31のレビュー・感想・評価
全8件を表示
殺し屋達のショー
「俺の嫁かわいいだろ」
「ゲーム」を描きたかったの??
クソな殺人一家の最期が、なぜかぐっと胸に来た『デビルズ・リジェクト』。その監督さんの劇場映画ということで観てきました。
結論から言うと、ちょっとテーマがぼんやりした映画だなあ…と思いました。
殺人鬼のバラエティ感や狂気を描きたい…のか、と思えば違うし
クソな状況でも「戦う」事を選んだやつらを描くのか…とも違うし
きっと、そんなクソな状況もゲームとして成立させてるやつのクソな感じを描きたかった…のかな、と思います。でもそこに参加している人間は「ゲームなんかじゃ終わらない」というところなのかなと。
でもなあ、それならそのゲームにカツラかぶったやつらも巻き込まれてほしいと思ってしまう。
ちなみに、ちょっとよかったのがリチャードブレイクの「これから殺人鬼役をやるぞー」という気合いいれシーン。殺人鬼もスイッチを入れるために頑張るのだなあ、という納得感があった。
ハロウィンに見てれば良かったかも。
ごきげんなZOMBIE SHOW!
まずJAMES GANGの曲が流れるオープニングがカッチョイイ。70年代を舞台にした世界観もお馴染み。
ロブゾンビならではのバイオレンス描写に加え、物語に登場する「ザ ヘッズ」なる雇われ殺人鬼達がとにかくユーモアにあふれ、残酷さと笑いのバランスが心地よかった。
しかしこの「ザ ヘッズ」らは一体どの様に雇われたのか、雇われるにあたり何かオーディションでも行われたのだろうか。また物語には出てこないメンバーも控えているのだろーかと、そんな想像力をかきたてられるほどの魅力的なキャラクター達だった。
これは繰り返し今作を観ていくことでよりツボにハマっていくことは間違いない。
また画面の細部までにこだわるロブゾンビ監督のこだわりのアートなビジュアルは今作でもカッコイイとしか言いようがない。
個人的には80年代を代表するポルノ女優のジンジャーリンが体型は崩れたものの、今だ現役感バリバリで絡みのシーンをやってるあたりにグッときてしまった。
あと劇中に流れるシンセサイザーによるサントラが気のせいか自分の敬愛するジョンカーペンターを彷彿とさせるあたりもたまらなかった。
物語ラストの思わせぶりな終わり方も粋な感じで、個人的にはよかったなと。
ロブゾンビ監督には今後も音楽活動と並行して、またいい映画を作り続けて欲しいなと思った。
終わりですか?
全8件を表示