ドント・ブリーズのレビュー・感想・評価
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まさかの展開でグッと引き込まれる
幽霊系ホラーかと思いきや全然違ってまさかの……
すごく新鮮味が強い作品で、途中途中の展開に緊張感があって見ごたえ満点。
彼めっちゃかわいそうやったのが一番心残り。生き返らせてあげて。
そんなこと、あらへんやろう...
この映画を楽しめるかどうかは、「そんなこと、あらへんやろう」と疑問に思うか?
それともそんな疑問を持たずに、単純にホラー映画として観れるかが、判断の分かれ目かな、と思う。
自分は前者で、もうのっけから、「いくら元軍人でも、盲目の人が、そんな素早く動き回れるわけないやろ?」としか思えなかった。
だって、盲目の一人暮らしですよ?
犬飼ってたって、犬の下の世話はどうしてるの?
盲目なのに、なぜあんなに部屋が片付いてるの?
それに逆に言うと、盲目なら、嗅覚だって一般人より敏感なはず。
なら、賊が息を止めてたって、その賊の臭いで居る事は気づくはず。
観続けているうちに、次々に「あり得ない」と思ってしまう。
そんな気持ちを重ねながら観ていたので、面白さは半減してしまった。
ま、一言でいうと「ホラー映画としては、オモシロくないことはない」って程度かな。
「20年に一本の恐怖」に納得
アメリカ、デトロイトで暮らす若者たちが、家から逃げ出してカリフォルニアに向かう資金を得るために強盗に入る。
家に住むのは一人暮らしの盲目の老人で、娘を交通事故で失った退役軍人であるから、同情すべきはこの老人である。しかし、盲目だから明かりがなくても支障なく動き回り、聴覚を頼りに機敏に攻撃をしかける。しかも的確で強い。聴覚だけでそれは無理なんじゃないか、というぐらいに。
老人の家に侵入したのが、資金が手に入れば強盗はこれで最後にする、という悪事に慣れていない若者たちだから、ビビってるから、彼らの恐怖を我々は共有してしまう。そもそも悪いのは強盗に入った若者たちだったが、老人が強すぎる。
強盗と被害者の立場がいきなり逆転して、そのままジェットコースターのような緊張感が続く1時間半。ポスターの「20年に一本の恐怖」に納得。
盗人猛々しい…胸クソ。
私は幸せな事に見えるので分からないので
すが…盲目の方って鍛えられた軍人あがりだったとして…盲目期間が長いとしてもあんなに動けるもんなんでしょうか…
なかなか巻き舌のスキルでした。
強い。現実離れしてますねぇ…
主人公、妹と現状脱出したいと目的はある
ようでしたが所詮自分都合の大義名分。
働きもせず人様の物盗んで状況打開しようとしてる心根腐った強盗でしかない。
最後まで肩入れ出来ませんでしたね。
むしろ腹立つ。何様なんだろう。
痛めつけられようが何とも思わない。
本当始終色々イライラする女です。
爺さんもかなりまともでは無いと
思いましたがこちらも娘さん
亡くされてますしね。
どっちもどっちならやっぱ女がクソです。
ああ…いろんな意味で爺さん可哀想だ。
強く生きて欲しい。
強いけど。
序盤のこちらも思わず息を止めちゃう
ような雰囲気は良かった…最初だけですが。
途中でダレちゃいます。
エンドが違えばもう少し星付けたかなー…
ゾンビ映画
「息をするな」という事ですが、「息もできない」という韓国映画が結構好きです。あの作品は(こんな反吐が出そうなクソッタレな世の中では)という断りが頭に付くであろう、赤の他人同士の心の交流を痛々しく描いた、心に沁みる作品でした。
きっと今作も、そんなハートウォーミングがシーンがあるんかな?、なんて、フライヤー観たら分かるよ。そんなの微塵も無いって。
息殺して音立てないって、ゾンビ映画かよ!
あのじーさんの眼見たらほぼゾンビだけど。
元軍人としての追い込み方とか、3人仕留めた時には思わず「すげぇ」と呟いてしまった。
当初、一方的な悪行ではノレないだろうと心配したが、双方向の悪行?で観客にとっては肩入れし易くなる。
あの監禁女性の理由が、サイテーで最高。
アレックスの親父さんは後始末大変だろうな。
音立てちゃダメだ!息しちゃダメだ!
"ドント・ブリーズ" シリーズ第1作。
レンタルDVDで鑑賞(字幕)。
若い泥棒三人組が最後の仕事として侵入した家。住人が盲目の老人だとナメて掛かったのが彼らの運の尽きになるとは…
目が見えない分聴力が凄まじく鋭敏に研ぎ澄まされていて、どんな些細な音も聴き逃さないのだからさぁ大変!
…だけじゃなく、狂悪な本性を振りかざして襲い掛かって来るから堪らない。音を立てられない、息も出来ない。
極限サバイバルの始まり始まり~(泣)。
本作のスタイルを発展させた「クワイエット・プレイス」を先に観たので目新しさはありませんでしたが、相手が人間且つ盲目なことが同作と異なる魅力を醸し出しているな、と…
ホラーの常道をしっかり押さえながら、スリルと興奮を持続させる仕掛けの数々が秀逸で、心が休まる暇も無く、極力息を止めて音を立てないように注意しながら観ました。
※修正(2023/04/21)
バカは死んでも直らない
個人的には侵入された側の退役軍人のおっちゃんには落ち度を与えて欲しくなかったかな。
観ているとまるで侵入した若者側が被害者みたいな扱いになっているのが解せなかった。
“バカは死んでも直らない”じゃないけど、この若者達の行動を正当化する描写(家庭内不破、おっちゃんも普通にやばい人)が妙に癇に障った。
ただ、目の前にいるのに“気付かれない”というのは絵面的にこんなに怖いものなのかと感じた。
全ての演出は出切ったと思っていても、どんどん新しい設定/演出は生まれる。
映画とは本当に長く、多く観てこそである。
怖い!
なかなか面白かったかと思います。
盲目だからといって舐めてはいけませんね。本当に怖かったです。
主人公の子達に感情移入しそうでしたが、元はと言えば強盗するのが悪いんですもんね。気持ちは悪いですが、おじいさんはそこまで悪くはないかと思います。
ラストがイマイチだったかなあ。
私は悪者がやっつけられるのが好き
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自宅にて鑑賞。(共同)製作・脚本を兼ねるF.アルバレス監督と(共同)製作のS.ライミが、リメイク版『死霊のはらわた('13・“ロッキー”のJ.レヴィも“ミア”で出ていた)』以来、再び組んだ一作。ストーリー自体に目新しさは無いが、ひたすら心拍数が上がる超常現象が出ない犯罪スリラー。俯瞰を多用したあっさり目の冒頭が後半に繋がる。細かい描写の綻びや設定・展開の矛盾は多々存在するが、それらがさほど気にならない程、張り詰めた臨場感ある場面が持続するので、作品に身を任せた方が愉しめる。続篇が現在製作中。75/100点。
・無駄な描写が殆ど見当たらない程、あれよあれよと次々に緊迫したシーンが繰り返される。本作の予算は1,000万ドル未満と云われているが、公開から2ヶ月で1億4,000万ドル以上の収益を上げたとされている。
・ただ違和感を憶える箇所として、S.ラングの“盲目の老人”のシャツにあった血痕の様な染みが中盤以降、消えてしまうし、締め切った筈の屋敷に犬が自由に出入りしたりもする。更に後半車を襲うシーンではドアガラスへの涎等の跡や赤いデイバッグの位置がシーン毎に全く違っており、このシーンでのJ.レヴィの“ロッキー”のズボンにはハサミで開けられた筈の穴が無くなっていたりする。他にもノリやイキオイでは誤魔化しきれない明らかな矛盾点や詰めの甘い描写は枚挙に暇が無い程散見出来、完成度を下げるこれらが大きなマイナス点。
・タトゥーでも触れられたテントウムシのエピソードから別のラストを想像したが、当初は警察が踏み込んだ後も発見されす、囚われた儘となる別のエンディングであったと云う──ただこのバッド・エンドでは救いが無さ過ぎると変更されたらしい。その際のワーキング・タイトルは"A Man in the Dark"であった。
・幕開けのとは裏腹のしっかりしたタイトルコールがラストにあり、エンディングからテロップが重なる描写は、有り勝ち乍ら『パニック・ルーム('02)』のオープニングを彷彿した。ラストには、友人として"Pablito Blois"へ献辞が捧げられている。
・“盲目の老人”役のS.ラングは、僅か13行の科白しかなく、終始視力を制限したコンタクト・レンズにて撮影に挑んだ。暗闇で侵入者を追いかけ回すシーンでは、“ロッキー”のJ.レヴィと“アレックス”のD.ミネット(ちなみにこの二人は12月29日と同じ誕生日である)も瞳が大きく見え、視力が制限されるコンタクトレンズを着用していたらしい。
・上述のF.アルバレス監督、(共同)製作のS.ライミ、“ロッキー”役のJ.レヴィの他に(共同)製作のR.タパート、(共同)脚本のR.サヤゲス、音楽のR.バニョスとリメイク版『死霊のはらわた('13)』の主要スタッフ・キャストが再集結した形となっている。
・製作陣は幾つかの作品に敬意を表しているが、中でもS.キング原作の『クジョー('83)』とオスカーを受賞した『羊たちの沈黙('90)』の二本に大きな影響を受けたとされる。
・監督曰くウルグアイのモンテビデオで育った事により着想を得たとされているが、本作の大まかなプロットは『ブル~ス一家は大暴走!('03~'06・'13)』の一エピソードで、第1シーズン第17話『正義は盲目なり "Justice Is Blind('04・J.チャンドラセカール監督)"』にそっくりである。
・鑑賞日:2016年12月25日(日)
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