「葛藤」光をくれた人 Takashiさんの映画レビュー(感想・評価)
葛藤
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第1次世界大戦後のオーストラリア。孤島ヤヌス・ロックに灯台守として赴任した帰還兵トムは、明るく美しい妻イザベルと幸せな日々を送りはじめる。やがてイザベルはトムの子を身ごもるが、立て続けに流産と死産に見舞われてしまう。そんな矢先、男性の死体と生後間もない赤ん坊を乗せたボートが島に流れ着く。赤ん坊に心を奪われたイザベルは本土に報告しようとするトムを説得し、赤ん坊にルーシーと名付けて我が子として育てはじめる。やがて良心の呵責に耐えきれずトムは真実を明かし投獄されてしまうが本当の両親から罪を軽減される。イザベルが亡くなった後トムのもとに成長したルーシーが赤ん坊を連れて訪ねてくる。ルーシーはイザベルの手紙を渡され、イザベルの気持ちを察することになる。トムに対しルーシーはまた尋ねると言って去ってゆく。トムは海を見ながら感慨にふけるのだった。
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