好か侵略か。
侵入者への対応の違いで世界各国は一時険悪になるが、最終的には
あることがきっかけで危機が回避される。そのあることというのが、
さらに嘘くさ過ぎて残念ながらこの映画を陳腐なものにしている。
まさにリアリティよりも安易なハッピーエンドづくりにしか思えない。
むしろ、何のメッセージ性もない純粋なSFの方が虚構を前提として
見れるので楽しめます。
CG等の画像技術については迫力があり、楽しめます。
2017-33
頭の中が大渋滞😱
バカに理解できるのだろーかと不安になりながら見てみたら、結局全然わからんかった。
けど、なんかすごかった。
このストーリーを考えた人がすごいなと思った。
どういう話なのか知りたくて(見たのに)、映画ブログを見ていたらいい表現があった。
「現代アートを見た感じ」。
これが的確。ほんとそれ。
宇宙人は、イカっぽい。
頭がディグダで、背も高くて、絶妙なバランスで立ってる。
墨をはいてコミュニケーションをとる。
重低音が多いので、劇場で見れば、重低音で空気が震動する感じが宇宙人と遭遇する緊張を味わえる。
難しくてこれしか書けない(笑)
💬追記
映画ブログをはしごして、ようやく意味がわかると、見方が変わるかもしれません。
今ならもう一度見たいかも。
未来がこうなるとわかったら、選択肢を変えることも出来る。
でもルイーズはそうしない、悲しいことが待っていてもそれを受け入れる、持てる時間を慈しむというのは映画史上珍しいメッセージだと思いました。
意味をわかっていなかった
非常に抑制された感じがSFらしくてよかった。宇宙船の中で重力が変化するところが面白かった。結局時間の感覚を超越するというのがどういう感覚なのかさっぱりイメージできない。
主人公のトラウマが度々回想されて、それが時間を超越することの意味なのかもしれないが、だとしたら辛すぎる。楽しかった記憶も新鮮なのかな。
フォレスト・ウィティカーがちょっと紋切り型だったかなと思った。
(追記)
友達にこの映画のネタバレを聞いたところ、子どもが死んだイメージは回想ではなくこれから起こることであったことを全く理解していなかったことが分かった。最初からとても暗い顔をしていたから、てっきり子どもが死んだせいで暗いのかと思っていた。みんな理解できているのかな。自分だけ馬鹿みたいで恥ずかしい。
ルイーズ自身の選択が・・・
異星人が来て世界を救うという内容は
良かったんですが、ルイーズの最後の
未来の選択の終わり方がなんか悲しいです。
ルイーズが見ていた未来の自分は、過去でこうなると
いう未来を見て全て知った上で、エンディングでそれを打ち明ける事もなく、黙ったままイアンと結婚して子供を産み、その子が難病になりその後イアンに打ち明け怒せてしまい離婚して、その後に子供が亡くなってしまうという人生をあえて選択して生きたと
いう事になるんですよね?
過去を知っていた未来の自分を現在のルイーズが見ていたという事じゃないと、時間の流れがおかしくなってしまいます。
悲しい未来を見た上で見た物と全く同じ選択を
ルイーズがして生きていくというのは
悲しくないですか?
自分の未来を見た上で全くそれと同じ未来を
生きていくなんてそれ以外不可能だと思います。
未来の悲しい出来事を知ってしまったルイーズだけど世界を救った後、イアンに自分が見た未来を打ち明け
変わるかもしれない未来に向かって今を生きていく
みたいなエンディングにして欲しかったというのが
自分の感想です。
ちょっと位、矛盾なんかがあってもそういう
方が自分は好きです。
イカによる墨字の映画
<ネタバレ>
冒頭のシーンから見せるあたかも主人公ルイーズの過去の出来事であるかのような娘の映像はなんとやがて訪れる未来のビジョンでした、なんてことがラストで分かる6センスのM・ナイト・シャマラン的ともとれる構成の作品。映像美が織りなす感傷的な描写もイカ星人の登場によってトーンダウン。そのイカ星人の墨字も我々の持つの文字の概念とは違う次元のもので、時系列を含まない文字体系を表現してはいたけど、墨字が出るたびに頭の中に「イカ」と「墨」が印象に残ってしまって興醒めしてしまう。と、まあいろいろ残念に思うところはあるが、異星人、コンタクト、新しい言語、とネタ自体は興味をそそるものばかりで素晴らしい映像美によるある意味観ごこちのいい映画ではあった。
しみじみと面白い
エンディングを迎えて、しみじみと考えて、涙がでてくる映画でした。
タイムパラドックスなど、考えてしまうと話がおかしいのでは?と思ったりもしますがそこら辺はどうでもいいと思います。
未來がわかっていても愛することを忘れられない。
もう一度見たくなる映画でした。
全219件中、121~140件目を表示