プラネタリウムのレビュー・感想・評価
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たとえそれが偽りでも
過去に、レンタルで観ました💿
今イチ全貌がつかみにくい内容でしたが⋯結局姉妹はペテンだったのでしょうか❓
姉のローラを演じたナタリーは、今回は成功するべく野心にあふれる性格。
対して妹のケイトは、浮世離れした感じがあるもののどこか神秘的な雰囲気。
ローラに超能力がないのはわかったんですが、ケイトは⋯思い出せません😅
2人を側においておくコルベンも、周りからは冷ややかな目で観られてましたね😥
ラストは、ちょっと考えさせられる結末でした🤔
一見、女性から見た助兵衛なク●ジジイの話にみえる。 屁理屈こねて、...
一見、女性から見た助兵衛なク●ジジイの話にみえる。
屁理屈こねて、まるで文学でも語るように分かりにくく表現するのが、フランスの映画なのかなぁ?
主演女優として、ヌードも中途半端なのだから、女優としての覚悟までは出来ていない。そんな作品と判断でできる。テーマがそう言った話だけに、彼女のヌードは必要だったんじゃないだろうか?
顔に傷がある者同士の年齢を超えた恋愛?まさかね。
鏡にユダヤ人に対するヘイトを書いたのは、何事もなかった様にその文書を消した女性と理解すれば、そういったヘイトな感情が、フランス人にもあったと理解でき、その点がこの映画の主題か?と感じる。
ネタバレ
『孤児院は救われた?』窓の外は人工の星。救われた訳では無い。つまり、本当の星の下では悲劇はあったし、それは今でも続く。
その様に解釈する。しかし、屁理屈をこねなくても。見ている者がある程度分かるように演出すべきだと感じた。
ウトウトしながら、見終わった。
一点だけ欠けている。かつての被害者が現在は加害者に転じている。公開年が六年前だから、現在起こっている紛争は実際には起こっていない。しかし、紛争の兆しはずっと以前からある。ホロコーストにあった民族としてはそこまで描くべきだと感じる。勿論、それは、僕の考えだが。
タイトルなし
全く意味がわからないし、終始暗い。降霊師の姉妹がセレブな映画プロデューサーに認められ、豪邸に住まわせるようになるが、プロデューサーはユダヤ人として、逮捕され、妹も病院送り。姉のナタリー・ポートマンは生き残り、女優を続ける。
スピリチュアル、ゲイ、ナチス…既視感
本作を観ていて『レオン』からすでに20年以上、ナタリー・ポートマンも30代半ばになったかと感慨深い。
また仏語を話すナタリーに新鮮さを感じた。
一方妹役のリリー=ローズ・デップにとっても本作は出世作になるのではないだろうか。
筆者は『Mr.タスク』のカメオ出演で初めて彼女を目にして以来、初の主演作品である『コンビニ・ウォーズ』に続いて本作が目にした3作目になる。
両親の14光というだけではなくリリーの演技も悪いものではなかったので、英語も仏語も共に堪能な特技を活かしてこれから英語圏と仏語圏の様々な映画に出演していくのではないだろうか、そんな未来を感じさせた。
リリーの顔を眺めていると父親のジョニー・デップにも似ているし、母親のヴァネッサ・パラディにも似ているなと思う。むしろ3人ともみな同じような顔をしているように感じた。
夢見る映画プロデューサーのコルベンを演じるエマニュエル・サランジェの演技も良かった。
しかしどうしても本作にも既視感を強く感じる。
まずはじめに姉妹がスピリチュアリストである点になるが、スピリチュアルな映画は最近立て続けに公開されている。
筆者が観た中でも『パーソナル・ショッパー』『君は ひとり じゃない』に続き半年経たないうちに3作品目になる。
またコルベンはゲイであるが、ここ数年来ゲイ映画の氾濫で正直観疲れてきている。
そもそも作品中で彼がゲイである必然性を全く感じない。
さらに暗い時代の象徴としてやはりナチスの影が見え隠れする。
もういいよ、ナチスは…
それと意識しない映画でナチスが絡んで来ると、またか!とゲンナリしてしまう。
他に物語を豊かに色付ける設定はないのだろうか?
さすがにこの映画では鉤十字のドイツ軍服は登場せず、ドイツ占領下となったフランスで元々はユダヤ系ポーランド人のコルベンのフランス国籍をフランス人自体が剥奪し収監するようになっている。
近年フランスで議席数を伸ばしている「国民戦線」の創始者で今は実の娘に追放されてしまった親父のルペンが「フランスでのドイツの占領は非人道的ではなかった。国民は平穏に暮らしたものだ」と発言してフランス中から総スカンを食らったが、実際にはルペンの言ったことの方が正しかったのではないだろうか?
ナチスが虐殺する以前からユダヤ人は金貸しなどで儲けていたことや地域に根付かないなどのねたみやそねみが絡まってヨーロッパ中で嫌われていた。
だからドイツが占領したのをこれ幸いに各国人民は自ら進んでユダヤ人をドイツに差し出したのが真相である。
この描写だけは今まであまり見ないものだったので新鮮だった。
因みに日本では「日本のシンドラー」こと杉原千畝だけが人道的にユダヤ人を救ったかのように喧伝されているが、実際は東條英機をはじめ全政府・軍人・国民が同盟国であるドイツの反対を押し切って第三国へのユダヤ人の出国を黙認、あるいは積極的に支援していた。
女性監督レベッカ・ズロトヴスキのインタビューを読むとやはりこれからの世界が不安らしい。
たしかにヨーロッパ中でテロが頻発し、キリスト教の価値観も崩れ、EUは崩壊危機に瀕し、右翼と見なされる政党が各国で台頭している。
今まで信じていた価値観が揺さぶられる時代が到来している。
ただこの根本原因は全て極端なグローバリズムから起きていると筆者は思っている。
結局のところ人間はそれほど理性的に全てを割り切れるわけではないということだろう。
世界は1つにまとまるどころかますます各民族や国家ごとに分裂していくように筆者には思えるし、それが決して悪いことだとも思わない。
ズロトヴスキは「誹謗中傷、陰謀説、同性愛に関する嫌悪感、人種差別、反ユダヤ主義」などを凌駕するような映画を創ったと語っているが、豪語したわりには割と近年ありふれたアイコンを体裁良く並べただけの映画に映ってしまうのは何故か?
むしろそれらにこだわる限り独創性のあるものは産み出せないのではないかと危惧するのは筆者だけだろうか?
スピリチュアルを扱うのは諸刃の剣になりやすい。頼り過ぎるとなんだか胡散臭くなる。
本作におけるスピリチュアルは降霊術を中心としたもので、姉がビジネスに利用するなどどちらかと言えば否定的な印象を受けるので、それを回避したと言えるかもしれない。
ただいずれにしろスピリチュアルは日本も含め世界各国で盛んである。
それだけ世の中が不安定ということかもしれない。
ナタリー、リリー、サランジェらを中心とした俳優陣の演技は文句無く素晴らしかったので、それを堪能するためだけでもこの映画を観る価値はある。
美しいふたり、かわいいおじさん。
赤いワンピースで出てきたナタリーポートマンは本当に美しかった。リリーローズは初見だったけれど、お人形のような可愛らしい顔に、死んだような目(表現あってるかな、、、)がとってもキュートで、ふたりの演技と衣装を見るだけで満足。(というかそのつもりで行った。)
ストーリーは何が言いたいのか、言いたいことがあるのかさっぱり。ふたりと暮らしたコルビンは本当におかしくなっていたのか?ナタリーポートマンが主人公のような、三人ともが主人公なような。暗いところでないと見えないこともある。のような、深い(?)セリフもあって、、、
この手の映画はセットと背景と衣装と俳優と演技の雰囲気を感じて、もやっとというか、ふわっとした気持ちで帰るに限るなあと思いました。ミステリーでもスリラーでもSFでもないし。
ナタリー・ポートマンが美し過ぎです。
ナタリーポートマンが、美し過ぎました。ストーリーががちょっと残念です。霊の関係で進んで行かず、姉の女優で進んで行かず、オーナーが嵌まってしまい、経営者から外れ、国籍詐称問題、白血病と瞑想、プラネタリウムの題名と女性は意味不明です。電話換の女性はなんだったのか。フランス語と思ってたら英語になったり、変化の意図が知りたいです。
つまらないストーリー
1930年代、パリが最も華やかだったとき。アメリカ人スピリチュアリストのローラ(ナタリー・ポートマン)とケイト(リリー=ローズ・デップ)のバーロウ姉妹は、ヨーロッパツアーのため憧れのパリへと向かう。美しく聡明な姉のローラはショーを仕切る野心家で、好奇心旺盛で純粋な妹のケイトは自分の世界に閉じこもりがちな少女。ショーでは死者を呼び寄せる降霊術を披露し、話題の美人姉妹として活躍し金を稼いでいた。
一方、フランス人映画プロデューサーのコルベン(エマニュエル・サランジェ)は、新しい技術や発想で、新しいフランス映画を開発するという夢を抱いていた。姉妹にセッションを依頼し、不思議な体験をしたコルベンは、2人の才能に魅せられ契約する。誰もやったことのない世界初の映画として、姉妹の力で呼び寄せた霊をフィルムに活写させ、二人を有名にするという。
姉妹は映画撮影に臨むが、ケイトは上手く演じられない。コルベンと監督は、ローラに女優としての才能を感じ、彼女を主演に映画製作を進めることに。若き俳優フェルナン(ルイ・ガレル)との熱いキスを演じたことで、映画の魔法がローラを女優として目覚めさせる。「何もかもすぐ成功させたい。すべて欲しい」そんなローラは、野心をむきだしにしていく。ある夜、コルベンはローラに「君たちが来てから人生が変わった。扉を開けてくれた」と感謝する。
男女の区別なく火遊びを楽しんでいることを知りながらも、コルベンに惹かれていくローラ。やがてコルベンは、力があるのは妹のケイトの方だと確信し、有害な電磁波を放つ機械をケイトに使い実験をする。危険な行為にも関わらず、ケイトは協力を惜しまない。信頼関係で結ばれた二人を目の当たりにし、激しく嫉妬するローラ。そんな彼女に「君は何もわかってない」と呟くコルベン。
次第に、映画作りに狂気を伴っていくコルベンを、同僚や監督たちは狂人扱いする。そんなとき、コルベンとの危険な降霊術が原因で、ケイトは白血病になってしまう。「悲しまないで」というケイトに、まるで父親と母親のようにケイトに寄り沿うローラとコルベン。不思議と家族のようだ。様々な出来事や感情が渦巻く中、さらにヨーロッパに押し寄せている波に翻弄されていく三人。
果たして姉妹の力は本物なのか?見えない世界を見せられるのか?彼らは互いの運命を狂わせていく―。
人間関係や設定・ストーリーはわかりにくいうえにケイトが死んでしまうなど主演のナタリー・ポートマンを前面に押し出しすぎて食傷気味なエンディングに共感できない。
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