マリアンヌのレビュー・感想・評価
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どうゆう視点で見るか
この映画はどうゆう視点の見るかは人それぞれ。自分からみたら愛し合ってるけどこの先一緒にいられないとわかって自分が殺されてもいい覚悟で彼女と娘を連れて国から逃げる覚悟した後半ストーリーは男が見てもかっこよかったぶんラストが切なかった
優等生な展開と役者の力が光るオトナな良作。
まず、画面上の華やかさに目を奪われました。街やパーティの様子、服装、その一つひとつが洗練された美しさで冒頭から自然と画面に引き込まれます。
内容は起承転結がわかりやすく、いわゆる"優等生"な展開でストーリーが進んでいきます。オーソドックスな展開と言ってしまえばそうなのですが、飽きずに観れるのは先に触れた洗練された"道具"たちと、主演2人の力によるもの。
特に、前半のクールに仕事をこなす凄腕さからの後半は大切な人を守るために鈍臭くひとり奔走する姿の対比はよかったです。
マリアンヌの「感情は偽らない。それがうまくいく秘訣。ヘマをこくのも感情によるもの」ということば。
その感情を偽れなかった結果、その感情で命を落とさざるを得なくなった無情さ、はかなさには心が自然と熱くなりました。
そしてその姿を見つめる雨の中のブラピの表情にも。
マリアンヌの対処についてマックスと衝突を繰り返していた上司が「マックスがマリアンヌを処刑したと伝えろ」と言うひとコマがせめてもの救いだった気がします。
愛の形について考えさせられる、昨今ありそうでなかった静かでオトナな良作でした。
美男・美女・スパイ・戦争、映画!
至福の時間だった
ラブストーリーなのかな~?
なんか最近ブラピのナチスと関係する昨品多いなーと思った。
『フューリー』はまだ見てないけど『イングロリアス・バスターズ』は結構おもしろかったなw
今回はアカデミー女優のマリオン・コティヤールとのラブロマンスって事でどんな作品なのか?この人かなり好きな顔なんで結構気に入っているんですよね。
今回も妖艶でいてエロく、そして良き母として描かれていますがスパイなのはちょっと無理があるかも。
この映画をどの切り口で紹介するのかは難しい所。物語の中核がスパイのお話なのでスパイ映画なのか?
それとも時代背景が非常に大きいから戦争映画なのか?
もしくはラブロマンスか?
ちょっとミステリーやサスペンスな系統でもあるけどw
まあとりあえず大変な時代にそれぞれの立場があり、非常に難しかったって言う事ですよね。
しかしながらナチスの将校っていうのはどうしてあんなにも緊張感があるのでしょうかねw
ほんとにどんな映画でもドキドキするわーw
映画って良いですね!
今年、初めての映画鑑賞。昨年見たハドソン川の奇跡、マダム・フローレンスも良かったけど、サスペンス分だけ、この映画の方が良かったかな。見た後、席を立てないという感覚でした。バイオレンスは苦手ですが、それを遥かに上回るサスペンスとロマンスがありました。
予告が見せ過ぎ
美しマリオン・コルティヤール!
マリアンヌ
心の裏側に潜むもの
『Mr.&Mrs. スミス』in『カサブランカ』
ズバリ『Mr.&Mrs. スミス』in『カサブランカ』という感じの作品(ブラピ主演やし)。第二次大戦下のカサブランカなどを舞台にしたメロドラマと「この愛は本物なのか?」サスペンスがゼメキスの手にかかれば一級品に。最良の『カサブランカ』フォロワー作品のひとつといえる
"Allied"は『マリアンヌ』の原題で「同類の」とか「連合国の」とかいう意味。ダブルミーニング!
当然『カサブランカ』を思わせるには美術が大きい要素になるけどCGも駆使しながら当時の雰囲気(というか『カサブランカ』っぽさ)が完璧に作り込まれていた
もし沢田研二が『マリアンヌ』を観たら「ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカのキザでいられた」「男のやせがまん 粋にみえたよ」と歌うことだろう
良作です
映画『マリアンヌ』を見てきました。なかなかの良作でした。
マリアンヌにドイツのスパイの疑いがかかってからが、素晴らしい。偽の情報を与えて、その情報がドイツ軍に流れるかどうかで確認するという話なのだが、この時代にドイツの暗号エニグマを既に解読されていたのかどうかは不明です。ここからマリアンヌとマックス(ブラピ)のやりとりは、お互いの疑心暗鬼がよく表れていてなかなか良いです。
やっぱりこういう結末しかないのですかね。でも納得です。
今更ではありますが、ブラピはやっぱり正統派の二枚目ですね。マリオン・コティヤールもとても素晴らしい、ピッタリの雰囲気です。
物語の最後で、マリアンヌが娘に宛てて書いた手紙を読むところがあるのですが、ここは泣けますね。
映画の王道 ゼメキスが作ったら、ラブロマンスが切なくなるんですね〜...
せつない話
スパイアクションとラブストーリーの見事な両輪
ブラピとマリオン・コティヤールって美男美女が揃えばそりゃあ画的には何も問題ないですよね。そこはきっちりクリアを果たして、さあ、この二人で紡がれるストーリーはどうか!?と。そういう興味本位で観に行ってきましたが。まーたこれがねえ、本当に秀逸というか。
スパイアクションとラブストーリーが見事に両輪としての役割を果たしてます。アクションが割とエゲツナイというか、バンバン殺しまくっちゃってて、そこの思い切りも良いなと。
まあ戦時中が舞台ですからね、常に血生臭くて、倫理観も有って無いような世界。そこで至って真っ当な男女の恋愛が紡がれていくという。普通なら相反するというか、一見結びつきにくい「戦争の任務による非人道的な行動」と「普通な恋愛感情」の要素が、こうもうまく引っ付くかと。
エクスターミネートなアクションを経て「異常な事態、死線を超えたからこそ、恋に落ちた二人」的な(自分でも何言ってるか分かりませんが)?的なラブストーリーへの転じ方がお見事。
だから後半の妻マリアンヌにかけられたスパイ容疑により、あちこちの思惑が交差する怒涛の展開に雪崩れ込んで行くのも、前半の二人の馴れ初めを丁寧に描いているからこそ、観客側の気分も盛り上がり、ドラマは更に重苦しくなり、そして二人の感情の動きが愛の一方向で進む故の切なさというか、切ないけど美しいというか。
あのラストはたまらんもんがあります。
いやあ、非常にまとまらない文章ですいません。が、まあそういう感じです。素敵な映画でした。
映画の王道
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