「ここでの評価が非常に低かったので、観る前にはそれなりに躊躇したが、...」アサシン クリード キリンさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ここでの評価が非常に低かったので、観る前にはそれなりに躊躇したが、...
ここでの評価が非常に低かったので、観る前にはそれなりに躊躇したが、歴史、脳科学、テンプル騎士団、と自分が好きな要素を多分に含んでいるようだったので、とりあえず鑑賞してみた。結論としては観て正解だった。
「テンプル騎士団が世界を動かしており、またそれと戦い続ける影のグループが存在する」というトンデモ論の王道説を、退行瞑想、輪廻転生などのスピリチュアルな要素を取り入れて上手く描いており、よく練られた脚本だと思うし、同じく陰謀論、トンデモ論を世界観とするダンブラウンのシリーズなどよりもずっと楽しめた。
ただ私が楽しめたのはフリーメーソン等を扱った陰謀論にある程度通じていたからなのだろう。ゲームの内容は全く知らないのだが、同じ時間帯に鑑賞した若者が上映後に「さっぱりわからん」「ゲームとは話が違う」とブツブツ言っていたので、おそらく観る人によってずいぶん印象が違うと思える。その点で評価は大きく分かれるだろうし、さっぱり理解できない人がいても仕方がない。この映画に関してはゲームの前提知識よりも、テンプル騎士団に関する陰謀論でも読んでおいた方が良いかもしれない。
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