「超人的変態家主と運の悪い泥棒さん達(* ̄∇ ̄)」ドント・ブリーズ マツマルさんの映画レビュー(感想・評価)
超人的変態家主と運の悪い泥棒さん達(* ̄∇ ̄)
元旦から観るのを躊躇うジャンルですが、近所のMOVIXでやってない事もあり、また前評判の高さもあって鑑賞しました。
サム・ライミの文字を見たのとポスターのオドロオドロしさから“ん?ホラー映画か?”かと思いきや、シチュエーションパニックスリラー。
感想はドキドキしなから観ましたけど普通に面白かったです。
いろんな作品の要素が入っていて、「座頭市」「悪魔のいけにえ」「ホームアローン」「SAW」「10 クローバーフィールド・レーン」と言う所でしょうか?
あと、どうしても家主が白のタンクトップなので「ダイハード」のジョン・マクレーンを彷彿させます。
これに変態と言う味付けがされますw
家主は目が見えないので3人の前に突然現れたりするのはホラーゲームの要素が入っていたりでドキドキします。この辺りはアイデアの勝利ですね。
この映画の面白さは追い詰めるのは家主で、被害者は侵入者と言う点です。
ありきたりのシチュエーションではありますが、加害者ではありますが、家主には過剰防衛と人に言えない秘密を持ってた変態野郎だとしてもw、非はない訳で、そもそも自分の欲の為に忍び込んだ被害者が悪くて運が無かった所にあります。
この辺りの設定をモヤモヤするのか、上手いするのかで評価が変わるかなと思います。
ただ、もう少し家主のブラインドマンを得体の知れない能力の持ち主として謎を含ませた方がドキドキしたかなと思います。
「20年に1本の恐怖の作品」とキャッチコピーにありますが、B級テイスト感があるので思わぬ拾い物感があります。ハードルをさほど上げずに観る方が楽しめるかと思います。
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