「過去と向き合うフランスの文化人」プラネタリウム 琥珀さんの映画レビュー(感想・評価)
過去と向き合うフランスの文化人
ナタリー・ポートマンのための映画と言っても過言ではないほど、美しく魅惑的でした。映画的な躍動感や爽快感ではなく、美術館的な味わいを堪能する作品のように思います。
それにしても、フランスの人たちは、直近のテロによる被害者でありながら、過去の歴史においてパリを占領されただけでなく、精神的にもナチスに屈した(ユダヤ人迫害に加担した)ことにきちんと向き合い続けているのですね。
いまだに過去の不都合な事実と向き合わずに、否定すらしようとする文化人や知識人と呼ばれる人たちが少なからず存在するどこぞの東アジアの国との違いになんだか居心地の悪さを覚えさせられました。
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グレシャムの法則さんのコメント
2017年10月2日
文章能力が低くて申し訳ありません。
私としては、我がニッポンのことを念頭に置いていたのですが(^_^;)
ご不快な気分にさせてしまったとしたら、あわせてお詫びいたします。
kin-dza-dzaさんのコメント
2017年10月1日
> どこぞの東アジアの国
ほんと、中韓に見習って欲しいですね。日本は『散歩する侵略者』とか、罪悪感丸出しで侵略してくださいといわんばかりの映画ばっかりよく作りますよね。
ちなみにレベッカ・ズロトブスキはポーランド系みたいですよ。