暗黒女子のレビュー・感想・評価
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【”白いスズランの花には毒がある。そして、わたし以外、幸せになるのは、許さない。”美少女達の、華やかでどす黒い秘密の花園と、狂気の宴を描いた作品。】
ー いやあ、怖かったなあ。ストーリーも練り込まれていて、ナカナカ宜しい。-
■多くの令嬢が通う女子高で、文学サークルの会長・白石いつみ(飯豊まりえ)が謎の死を遂げる。
サークル内の誰かが殺したという噂が立つなか、会長を引き継いだ澄川小百合(清水富美加:敢えてこの名で記す。)は定例会を開催。
部員たちは「白石いつみの死」をテーマに自作の物語を朗読し、互いを告発しあう。
◆感想
・出演女優さん達の顔ぶれが凄い。清水富美加、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ・・。2023年でも、主役級の方ばかりである。
・そんな彼女たちが演じた、美しき美少女達が抱える心の闇を、毒々しくも美しい世界観で、ミステリアスに描いているのである。
・因みに、”わたし以外、幸せになるのは、許さない。”は、当時のフライヤーに掲載されている言葉である。絶妙である。
<いやあ、怖いですねえ。あんな闇鍋は食べたくないなあ・・。一番怖かったのは、勿論会長を引き継いだ澄川小百合である。
ニッコリ微笑んで、アンナ事をしてしまうのだから・・。>
ごきげんよう!鍋の中身はなんだろな!
2017年4月17日地元のイオンシネマで鑑賞
それ以来2度目の鑑賞
原作未読
清水富美加
飯豊まりえ
清野菜名
玉城ティナ
小島梨里杏
平祐奈
冒頭で6人の顔と名前が次々に紹介される
若手女優に疎い観客にとっては最高のサービス
清水と飯豊演じるW主演で4人は脇役
6人の中では清野菜名の芝居が特に良かった
ミッション系お嬢様学校「聖母マリア女子学院」の文学サークルが舞台
飯豊演じる文学サークルの部長白石いつみが高校の屋上から転落死
清水演じる澄川小百合は文学サロンで闇鍋を囲み朗読会を開催
白石いつみの死に纏わる自作の小説を朗読する構成
1番目は平演じる二谷美礼
2番目は小島演じる小南あかね
3番目は玉城演じるディアナ・デチェヴァ
4番目は清野演じる高岡志夜
そして5番目は亡くなった白石の小説
それは澄川が朗読し高岡小南二谷ディアナそして白石自身の影の部分が明るみになる
『ミュージアム』でカエル男が作ったハンバーガーのパフィは主人公の妻子の肉ではなかったが『暗黒女子』の闇鍋の中身は!
悪趣味だがなかなか良くできた話だ
格調高い女の園という世界観も手伝って
メインが若手女優数名のみの場合わりと駄作は多いがこれは傑作
エンディングテーマが作品にあってない
金田一少年の事件簿の広末涼子みたいだ
すずらんの謎
清水富美加の好演
美しい少女
女子校ってこんな感じ??(笑
展開が見事で、傑作だと思います
タイトルが秀逸
当時かなり話題を攫った「清水富美加出家」騒動。
その直後の作品が「暗黒女子」って、「ネタかよ!」というツッコミしたくなるのも含めてとてもインパクトあるタイトルで素晴らしい。
それなのに今頃観たのは、邦画で女子高生メインとなると、どうしても二の次三の次になってしまいますよ。
さてさて、尺も短いから舐めてかかりましたよ。
・・・ほう、中々頑張ってる。
いや、かなり健闘している作品でした。
舐めてて失礼しました・・・。
中でも、平祐奈の役は、
最初物凄くお淑やか優等生からの、あの役はよくやった!
そこまでするなら、清野菜名もあのおじさんに抱かれて欲しかったが、それはあまり意味がないかな。
言うまでもなく、清水の暗黒感は、実際の彼女の存在も相俟ってとても良い。朗読会で片眉をビクッとさせて話す悪徳感とかサイコー。
惜しい点。
飯豊まりえの地味な顔。
「私たちを解放してください!」からの、
「やーだーねぇ!」と言う時、
もっと顔芸やって欲しかった。
この飯豊の役を、もっと不細工で顔芸出来る役者で想像してみたが、そうすると千葉雄大との絡みが不自然になるから止むを得ず。
あとは、清水と千葉のバックボーンも描いてくれると、後半もっと惹き込まれる作品になるかも。
清野も顔は意外と地味で、あのお嬢様学園にはあまり似合ってない感じ。
小料理屋の娘の役者、演技は彼女が上手かった。
リブートしてエログロ抜きで、
連ドラとしても良いかも。
観て損はしない。
女子って怖い
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