「キリスト教も信仰もわからない‼️でも、人心の機微に触れた様な気がする‼️❓」沈黙 サイレンス アサシン5さんの映画レビュー(感想・評価)
キリスト教も信仰もわからない‼️でも、人心の機微に触れた様な気がする‼️❓
原作に忠実に作られて、なおかつ、かなりの高品質です、演技も、演出も素晴らしい。
キリスト教については原作からして、読者に丸投げですから、映画も同じです。
余談ですが、夢に良くキリストが出てきて、お前は私の生まれ変わりだと言うのです、それで、今まで右の頬を打たれたら、左を差し出して、人生がサンドバッグ状態です。
私が無神論なのは、信者が神の定義などを知らずに信じているからです、神を自分のために利用する人がいるからです。
神について考えると、堂々巡りですが、この映画では、当時の人々が何を考えていたのか、手にとる様に触れることができます。
何かに縋りたい気持ち、それは必要だと思います。
心は脆く、愛は強い、それだけでも、わかれば上出来でしょう。
神を否定できても、信じる人の気持ちは否定出来ない、そう思うのです。
こんな世の中だから、余計にそう感じるのかもしれません。
日本の景色も異様に綺麗だし、小松菜奈などの演技も異質に素晴らしい。
マーチンスコセツシ、少し見直しました。
キリスト教に関心ない方も是非。
私が満点を与えた映画は少ないのですが、タクシードライバーもその一つです。スコセッシ監督は、好き嫌いが分かれる作品が多いです。この作品は満点ではないですが、好きな作品の1つです。同じくキリスト教を描いた最後の誘惑も。
逆にウルフオブウォールストリートは期待の作品です。
イエスについて、少し調べたら、聖書とイエスの行動は大きく乖離しているようです。イエスの行動は過激です。最近思うのですが、二千年くらいでは成果はわからない。そう思います。
コメントありがとうございます。
頬の話は誤解していました。目から鱗です。
マホメツトの目には目を歯には歯を、も、倍返しとかするな、とゆう穏便な意味らしいですね。
いや、多分、キリスト教も最初から誤解している事も多いかもしれません。
「右の頬を打たれたら左もー」は、イエスについて書かれた最初期の伝記「マルコによる福音書」によれば、その文脈と意味は今現在我々が聞き知っているこの有名な“格言”とは真逆の意味なんですよ。
つまり、「植民地の宗主国ローマの兵士に侮辱を受けたなら、きみの左の頬を向けて相手に突進しろ。ひるむな、絶対負けるな、卑屈になるな」というイエスの過激な発言なんです。それに驚いた人々からの直接の聞き取りがベースです。(マルコによる福音書はイエス死後30年で書物として完成しているので一緒にいた人たちからの直に取材をしています)。
⇒後代この“格言”はすっかり脚色されて骨抜きの柔(やわ)な教えとしてキリスト教会では流布されてしまうんですがね。
映画はこの”迫害と闘った人間イエス“への信奉が硬軟攻めぎあって描かれていたのですごく面白かったです。
長文失礼しました。