劇場公開日 2017年1月21日

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沈黙 サイレンスのレビュー・感想・評価

全415件中、141~160件目を表示

5.0衝撃作です!

2017年3月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

色んな事を考えさせられる作品です。とても一言ではまとめられないです。何か言うのもはばかられる気がします。
原作未読ですが、是非読みたいです。

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柊木狂四郎

5.0人間は諦めないし救いはある

2017年3月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

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ころころりん

1.0見なきゃよかった。

2017年3月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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にくまん

3.5ヘビーな感じ

2017年3月7日
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なかなか、ヘビーな内容でした。沈黙という題名の意味を知らずに観ましたが、信仰というものの本質を言いえて妙です。キリスト教徒でなくても、昔の過激な仏教徒にだってあった話かもしれません。神や仏は答えてくれないのは同じです。
しかし、宗教的信念で、極東の島まで危険を冒してくるというのは、恐ろしくもあります。共産中国や、その昔のソ連が宗教を禁じたのは、当然なのでしょう。

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kincyan1953

4.0二回鑑賞

2017年3月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

寝られる

悲しい

1回目、レイトショーで見るも寝落ち

2回目、午前中ですべてを堪能。
日本の描き方、完璧。台湾だそうです。

ストーリーは重い、重い、、音楽はない

信仰の自由への道のりがどれだけ苦しいものかと、、

拷問シーンの塚本監督とお爺、見てて心配になる熱演。必見!
但し、催眠をよく取った上でご覧ください。

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とけとけ

4.5一度見ておいて良かった

2017年3月6日
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重く苦しい題材でしたが、一度見て良かったと思える作品でした。また作中で沈黙がとてもうまく使われていて、世界にどんどん引き込まれていきます。
沈黙したままの神にどう信仰を見出すのか。キリシタン弾圧の進む江戸時代、それはとても難しい問題だったでしょう。司祭達にとって、神を疑うことはとても苦しいことであるし、棄教をしなければ信者達が殺されていき、それでも救いの手は差し伸ばされない。「私は無に話しかけているのだろうか」と悩み、しかしなお信仰を捨てられない。どんなに辛いことだったであろうと思います。
この作品を見ていて思うことは、誰も間違ってはいないということです。信者を殺す側も決して快いわけではないし、棄教をしろという言葉に屈することも悪くはない。色々な考え方があってどれも否定することはできないのだと思います。
この作品を見て私が思ったことは、私たちが言葉や形に表さずとも「神はいる」ということです。それがこの作品の唯一の救いでもあるのではないでしょうか。

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Red

3.5観終わった後の静寂

2017年3月6日
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とっても苦しかったです。
観ている途中で辛すぎて席を立ちたい気分になりました。
最後の最後に救いがあったので良かった。
たまには静かに、重い題材を扱ったものを観るのも大切と思っています。

でも、辛かった!

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五臓六腑

4.0暗く重い

2017年3月5日
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鑑賞方法:映画館

見た後に気が重くなる映画。
胃がいつまでももたれてるような。
終わった後も映画館を出るまで沈黙が続いてました。
雑談する人もいない映画は珍しい。

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いち

4.0わからない・・・

2017年3月5日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

何を描いた映画なのか?
ただ単にキリスト教について言えば、やはり日本人には理解できないものだと思います。まさに「泥地」。ユダにも例えられる最低の男キチジローの生きざまが正解なのではないのか・・・?そう思ってしまうのです。
それにしても、私も最後のシーンは蛇足だと思います。

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kepiko

3.0重い

2017年3月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

マスコミも取り上げていませんが、かつて原作が話題になった頃、篠田監督が映画にしました。何十年という月日が経ち原作も映画も克明には思い出せませんが、クリスチャンがどう撮るか比較したくて見に行きました。スコセッシ監督のほうがやはり的を射てると思いました。アメリカ国籍でも、聖職者かマフィアかになっていたかもというイタリア人と分かって納得しました。
映画としては確かに最後の20分は蛇足の感がします。が、最大の疑問は、原作のまさに神の沈黙の頂点?を思わせる、静かな怖ろしい場面、孔つりの場面のうめき声だけの静寂な世界が騒々しい場面となっていたことです。神の沈黙があの場面に集約されているのが原作だったと思います。サイレンスという副題も気になります。沈黙は「沈黙」です。何も英語を付け加えることはないと思います。

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sumire

2.5巨匠マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」を観た。結論から言うと、映...

2017年3月2日
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巨匠マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」を観た。結論から言うと、映画は観ずに遠藤周作さんの小説を速読でも良いから読んだ方が良い内容だった。

何が期待を裏切ったか?それは「徳川幕府時代に長崎を通じて入ってきたキリスト教に何故長崎の人々があれだけ心酔したのか、そこが全く無い」から。いきなりキリシタン( 切支丹 )に踏み絵をさせる場面が出て来て分かります?僕は分からないと思う。

日本という異国・異文化圏にたちまち浸透して徳川幕府もその拡大を怖れたキリスト教。これをスコセッシ監督の目から見て描いて欲しかったが全く欠落している。多分そこの史実( エピソード )が伝えられないと日本史を学習しなかった人も海外の方々も理解出来ないと思う。とても残念だった。

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Takanori

4.0人の心を考えさせられる映画

2017年3月2日
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知的

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レイン

4.0最長老監督だけに老練!160分でもだれません!

2017年3月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

スコセッシ監督御年75歳。おそらく最長老クラスでしょう。劇場経営上の理由で長尺映画の嫌われる昨今、159分って相当長いです。でも作っちゃうんですねえ。映画愛です。前作「ウルフオブウォールストリート」なんて179分ですよ!3時間って考えらんないです、大作です。デジカメになってフィルム経費気にせず作れるようになったのでしょうか。愛がほとばしっております!でも長いからって決してダレないのが老監督の名人芸。1つ1つのシーンにドラマが込められております。字幕追いかけて観てると気付けないようなこまかい演技演出をしてるんですよ。日本の俳優ってこまかいこと器用に表現するんですが、それをちゃんと映像に拾えるのがスゴイなあと。
そういうとこ探して観てると時間長いの忘れます。結構難解なセリフ回しなんで字幕読んでたら、ちっとも面白くないですよ。自分は、外人ってやっぱ大雑把なんだよなあ、訳わかんないこといってらあ、ってなもんでボヘエっと見てました。カルト宣教師の言ってることに意味はありません。やっぱ浅野忠信さん(の役)がいいんだよなあ。
ただどうしても気になることが一点!
緊縛シーンが多々でてくるのですが、全部ユルユルなんです。縛ってないやん・・・。簀巻のシーンなんて縄ほどけてるやん!
海に放り込む場面なんで、おそらく役者の安全のためなんでしょうが、本気で縛らんかい!と団鬼六と黒澤明が私に発破をかけるのでした。

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696man

3.0強い物語となって

2017年3月1日
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もう何十年も前の記憶なので正確ではないが、遠藤周作の沈黙は弱くて卑怯な心に向き合ったもっと、じめじめした情けない話、そこに救いがある話だった。それが一転、映画は強い心を持ったパードレの話になっていて、それはそれでずっしり心に問いかける重い映画であった。
監督は今なぜこの映画を作ろうとしたのかな。今の宗教に絡んだ世界情勢と、鎖国の日本で隠れキリシタンとなって自分達の信じるキリストを守る姿は距離がありすぎて、比較にはならない。
もう一度本を読もう。

一晩たって思うのは、井上さまとキチジローの役者が、それぞれ十分力を出しきっていたのだろうけど、どうしてもその演技に注目してしまって、物語が中断する、そこが、私が映画に入り込めなかった理由。演技がちらつくとお芝居になってしまうのよね。ここは小林薫と柄本さんにやってほしかった。

追記
本を再読したら驚くほど本に忠実に映画が作られていた。でも心の弱さや葛藤は、映画では見るひとの想像力に委ねられていて、私は全然この映画を理解できていなかったのだとわかった。何事もわかったようでいて、何もわかっていないのだった?

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マッターホルン

3.5心を征服する者、心を蹂躙する者

2017年3月1日
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悲しい

単純

心を征服しにきた宣教師と、心を蹂躙する為政者と、どちらも同じ穴の狢。
どちらかというと、日本人の私としては、やはり一神教のお仕着せがましさが鬱陶しい。
神に代わって汝を許すなどと、神の声を聞いたこともない同じ人間に言われたくはない。
劇中の浅野忠信の言葉を借りると、仏教は「自分の力で悟りへの道を学び仏に近づく」ものだが、一神教は「神の教えに盲従しろ」というもの。

縁もゆかりも無い顔かたちをした男性に「汝の罪は既に私が背負っている」などと言われても、じゃあなんで今苦しいわけ?と突っ込みたくなる。その点「人間が苦しいのは自分の欲からである」と説く仏教の方が、より普遍的に思える。

ただ、武士階級など生活に余裕のある者は、「苦しみは己の欲から生ずる」という教えに向き合う心の余裕もあろうが、重税に苦しみ、ひたすら現実から目を背けたい農民にとっては、「何も考えずに心を委ねる」一神教は乱暴な言い方をすれば楽ですよね。

その点を武士もきちんと心得ていて、農民が本当の意味ではキリスト教の教えを悟っていないこと、そしてだからこそ洗脳されやすい危険があることを承知している。
農民を苦しめている根源であるにも関わらず、「我らも嫌なのだ」「取り合えず形だけでいいのだから」と甘言で体裁を整えようとする嫌らしさ。形だけの行為が、じわじわと彼らを蝕むことも知っている。

そんな農民に「主は許してくださるから踏み絵をしてもいい」と救いの手を伸ばすどころか、神罰と背教を恐れて真の慈悲を見失う宣教師。イコンに執着する心の弱さよ。
本当に信仰しているのなら、胸を張り毅然とした態度で踏み絵をすればいい。

結局人を救えるのは人だけであるということ。
私は、神よりも人の内に宿っている善意を信じたい。

余談だが、最後の20分は蛇足。ロドリゴが踏み絵を決意する緊張の「サイレンス」の演出で終幕すれば、傑作になったのにと思った。

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REX

2.5重くて長い純文の結晶

2017年2月27日
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人は弱そうで強い。人は強そうで弱い。
宗教とは何か。信じるとはどういうことか。
正義は1つではない。艱難辛苦を受ける者にも、与える者にも、それぞれに正義はある。
そして、生きるとはどういうことなのか。何を求めて生きるのか。生きることと死ぬことはどう違うのか。同じじゃないのか。この世に生まれる意味は何なのか。神はいるのか。
それらを詰め込んだ映画でした。テーマが重厚で映像に魅入る暇なんかなかった。終わり方も重い。心にドシーンときて沈殿してる。
ニーチェのツァラトゥストラはかく語りき支持者からすれば答えはこの映画とは異なる。目指すべきは超人なのだから。

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totechinsyan

5.0転びバテレンにも聞こえたかもしれない沈黙の声

2017年2月26日
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塚本監督の約作りが物凄いモキチの殉教シーンは必見です(インパクトは加瀬亮に軍配w)情熱的な宗教家にとって【殉教】というのはある種の救いであり憧れでもあり(死ねばぱらいそに行ける理論)現代でも自爆テロが教義と合致してしまう恐ろしさがあります。島原の乱後の日本においてもその恐怖が身に染みているのか、為政者が宗教的指導者を殺さずに【棄教=転ばせる】選択をしたという設定は凄い説得力があり、作中でリーアム・ニーソンが再登場したときの絶望感はハンパないです。しかしいわゆる【転びバテレン】にも彼らなりに辿り着けた境地があるかもしれないという遠藤周作がいうところの弱者の声を見事に拾い上げたスコセッシ監督に拍手です。しかし窪塚洋介が何度も踏み絵をして褌一枚で走り去る姿は何かだんだんほっこりしてきて良いですねw

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tukisiki

4.0沈黙・・・

2017年2月26日
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怖い

難しい

原作は読んでいないが、とても気になり鑑賞。

ところが・・・
キリスト教弾圧の酷(むご)さが描かれる。

冒頭から、雲仙にて張り付けられたキリシタンに、源泉の熱湯を浴びせるシーン。
柄杓に穴をあけ、熱湯を少しずつ。。。
じわじわと痛みつける。

他にもモキチの殉教のシーン、首を刎ねられるシーン、
さらには宙ずりになったり、ととにかく酷い。

ただ、この映画からはいろいろなものを考えさせられる

神の声とは・・・

信仰とは・・・

そして、人の心の強さ、弱さは・・・

様々な試練に対し、そして神の「沈黙」に対し、ロドリゴはどう思ったか。
そして棄教、転ぶことを選択したが、その後の彼の思いは・・・。

とにかく奥深い映画であった。

それに日本人俳優の熱演、キチジローもよかったが、井上様を演じたイッセー尾形が素晴らしい。

当時の人はあんなに英語を話せたんだな(笑)

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あさやん

2.0なぜ桎梏を回収するのか

2017年2月26日
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知的

最後の30分は無駄。
せっかくの作品を台無しにしている。

自らの栄誉と名誉のため、信仰のために人を犠牲にできるのか、
それを神は黙するのか。信仰は、誰のためにあるのか。

遠藤周作は、この問いを未回収のまま我々に投げかけた。
なのに、これをこの映画は無残にも、整理し回収してしまった。
最後の30分は、回収されてしまった「言葉」の物語であって、この小説からは大きく外れてしまっている。

#だから、全てを「英語」で回収しようとする、最もしてはならない愚をこの作品は犯している。残念ながら、この作り手は遠藤のこの作品を自分の
「マスターベーション」にしている。わかったつもりになっているだけだ。まさに、全てを回収しようとするこの作品は、「イノウエさま」そのものなのだ。

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critique_0102

4.0沈黙は神もまた苦しんでいたからか

2017年2月25日
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悲しい

知的

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DOGLOVER AKIKO