「稀に見る最高のイヤミス」暗黒女子 ガガーリンさんの映画レビュー(感想・評価)
稀に見る最高のイヤミス
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誰もが憧れる存在で自分も仲良くなりたいといざその人の懐に入った途端、憧れの存在は一変してただの独裁者に様変わりする。良くあることだが、弱みを握られていたりするとそこから逃げる訳にもいかないし下手なマネをするわけにもいかないので一生支配から逃れることは出来ない。そういう複雑で窮屈な関係の中で起きた殺人事件に対して、同じグループの仲間同士が犯人探しのために疑いを掛け合うので人間の黒々とした部分が露わになるという意味でイヤな感じがすると言える。
最後のどんでん返しが気持ちよすぎて、展開がわかっていても何度も見返したくなる作品になったが、旧女王に代わり新女王として君臨する彼女の二面性、それを演じる役者が凄すぎる
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