劇場公開日 2018年5月12日

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「【日本映画を世界に誇れるレベルに高めた、三船敏郎と黒沢清監督の姿を、日本映画の歩みと共に描いたドキュメンタリー作品。】」MIFUNE: THE LAST SAMURAI NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【日本映画を世界に誇れるレベルに高めた、三船敏郎と黒沢清監督の姿を、日本映画の歩みと共に描いたドキュメンタリー作品。】

2022年6月8日
PCから投稿

興奮

知的

幸せ

”現代映画のヒーロー像を作り上げた男達”

・今作は、チャンバラ映画から始まり、その衰退と共に台頭した戦争を美化するプロパガンダ映画を経て、俳優になるつもりではなかった三船敏郎の人生を、黒澤明監督とタッグを組み、世界に名を馳せた「羅生門」「七人の侍」の制作風景を絡めて描く。

・三船に100回切られた殺陣師の証言や、黒澤監督が三船敏郎にだけは、演技指導をしなかった(全面的に任せていた)ことなどが、当時のニューフェイスであった香川京子さんや、司葉子さんの言葉も絡めて語られる。

<三船敏郎さんの、余り知りたくはなかった晩年の姿や黒澤監督作品に出演しなくなった理由なども、成程と思いながら鑑賞した。
 『ミフネは、今我々が失った”稀有な何か”を持っている―それは威厳である』というスティーブン・スピルバーグの言葉やマーティン・スコセッシ監督の言葉も貴重である。
 それにしても、三船敏郎さんのギラギラした目力は半端ないなあ、と今更ながらに思ったドキュメンタリー作品である。>

■年代的に、三船敏郎さんの映画は、多分半分も観ていない。少しづつ、この日本が産んだ”世界の三船”の映画を観て行こうと思ったドキュメンタリー作品である。

NOBU
LaLaさんのコメント
2022年6月9日

NOBUさん ☆彡
「夕陽のガンマン」へ
返信コメントありがとうございました。
さて、
三船敏郎さんのドキュメンタリー映画
凄いですね。知らなかったのでした(^^ゞ
スピルバーグ氏や、マーティン・スコセッシ氏
海外公開版のナレーションは、
キアヌ・リーブスさんで、また凄いです。(≧▽≦)
世界の黒澤監督や三船さんですものね。
「侍」が好きな外国俳優さんが多いのは
三船さんのお力ですね。
モノクロ作品も鑑賞されたようで
良かったですね(^^)/
詳しくなくて すみません・・・

LaLa