「救いとは」沈黙 サイレンス ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
救いとは
信仰心がまったくのゼロなので踏み絵を踏めない意味が分からない…とずっと思ってきてたんだけど、あれほど厭らしく苛烈に追い込んだのだとは知らなかった…
神父自身でなく他人の命をダシに棄教を迫り、それを何度も何度も再確認させる…
救いとはなんなのか?
死後のぱらいそなのか、現在の救いなのか?
そもそも救いとは生きている間にもたらされるものなのか…
信仰心を秘めたまま死ぬことが救いなのか…
なぜスコセッシがそれほどまでにコレを映画化したかったのか考えさせられる…
しかし、アンドリュー・ガーフィールドや窪塚洋介・塚本晋也をはじめとして主役級の演技は素晴らしい…特にイッセー尾形の厭らしさは特筆もの。
ただ小松菜奈はいただけなかったな…
演技云々よりも、綺麗な子を特殊メイクで汚くする事もないんじゃないかな…
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