「手紙。 急げ新宿」光をくれた人 フットさんの映画レビュー(感想・評価)
手紙。 急げ新宿
時代劇だから当たり前なんですが・・・
メールの時代だからこそ、必要以上に胸に迫る映画。
劇中3度の重要な手紙のやり取りがあります。どれも目頭が熱くなるんですが、引出しに封印したものを読むとき涙腺爆発しました。
言葉じゃだめでも、頑なな人を動かせる。凄いです、この魔力。
デレク・シアンフランス作品として観ると、いたってベタで平凡なんで、その辺りが海外評価が低いんでしょうが、作品自体は原作に忠実でキャストも珠玉の上手さを魅せ悪くないと思います。
アリシア・ビカンダーいいです!文芸作とハイテク作が交互にくる変な女優です(次はトゥーム・レイダーリメイクらしい)が、本当演技巧妙でしてレイチェル・ワイズとも一歩も引きませんでしたね・・・。
ベタなら最後のシーンはルーシーにもっと光をあててもらいたかったですね。でもいい映画でした。
PS
この映画当然ミニシアター興行なんですが、今なら新宿シネマート1で 5m×14m の大きなシネスコで感動倍増できます!
コメントする