31のレビュー・感想・評価
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殺し屋達のショー
いや〜よくあるホラー物は若い子グループを乗せた車が悲劇に見舞われるのだけれど、さすがにロブゾンビ、個性的な中年メンバーです。
あるあるなガソスタに汚いおじさんまでいてたまりません。
ガソスタではだいたい何か布石がありますがアホ女がいるくらいで特に大きな布石はなし。
ストーリーもほとんどないに等しくいきなり誘拐され、これまた個性的な殺し屋がどんどんでてくる中、生き残れとシンプルな内容。中身はないです。
殺し屋達が個性的、特に一番初めのミニナチスは強烈なキャラクター。
ドゥームヘッドと奥さんのラストバトルはどうなるのか!と気になるところで終わり。
「俺の嫁かわいいだろ」
雰囲気映画。殺戮の攻防は一部見るべきシーンもあったし、敵キャラも漫画っぽくて良かったけどそれだけ。惜しい。週刊ジャンプっぽいノリも感じるのに、脇役のキャラ立てがイマイチ下手なんだよなあってとこがほんと残念。レンタル
「ゲーム」を描きたかったの??
クソな殺人一家の最期が、なぜかぐっと胸に来た『デビルズ・リジェクト』。その監督さんの劇場映画ということで観てきました。
結論から言うと、ちょっとテーマがぼんやりした映画だなあ…と思いました。
殺人鬼のバラエティ感や狂気を描きたい…のか、と思えば違うし
クソな状況でも「戦う」事を選んだやつらを描くのか…とも違うし
きっと、そんなクソな状況もゲームとして成立させてるやつのクソな感じを描きたかった…のかな、と思います。でもそこに参加している人間は「ゲームなんかじゃ終わらない」というところなのかなと。
でもなあ、それならそのゲームにカツラかぶったやつらも巻き込まれてほしいと思ってしまう。
ちなみに、ちょっとよかったのがリチャードブレイクの「これから殺人鬼役をやるぞー」という気合いいれシーン。殺人鬼もスイッチを入れるために頑張るのだなあ、という納得感があった。
ハロウィンに見てれば良かったかも。
なんか全てが半端な出来上がり。
殺人集団弱すぎ。
初っ端に、いちばん苦しむ殺し方で殺してやるなんて言いながらどいつもこいつもあっさり殺人。いたぶる気は毛頭ないみたい。
制限気にしてか殺人シーンの直接描写もなくグロ不足。まあ、これくらいが丁度いいけど。
ラストもなんだかなー。
ごきげんなZOMBIE SHOW!
まずJAMES GANGの曲が流れるオープニングがカッチョイイ。70年代を舞台にした世界観もお馴染み。
ロブゾンビならではのバイオレンス描写に加え、物語に登場する「ザ ヘッズ」なる雇われ殺人鬼達がとにかくユーモアにあふれ、残酷さと笑いのバランスが心地よかった。
しかしこの「ザ ヘッズ」らは一体どの様に雇われたのか、雇われるにあたり何かオーディションでも行われたのだろうか。また物語には出てこないメンバーも控えているのだろーかと、そんな想像力をかきたてられるほどの魅力的なキャラクター達だった。
これは繰り返し今作を観ていくことでよりツボにハマっていくことは間違いない。
また画面の細部までにこだわるロブゾンビ監督のこだわりのアートなビジュアルは今作でもカッコイイとしか言いようがない。
個人的には80年代を代表するポルノ女優のジンジャーリンが体型は崩れたものの、今だ現役感バリバリで絡みのシーンをやってるあたりにグッときてしまった。
あと劇中に流れるシンセサイザーによるサントラが気のせいか自分の敬愛するジョンカーペンターを彷彿とさせるあたりもたまらなかった。
物語ラストの思わせぶりな終わり方も粋な感じで、個人的にはよかったなと。
ロブゾンビ監督には今後も音楽活動と並行して、またいい映画を作り続けて欲しいなと思った。
終わりですか?
“THE SHOW MUST GO ON"12時間殺人ゲームから逃げ切れば…。
ホラーというよりスプラッタースリラーで、ある日車で旅する芸人の一団?が拉致されて、命懸けのゲームの駒にされる話。
なかなかグロくて良いのだけれど、ストロボだったりスイッチングだったり画ブレだったりで、ここぞというところが観難くて残念。輪を掛けて何だそれ?というガッカリな結末とガッカリのダメ押しで終了。これじゃない感が半端じゃない。
笑う様なシーンはないし、ヴィーナスのかまととっぷり&キャスティングは疑わしいけれど、マジメな作品だよね!?と勘繰ってしまう。
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