メッセージのレビュー・感想・評価
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巧み
誰にでもオススメ出来る面白さではないけど、この浸れる感じドゥニビルヌーブ好きには堪らない。
この監督作は見終わってからが面白い気がする。あれはどう言う意味だったのか?あれとあれが繋がって…結局言いたかった事は…と考えるのが楽しい。
で、今作はと言うと、あれはどう言う意味だったのか?みたいな映像の難解さはなかったし、宇宙人とのコンタクトと突然入ってくる主人公の思い出のようなカットとの繋がりも、なるほど!とは思ったものの、で一体何が言いたかったのだろうか?と言うのが自分の中でまだモヤっとしてる。
宇宙人のあの円形の文字も時間は一方通行ではない。と暗示してるのだろうか?
辛い未来が分かっていてもそこに向かって人生を歩む選択は何を意味するのだろうか?
是非見た方とメッセージを共有したい。(上手くないか…)
たぶん派手なSFを期待ひて観ると何だこれ?と思うのだろうけど、僕にはやってる事は地味なのに飽きさせずに見せる巧さにいつも興奮させられる。
発想はいいのに掘り下げが浅くて残念
SFだけど、大事なこと
ドゥニ
面白い設定なのに、ヒドイ
よく仕上げてある
宇宙人到来による世界の危機と破滅を静かに描く。 見終わった後の余韻が深い。
ネットで視聴(英語字幕)
原題が「Arrival」なのに、邦題が「メッセージ」となっているのがおもしろい。
原題のArrivalには、「到着」という意味のほかに、「出現、出生」という意味もある。映画を観た人なら、なるほどと思うだろうが、日本語でそのニュアンスを伝えのは難しい。
邦題を考えた人は、そのあたりも考慮して、かなり工夫してつけたように思える。
イアンを演じるジェレミー・レナーは、アベンジャーズのホーク・アイの人。
そのイメージが強すぎて、数学者に見えなくて困った(笑)。
宇宙人到来による世界の危機と破滅を静かに描く。
見終わった後の余韻が深い。
考えてみれば、人の死や別離は、誰にでも訪れる確定した未来である。
われわれはよく考えないまま、それは霧の中にある未確定の事柄のように思っている。
彼女の選択と決断は、彼女一人だけに訪れた事態のように思えるけれども、じつはわれわれ一人一人も、自分の死という確定した未来の前で、日々刻々、同様の決断を迫られているのではないだろうか。
今年度ナンバーワン?
柿の種
知的なSF作品
壮大
突如世界各地に飛来した謎の宇宙船。
彼らの目的は何か、どういう生命体なのか、コミュニケーションを図ろうと政府の招集を受けた言語学者ルイーズバンクスと物理学者イアンドネリーら2人と宇宙人ヘプタポッドの交流を描いた壮大な作品。
宇宙人のヘプタポッドが本当に得体の知れない生命体で、コミュニケーションツールとして使用する絵なのか、模様なのか、記号なのか全く訳のわからないモノを出現させる不気味な存在。
パターンや共通点などを研究し、解読に挑むルイーズ達。その過程は複雑すぎて自分には1mmも理解できない笑。
解読を進める中で未来を予知する力?のようなものを手にするルイーズ達。
自分の娘と思われる女の子を亡くすフラッシュバックに悩まされながら、見事その力を利用して、ヘプタポッドと人類の戦争を回避。
とこんな風に文面にすると非常に単調な展開に見えてしまうが実際映像で観るとなんというか余白の部分がとても多く、幻想的で抽象的な表現が多くて、とてもじゃないけど自分の文才じゃ表現できない笑。
とにかく観てください笑。
監督はカナダ人のドゥニヴィルヌーヴ。
他の作品は観たことないが名前のきいたことのある作品が結構多く、今度ブレードランナーの新作の監督もやるみたい。
この作品もアカデミーで8部門ノミネートのかなり評価されている。
それなのにばかうけにソックリだと言われ、しまいにはコラボまでしてしまうノリの良さ笑。どんな作品なんですか笑。
宇宙を愛しすぎて曲を作ってしまうほどの宇宙愛好家で有名なACIDMANの大木伸夫氏も絶賛していた。ライブのMCで笑。
『あなたの人生の物語』
未知との遭遇みたいなSF映画
予告映像で「武器を与える」とあったので後半には戦闘が始まってしまうのかと思っていたが…そんなことはなく、予想を裏切る展開が待っていた。ただ、ちょっと全体的に盛り上がりに欠けるかな。それもまた好きではあるのだけれど。
最近だとエイリアンが来たらとりあえず戦ったり大きなトラブルが起きたりするので、高揚感もあるがさわやかな気分で映画館を去ることができた。エイリアンが来ること自体がトラブルであり、それに人類がどう対処するかというのは、規模はまるで異なるが未知との遭遇のようだった。
ひたすらひたすら積み重ねて相手を理解しようとする。その過程がこの映画の肝で、それが地球外生命体とのコンタクトであるべきなのだろう。即座に攻撃を仕掛けてくるインデペンデンス・デイや宇宙戦争でも、一対一のコミュニケーションを描いた宇宙人ポールでもない、また斬新な宇宙SF映画だった。
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