劇場公開日 2017年4月1日

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「ごきげんよう!鍋の中身はなんだろな!」暗黒女子 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ごきげんよう!鍋の中身はなんだろな!

2021年5月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

萌える

2017年4月17日地元のイオンシネマで鑑賞
それ以来2度目の鑑賞

原作未読

清水富美加
飯豊まりえ
清野菜名
玉城ティナ
小島梨里杏
平祐奈
冒頭で6人の顔と名前が次々に紹介される
若手女優に疎い観客にとっては最高のサービス
清水と飯豊演じるW主演で4人は脇役
6人の中では清野菜名の芝居が特に良かった

ミッション系お嬢様学校「聖母マリア女子学院」の文学サークルが舞台
飯豊演じる文学サークルの部長白石いつみが高校の屋上から転落死
清水演じる澄川小百合は文学サロンで闇鍋を囲み朗読会を開催
白石いつみの死に纏わる自作の小説を朗読する構成
1番目は平演じる二谷美礼
2番目は小島演じる小南あかね
3番目は玉城演じるディアナ・デチェヴァ
4番目は清野演じる高岡志夜
そして5番目は亡くなった白石の小説
それは澄川が朗読し高岡小南二谷ディアナそして白石自身の影の部分が明るみになる

『ミュージアム』でカエル男が作ったハンバーガーのパフィは主人公の妻子の肉ではなかったが『暗黒女子』の闇鍋の中身は!

悪趣味だがなかなか良くできた話だ
格調高い女の園という世界観も手伝って
メインが若手女優数名のみの場合わりと駄作は多いがこれは傑作

エンディングテーマが作品にあってない
金田一少年の事件簿の広末涼子みたいだ

野川新栄