「まあまあだった」KUBO クボ 二本の弦の秘密 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあだった
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三味線で折り紙を自動的に折って、自在に操ることができる超能力の持ち主が主人公で、実の祖父に左目を奪われて、母と逃げて洞窟で暮らしているというとんでもない前提に気持ちが入らなかった。骨肉の争いが描かれるのだが、なんでそんなに命がけで戦っているのか意味が分からない。おじいさんが巨大な龍みたいなのに変身した途端、全然怖くなくなった。全体的に絵空事としか受け止めようがなかったし、名前が苗字としか思えなくて、なんで親から「久保」と呼ばれているのだろうという違和感がずっとつきまとった。
動きや表現は素晴らしかった。『コラライン』が大好きだったので残念だった。
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