「最もリアリティのあるSF映画」メッセージ カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
最もリアリティのあるSF映画
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固定観念を捨てないと理解まで至らなさそうな頭を使う部類の映画だが、シンプルにコミュニケーションの取り方が全く異なる相手の言語(のようなもの)を世界の学者達がいかに解読するかという部分だけでも非常に面白かったのだが、絶対だと信じていた時間の概念さえ絶対ではないという考え方(設定)もことのほか新鮮だった。
主人公が「武器を与える」という意味は彼らの言語、またその概念を理解することという答えに辿り着くが、理解したからと言って未来を見ることができてしまうということが今一つよくわからなかった。
理解すれば皆が未来を見ることができるのか、それとも「武器」は彼女にだけ与えられたのか・・・。
中国やロシアは武闘派で外敵をすぐに攻撃しがち、みたいな描写もアメリカっぽい。
まあ、アメリカもすぐに追従するが、先にやろうといったのはあんた達でしょみたいな言い訳っぽさもまたアメリカっぽい。
異星人が出てくるSF映画の中で最もリアリティがある映画なのかも知れないと思いつつ、もう一度見返してみようと思う。
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