「しっとりタイムパラドックス的SF映画」メッセージ nobe666さんの映画レビュー(感想・評価)
しっとりタイムパラドックス的SF映画
突如飛来した異星人との対話を試みようとする言語学者を描いた作品
キーワードとなるのは
時制
タイムパラドックス
回文
かな?
ストーリーの構成など、インターステラーを彷彿とさせるものだった
SF映画ではあれどしっとり静かな温度で淡々と進み
宇宙船のデザインと相まって全体的に無機質な空気感
そこで緻密に描かれた時系列を組み替えたストーリー
名前や映像に表される回文性にも意味があり…
少々トリッキーで頭の中で中々話がまとまらないが
観た後にカタルシスはなくとも程よい余韻に包まれる映画
そしてお決まりのアメリカ至上主義はここにも健在
現代の世界情勢を揶揄しつつピラミッドの頂点はアメリカ、というね
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