沈黙 サイレンスのレビュー・感想・評価
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He is not going to answer. スコセッシ監督の超文学作品
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原作は未読です。マーティン・スコセッシ監督は好きなのですが正直観てて退屈でした。今まで観たスコセッシ監督の映画で一番観てるのがしんどい作品でしたね~。
まぁ、キリスト教信者でもないですし、特に宗教信じている人間ではないので、こういった映画自体に不向きだったのでしょうけど。何だか途中から日本側の方に気持ちがいっちゃって、主人公であるはずのキリスト教宣教師の方に抵抗を覚えちゃって。
うーん、やっぱ自分の思想を押し付けたがる「宗教」ってシステムは苦手だなぁ。そういう自分が正しい、他は認めないといった押し付けの思想が現代のイスラム教との問題にも繋がってるようで、彼らって何百年経っても変わらないんだなぁっと思いました。
当時の日本の描写は素晴らしかったです。外国人監督が撮っているとは思えないぐらいに、ちゃんと日本してました。時代考証とか撮影の部分はしっかりしてたので、このストーリーを受け付ける事ができる人には良いのではないでしょうか?
わりと忠実
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原作自体が大作なので、特に驚きがなかったというのは良い意味で原作に忠実な描写ということだろう。このシーンあったっけ?みたいなのは2、3あったけれど。あと、原作うろ覚えだけど最後の解釈これでいいんだっけ?というのは思った。スコセッシの解釈?
あと、大きな不満は二つあり。
・イノウエが元キリシタンだった背景が抜かれていた
・キチジローの善が序盤で出すぎ。原作では最初はもっと行動が読めなくて得体の知らないやつだったはず。ここは原作ではかなり見せ場だったはずなので単純化されたのはかなり不満
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