「なにかが足りない…」BLEACH jaikoさんの映画レビュー(感想・評価)
なにかが足りない…
悪くはなかったですよ、正直酷いのかな?と、思って、でも観てないで悪くいうのもなあと思って観に行きました。
そういうマイナスから入ったから、思ってたほど福士くんも酷くはなかった。
杉咲花ちゃんは好きなので、ルキア?のイメージは遠いのかもしれないけど、殺陣もうまいし、腹が座ってて、落ち着いてて目力強いし、若手であの役を彼女以外にできる人は見つからないと思う。身体小さくて可愛らしすぎて、損してますよね。演技を見れば納得する。
しかし、あのMIYAVIとかと、早乙女太一っていう俳優さんは、もっと大御所と真剣佑あたりでやれば違ってたのにと思う。そこがちょっとB級感出まくり。
主役を食ってしまうからだとすると、やっぱり主役に箔が無いのかな。
福士くんはほんと悪くなかったけど、ただ、すっごくカッコいい!とか、感動した!とかに至らない。プラスアルファが無いというか。けなしたくないんで、これから努力ですね〜と思います。なんか気持ちの問題というか、どんだけの重みや深さを感じてるかとか、そういうのなんじゃないのかなあ。
花ちゃんが真摯に演技してたけど、キャラとしてはチャラいんだけど、恋愛感情の繋がりがリアリティとして感じられない。キュンキュンもしない。そこは、すっごく花晴はよかったなあ、とか思っちゃう。役者さんはカッコいいだけではほんとにできないものですね。見た目チャラくても中身は重たくないと。
小物感半端なく感じました。全体的に。