「赦すと言うこと」光をくれた人 むっしゅさんの映画レビュー(感想・評価)
赦すと言うこと
それぞれの立場のそれぞれの思い、誰が悪いとか何が正しいこととか多くの情報が入り交じった中で展開してゆく骨太なストーリー。結末のわかる単純な作品として片付けられない、人間的思いがたくさん詰まっています。非常に難しいテーマでありながら、それを無理のない構成で演出。
「一度は赦す」というこの作品で最も深みのある言葉に唸り、それを踏まえて成り行きを見守ると、涙あふれるほどに数多くの愛を感じられました。
真実を伝えること、赦すということ、そして愛するということ。夫婦として、家族として、人間として、とても心に深く入ってくる作品でした。邦題も素敵ですね。
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