BLEACHのレビュー・感想・評価
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十分見ごたえのあるエンタメ作品
誰もが漫画の実写化だと思う作品。
ある意味そのまんま
異世界もの
異世界に迷い込む話ではなく、異世界の一部がこの世界と重なっていることで、この世界に異世界の一部が迷い込んだ物語。
タイトルの「漂白」とは、記憶をなくすということか?
成長しても記憶がなかったら成長したと言えるのだろうか?
教科書に書かれた「さわいだら殺す」を、イチゴはどう解釈したのだろう?
このあたりのシーンには、もしかしたら輪廻転生を表現しているのかもしれない。
俗にいう「魂レベル」というヤツだろうか。
「守るつもりが、また守られた」
「ボクが母さんを守るよ」
イチゴ少年の取って付けたようなセリフはあくまで子供心だろうが、魂レベルでは真剣なのかもしれない。
イチゴ 一護 つまり「ひとつまもる」
彼は妹たちを守り、ホロウやグランドフィッシャーなる輩から世界を守ったと言えるだろう。
しかし彼の中では思ったことができなかった釈然としない感覚は残ってしまったと思われる。
しかし死力を尽くし、やれることはやった。
事実、死神一家もそれを認めたようなものだ。
記憶をなくしても魂レベルでは成長を遂げた主人公
翌日の学校でクラスメートたちがイチゴの風貌を見てそれを感じ取る。
さて、
死神という役割 掟
人間という見下された生物
悪霊という取り締まりの対象
ルキアは最終的にソウルソサエティなる場所で罪滅ぼしをさせられているようだが、人間も死んだあとそこへ行くのであれば、みな等しいのではないのかという疑問が出てくる。
そもそもなぜみなソウルソサエティに行かなければならないのだろう?
死神が死刑になるとはどういうことだろう?
ルキアは当たり前に「記憶」という言葉を遣っているが、そこに隠された心情が杉咲花さんの演技から溢れ出している。
この作品でいうまぎれもない人間的感情
それを「失う」ということがどういうことなのか、彼女の演技からそれは、とても大切なものを消し去ってしまう「悲しさ」を読み取ることができる。
同時に記憶とは自分自身そのものなのではないかと感じる。
記憶をなかったことにすることは、病気や何らかの刺激であり得ることだが、一番罪深いことのようにも思えてくる。
だからこそ記憶に関する物語は、人の興味を惹きつけるのだろう。
漂白とは記憶のことかと思ったが、何もかもまっさらな状態に戻すことかもしれない。
イレギュラーの発生によって起きた一連の事実を、ある種の概念上ふさわしくないからという理由でなかったことにしてしまう行為こそ、最大の悪と考えることができると思う。
これこそが従来からずっと行われている人間社会の通念であり、いい加減やめてしまうべきことだろう。
収まりどころに使われがちなこの設定
ここだけが残念な点だった。
そもそも原作通りに作っていることは重々承知しているが、新しい概念を映画で描くことで人々に考える機会を提供することが、映画の使命だと思う。
綺麗な役者さん達がたくさん出ている映画
原作未読。
原作ファンに総スカンだったようだが、自分としては面白く観ることができた。
主演の福士くんはなかなか作品がヒットしない印象があるが、改めて見るとやはり背も高いし見栄えがしてかっこいい。
長澤さんは母親役でもきれいだし、江口さんはいつもながら軽い演技がはまってた。
MIYAVIさんや早乙女さんもイメージとしては悪くないと思ったし、ちょっと?なのは花ちゃんだけかな。
全盛期の福士くんが見たい人にはおすすめの映画です。
黒装束に身を包み死神代行人がやって来た!
今回、改めて見直したんだけど、やっぱり面白かった!めっちゃ大好きです、この作品。
原作も大好きでジャンプの連載も見てました。だから、本作の初期の話は良いですね、懐かしい。とは言うものの、よく覚えてはいないのですが・・・
でも、漫画を読んでいたあの頃と違って、実は父親は○○だったとか、母親は○○だったとかが解った上での、この初期の頃の実写化は、違った見方で楽しめました。
公開当時から、実写化には恒例の原作ファンからのバッシングがあり、評価もイマイチだった本作です。
でも、自分的には、ホロウの禍々しいCGとか、ド派手なアクションシーンとか、視覚的にも思いっきり楽しませてもらいました。
そして、キャストについても、 自分としては、満足です。続編が作られるのであれば、是非、同じメンバーでって思います。 ただ、既に6年が過ぎた今じゃ、続編はないかな・・・
ただし、贅沢を言わせてもらえば、井上はもう少し胸が大きい方が・・・、雨竜の背丈は高い方が・・・なんてのもありましたが、それは漫画から受けた外見的なイメージであって、本作品中におけるそれぞれの登場シーンでは、もう~感慨ものでした!
まさに、ベストメンバー。
特に浦原さんや茶土が出てきたときには、目頭熱くなっちゃいました。 勿論、早乙女さんやMIYAVIさんは文句なしにカッコいい!滑舌悪いなんて意見もありましたが、それもまた魅力?
それから、音楽がまさにBLEACHでしたね。原作漫画の毎週のタイトルが英語だったように、ロックの響きが抜群にベストマッチ!
主題歌も最高でした!
最後にもう一度、世間一般ではイマイチの評価だった本作ですが、自分は大好きです。
これ観て単行本の続き読んで!超絶良し!
今まで生きて来た中で一番ハマった漫画が、このBLEACH!(途中からおもしろくなくなるけど)
原作はこの映画の後のストーリーが超絶おもしろい。
序盤は映画化にする程はおもしろくはないとは思う。(この後の話から爆発的人気が出た記憶)
ストーリー的にも序盤の設定は、後々矛盾して来るのであまり好きではない。これ、映画化にあたって矛盾を解消してみたら、よかったんじゃないかな…。
実写では珍しく再現度、高し!私的に80%!
福士蒼汰の一護が特によかった。
続編を意識して作られたはずなのに、出来なかったね…。残念。
もっとソウルソサエティ編のおもしろさを匂わせたらよかったのに。
杉咲花の殺陣は驚くほどすごい!
BLEACHのアクションかっこいい。
るろ剣は映画続編続いたのにね…。
ストーリーの分かりにくさが原因かな。
キャラの再現率は高いけど、杉咲花や早乙女太一、ミヤビじゃなくて知名度のある美形がよかったのかも。
吉沢亮は出番少ないし地味キャラだしね…泣
原作未読の人は、映画の続きから単行本読んで欲しい!
すいません最悪です。
原作もアニメもめっちゃ好きだっただけに実写も成功して欲しかった。ルキアとか寄せるつもりが微塵もないしずっと訓練すんのはかまへんけどもうロッキーかよってくらいそういうシーンが多すぎた。一護と雨竜以外誰としてBLEACHじゃなかった。MIYABIは白哉なのに何でピアスしてんの?原作読まないの?以上!
もったいない
亮くん観たさに観たけれど
時間の無駄だった
長いしダレるし
亮くんちょっとしか出ないし
失敗
斬魄刀がちゃっちぃ
刀に見えない
オモチャに見えてしまう
アクションが微妙
迫力はあるし
キャストの技術があるのも分かるけど
ワイヤーで吊ってます感がすごい
あんな映像化のヘタなアクションシーンは初めて見た
続編作りたかったなら
ストーリーもあんなに詰め込まないで作ればいいのに
もったいない
最大の敗因は白哉兄様のMIYAVIの演技が酷い
あんなユラユラしないで欲しいし
口元が気持ち悪いし
シワシワでおじさんだし…
あんなに目線、常に見下してたっけ?
追い討ちが早乙女太一が気持ち悪すぎる
兎に角気持ち悪い
冒頭が良かっただけに残念です。
グランドフィッシャー倒して終わりでよかったかな…
江口洋介と長澤まさみが良かったかな
長澤まさみ、綺麗でした。
実写化の典型的な失敗例
漫画もアニメも好きで鑑賞済の上で実写化を拝見。
酷すぎて雑すぎて何ともいえないのと、ラストが中途半端すぎる。こういう終わり方するなら実写化しないほうがいいし、原作ファンにはガッカリ。
いやぁ、、、
1ミリも面白くなかった、、、、、
石田雨竜役の吉沢亮の演技が一番うまかった。
ただそれだけ。
杉咲花ちゃんは嫌いではないけど、
ルキアではなかった、、、、、、
あと、百哉兄様はこんなに現代をウロウロしないと思う。
やっぱりクオリティ高い漫画の実写は限界があるんだろう、、、、
おすすめしない
まずこの映画がクソだと分かっている人はこんなとこにレビューする気すらないからここの評価を当てにしない方が良い。
言うまでもなくクソゴミ映画。でもTSUTAYAとかでレンタルするぶんには問題なく楽しめると思います。
1800円を払う価値はない。
そういうのは2次元でやっておくれ。お願いですから。
原作の良さをそのまま実写に取り入れて失敗した様子です。やっぱりあの久保帯人先生の中二病設定、セリフを実写に取り入れるのはムリですって。ただただ痛いだけだもの。痛いつながりで言ったら服装も痛かったです。何あれ何で頭にかまぼこ乗せていらっしゃるの?斬魄刀ももうあれじゃん。市販されてるライダーの武器じゃん。DX斬魄刀じゃん。ぜんぜんかっこよくない。
あと役者陣の演技も中二セリフが相まってイマイチ。
それに終わり方もめちゃくちゃモヤモヤした終わり方でした。あるかどうかわからない続編ありきで作られている作品あんまり好きじゃないんですよね。アメスパ2とか。
でも良いところもありますよ。虚のデザインとか。アクションシーンとか。
佐藤信介監督って本当当たりはずれ激しいですよね。「いぬやしき」とか「今際の国のアリス」みたいな傑作を作ったと思ったら今作みたいなのも撮られるし。次回作に期待です。
酷い
原作ファンは見ない方がいい映画。原作のいいところを全て削除。監督の勝手な解釈による原作の名台詞を改悪。
真野恵里菜演じる井上織姫の性格も改悪。中でも、江口洋介演じる一心が一護に告げる台詞も改悪。これが一番、やってはいけない改悪だった。何故なら原作ではこの台詞がポイントとなるべく重要な台詞だったのにも関わらず、改悪。とにかく改悪の嵐の映画。
一護らしくない戦い方も駄目。原作の一護はあんな人を巻き込む市街地戦は絶対にしない。駄目な点をあげればきりがない。
更に福士蒼汰はじめ若手出演者の演技が軒並み下手くそだったのも救われない。MIYAVIはギタリストだから仕方ないにせよそれ以外の出演者の演技が下手すぎるのもマイナス。唯一、吉沢亮の演技はよかった。真野恵里菜はがんばった方だと思う。
原作ファンこそ見てはいけない映画No.1。ブリーチを堪能するなら漫画、アニメ、「アニメ映画」で充分。
酷かった
これは酷かったなと何回も思った。
原作ファンにとっては裏切られた気持ちになるのも当然である。原作に沿ってないし、ラストも地味だった。まず、原作に沿ってない時点でかなり評価が落ちると思った。
でも、バトルシーンは迫力で良かったと思った。
もしかしてギャグでやってる?
原作は15巻くらいまでは読んだことがある程度の事前知識で鑑賞しました。
今回映画化された部分は原作で言うと7~8巻くらいまでの内容ですので、原作と比較しながらの鑑賞となります。
結論から言えば、正直酷かったと思います。グランドフィッシャー戦までで終わらせておけばある程度綺麗にまとまった話になっていたと思いますが、続編を匂わせるためなのか、朽木白哉や阿散井恋次を出して蛇足のような戦いを繰り広げてしまったのは個人的にはマイナスポイントです。
何故ここまで絶賛のレビューが多いのか、不思議でなりません。
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幽霊が視える高校生・黒崎一護。彼の前にある日死神を名乗る女・朽木ルキアが現れる。人を襲う悪霊である虚(ホロウ)を追っていたルキアは「ホロウは一護の類稀なる霊力を狙っている」と告げ、一護とその家族をホロウから守るために戦い、瀕死の重傷を負ってしまう。ホロウを倒すために、ルキアは死神の力を分け与えることで一護を死神化させ、何とかホロウを撃退することができた。その日から、一護は高校生兼死神代行として、ホロウとの戦いに巻き込まれてゆくのであった。
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ストーリーとしては大筋は原作通りなのですが、随所に改変が見られます。
登場するホロウは、序盤で黒崎家を襲撃した「フィッシュボーン」と、一護の母親を殺した「グランドフィッシャー」の2体のみ。原作ではストーリーに絡んでくる重要なホロウが5体くらい登場するのですが、上記の2体以外はバッサリカットされています。映画化するにあたっての改変は妥当だと思いますが、カットされたホロウは映画にも登場した一護のクラスメイト、茶渡泰虎(チャド)と井上織姫に関わる重要なホロウだったため、せっかく登場させたクラスメイトのキャラクターが掘り下げ不足で物足りなく感じました。また、死神と敵対するクインシーであるクラスメイト石田雨竜も、十分なキャラ描写が無く、こちらもまた掘り下げ不足に感じました。
十分な掘り下げをしないのにわざわざ登場させたのは、原作において「死神代行編」に続いて展開される、「尸魂界(ソウルソサエティ)編」にもチャド・織姫・雨竜の3人が登場するからだと思います。この映画単体で成立させる気が感じられない続編ありきの展開で、せっかく「母親の仇敵、グランドフィッシャーを倒す」という、映画の綺麗な着地点を通り過ぎてずっこけた感じです。
多くのレビュアーさんが絶賛している戦闘シーンの殺陣も、私には微妙に感じられました。
原作の設定で「一護は莫大な霊力を持っているため、斬魄刀も大きい」というのがあり、実際に殺陣のシーンで福士さんが使用している刀は非常に大きなものです。大きくて重くて取り回しが難しいためか、斬って斬られてというチャンバラ的なアクションシーンが作中にはほとんどありません。全編通してキャラクターの動きがあまり無いアクションシーンが多く、ワンパターンな戦闘が続きます。映画中盤で、鬱陶しいくらい描写されていた特訓のシーンが活かされているような戦闘シーンも皆無でした。
特に私が気になったのは最後の朽木白哉との戦闘。「一護斬られて倒れる→勝ちを確信した白哉が刀を納める→一護が立ち上がる→白哉が再度斬る→一護倒れる」というシーンが3度ほど繰り返されます。くどい。めちゃくちゃくどい。あのシーンは原作にもありますが、原作はあんなに何度も繰り返さないです。
色々と不満点の多い作品でした。
続編を匂わせるような作品でしたが、「死神代行編」に続く「ソウルソサエティ編」は登場人物も多いですし、なにより非常に長いストーリーです。「死神代行編」がこの体たらくなら、「ソウルソサエティ編」を制作したところで失敗するのは目に見えてます。絶対に続編は作らない方がいいと思います。
CGとアクションだけ
原作は未読です。
邦画の課題としてCGが弱いことが大きいですが、見るに耐えないものではなかった。
ここは良かったとおもいます。
アクションも然り。アクション監督とコンテが入念に作られているなと。
ただ原作知らない立場としては、話が面白くない。
原作何巻分のエピソードを2時間にまとめてるはずだから仕方ないけど、ルキアがなぜいきなり福士蒼汰に情がうつっているのか、見てる側はついていけなかった。
2人が情で結ばれるまでのエピソードが少ないせいかな。
かといって稽古シーンはみていて退屈した。
他の登場人物もしかり。
吉沢亮がなぜ助けるのかもよくわからない。
登場人物の誰にも感情移入できないまま、起承転結の前半部分で話が終わってしまうので、ラストも面白いと思えなかった。
真野恵里菜たちのセリフの意味も、回収されないからよくわからない。
第二段製作前提の作りとしても、ひとつの映画としては、これだけで面白いと思わせないと映画の意味がない。
原作知らないとつまらない映画で終わってしまうので、原作読んでから、どのように実写化するかを楽しむための映画、という印象でした。
全212件中、1~20件目を表示