思いやりのススメのレビュー・感想・評価
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気楽に見れるナイスムービー。
気楽に見れる90分映画。
車椅子少年と介護士。2人のロードムービーが心地よい。
途中乗車する人たちと話が混ざるのもいい。
ラストはきっちり笑ってにっこり。好きだ。
こういうポール・ラッドは最高。
自立支援とは
父親と子、介護者と被介護者、という関係性の対比が面白い。個人的な事には干渉しないはずの介護職が、どんどん少年の心に入り込んで行く。それに対して子供に影響を及ぼすはずの父親と母親が、子に無関心であったり、既に子を亡くしていたり、過保護であったりで、無力な存在として描かれる。
互いに必要としながらも、互いの責任を尊重し、双方共に自立へ向かう事が出来る。この絶妙な距離感こそ、「思いやりのススメ」なのだと作者は言いたかったのではないだろうか。特に「あんたは俺の父親じゃない」に対して「お前に息子の代わりは出来ない」というセリフ回しは良かった。
出産のシーンはリアリティ無さすぎて萎えた。
ラストの立ちションは爽快で良い。
最強の二人から四人
最強の二人
あり得ない話で、偽善かもしれないが、洒落ていて最高に面白い。話に矛盾はなく、ずっと旅を続けていたいと思ってしまう。
どんなに障害があっても、生き続けたいと思うのが、人間の本性だ。そうでなければら、人は神に祈ることは無い。
人生はクソ…だけじゃないよね
めちゃ良かったです!
人生ってクソだなって思ってしまってる人が、旅や出会いを通して再生してくロードムービー
そーゆの好きなんで、期待通りの映画でした。
セレーナゴメスを乗せたいのにビビッて気のないフリする中学生感、最高ですよね。あいつは俺だ。
アウトローだけど正義感と信念ある女の子、素敵すぎますやね。ダイナーでの幸せな時間。僕も主人公と一緒にニマニマしてました。
出会いって人生だなぁと。クソ親父みたいなやつのせいで世界はクソになることもあれば、クソを拭いてくれる出会いが救いにもなる。
出てくるキャラがみんな素敵で好きになりました。
特にお母さんが最高だったと思います。あの役者さんの演技が今年度僕的ベストっす。
何よりラストが良かったと思います。
サラッとしてるけど、絶妙な余韻があると言うか凄い哀しいけどシメっぽくない。気のせいかも知れないですが、ラストの文章は故人への愛とユーモアの創作かなと思いました。
でも、あの死にかけるギャグは、やられたらマジでキレると思います。本気でやめてほしい。
あと、クソ親父はなんであんな喋り方なんですかね?
気のせい?
それと、
クソ親父もフォードのディーラーだし、事故の車もフォードっていうね。フォードはもう乗らん!
思ったよりポップに観れる
この手の映画に多くある感動の押し売りみたいなものがないです。とてもユーモアがあり、すごくテンポの良い作りでした。内容としてはロードムービーにありがち内容を詰め込んだような形ですが、王道感が心地よい。
ちょっと笑えて、ちょっと感動する。心が疲れたときにまたみたいです。
良い作品
週末のんびり観るには最適だった。
なんだか一緒に車に乗って移り変わるアメリカの広大な景色を楽しんだ気分。
難病はもちろん幸せではないし、介護は大変なのだけれど。
健康であっても20年生きられないこともある。
それを思うと、毎日大切に生きなくてはなぁ、と。
これは普段忘れがちなこと。
良い部分だけが切り取られた作品ではなかったが、さりとて深刻な部分も多くはない。
ちょうどいい、と言ったら変かな。
いろんな人と出会って助け合う、アメリカでもそんなことは減っているのかもしれないが、トレヴァーがいたからこそ出会えた人達。
邦題はいまいちだけど、人を思いやる気持ちは大事だね。
人類史上最も壮大な
病気ものの映画でよくある、トラブルで命の危険にさらされるという展開が一つも無い。見る人の先入観を、利用しユーモラスに仕上げられている。これこそがこの映画が唯一無二の理由。
ベンに心を開くまでの展開が少し速すぎるとも感じたが、1番描きたいのはそこではなく、親と子供の物語。
親と子の死別、別れ、再会、誕生。いろんな親子の物語が短い時間にまとめられている。
ラストの『人類史上最も壮大な立ちション』も最高!
人生は◯◯だ?
Netflixやるな〜これは良い映画だった!ロードムービーではあるけど、ありがちな展開ではなかった。
難病を患う少年と心に傷を負った男の友情、少年と旅で出会った女性の一瞬のロマンスもニヤリとする。
少年と男の心が通じ合う過程が少し雑な気はするけど、エンディングまでの展開は良くて総じて好みだった。
この作品知らなかった!いい作品や!
なんか影ある介護士
介護士がやれることは、ALOHA
たずねる、聞く、援助する、助けを呼ぶ、もう一度聞く。なんだな。筋ジフトロジィの少年は
、口が悪い。いつも3500の中での数字を尋ねます。
セレナゴメスが、ポッチャリ可愛い。
途中で出会う妊婦さんもいいんだよね。
人生は、クソみたいだけど
いいもんだな!
そんな作品だ!
なんてセンスのない邦題
邦題はひどいけどめちゃくちゃ良い映画でした
本当に笑いが効いてて程よい空気感。
障がい者だからって体調が急変するとか
わざとらしい盛り上げとかなく本当程よく笑えて
それぞれが成長していく心地いい映画でした
障がいを扱ってる映画だからこそ、
全然暗くも卑屈でもなくてとてもよかった!
トレヴァーとベンの掛け合いがすごいよかった
あとドット?の毒舌具合も
最後2人が帰ってきた時にめちゃくちゃ笑顔で
走ってくるトレヴァーのお母さんもすごく可愛かった
【”艱難辛苦汝を玉にす。可愛くない子には旅をさせよ!”心に深い傷を抱える男二人の旅立ちの記。】
■ALOHA
・ASK
・LISTEN
・OBSERVE
・HELP
・ASK AGAIN
という言葉を習いながら、”ある出来事のために”作家の筆を折った、ベンジャミン(ポール・ラッド)は新米介護士に。
ーこの言葉、介護士ではなくても、万民に必要じゃないか・・。-
<Caution! 以下、少しストーリーに触れています>
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ベンの初仕事は3歳から筋ジストロフィーになったトレヴァー。(クレイグ・ロバーツ:素敵な若手俳優見つけた・・)
体は不自由だが、頭は切れる相当なヒネクレモノである。
この二人が”お下劣ワード”を連発しながらも、徐々に打ち解けていく。
大銀行の支店長の母、エルサ(ジェニファー・イーリー)はベンに”あの子が介護士に心を開いたのは貴方が初めてよ・・”
トレヴァーは、アメリカのダサイ名所マップを見せる。赤い星印がついた地点の名前は「世界一深い穴」・・・。
そして、エルサの反対を押し切り、二人は「世界一深い穴」へ・・
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この時点で、今作に一気に引き込まれている。
ベンを演じる、ポール・ラッドが深い悲しみを抱えつつも、得意のお笑いキャラをチラつかせる辺りも絶妙である。
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■トレヴァーのやりたい事
・立ちション。
・いつも見ている(美女を?)TVコマーシャルの”世界最大の牛”を見る事。
・「世界一深い穴」を見る事。
・そして、旅の途中に一つ追加された”やりたい事”。
ーこの、”やりたい事”の設定と実現したシーンが絶妙である。笑いあり、哀しみあり・・。-
道中、
・ファッ〇ンクールな女の子、”ドット(セレーナ・ゴメス):デンバーへ向かう人生をやり直す旅に出ている。”
・車が故障して立ち往生していた”妊婦ピーチズ”(ミーガン・ファーガソン)も加わり、旅は続く・・。
トレヴァーの初めての恋、父とのほろ苦い再会⇒意気消沈するトレヴァーを一括するドットの言葉。
そして、「世界一深い穴」の底で起こった&やらされた二つの出来事。
ー”涙と笑い・・”。いやあ、人類史上最大の・・って・・-
<”様々な親の姿”を絶妙に描きつつ、子供達が成長していく姿を描いた素晴らしき作品である。深い喪失感から再生していく作品でもある。ロードムービーとしても一級品。>
可愛い子には旅をさせよ
とは本当によくいったもので、恐怖と思いこんでいることは単に未経験なだけ。
一度殻を破ればなんてことないということはすぐにわかる。
殻を破らせた責任者・ベンは、曲者トレバーをよく導いた。最後の最後で叶えた超壮大な……!壮大過ぎて笑えました。気持ちよかっただろうな〜。
たった数日の旅だけど、2人の人生をそれぞれ大きく前進させた、重大な旅。
コメディ的要素とシリアスなドラマ部分が非常にバランスが良くて、程よく見応えのある楽しい一作でした。
邦題はイマイチ
短い時間の中でよくまとまった良い作品だと思います。
出てくる人のキャラがそれぞれ良くって、特にセレーナゴメスと妊婦の女優さんがいい味を出してた。
終わりかたもサラッとしてて、気持ち良いラストでした。
洋題fundamental of cares。介護と思いやりの意味...
洋題fundamental of cares。介護と思いやりの意味を掛けていて、内容によく合っていると思った。介護の基本はALOHAだが、それは結局正面から向き合って思いやりを持って接する事であり、介護者は体力的行動的にも精神的にもとても大変だが、思いやりの面では健常者と向き合うのと変わらない。
よく、要介護者の心は綺麗などと言うが、それこそが一種の差別であり、健常者と同じように希望欲望感受性を持って生きている。
それを、登場人物たちが自然体で主人公と向き合い、よく表現されていた。新人介護者として初めて担当した少年が思春期なのもあり次々と憎まれ口を叩くが、流したり心の傷に気付いて癒したり、とっても優秀。息子の死を重ねているわけではないとはっきり応戦したり、見ていて心地よかった。セレーナゴメスが主人公の本音を引き出し、時に代弁もしていて良い役だった。
何か悲しい出来事が起こるのではとヒヤヒヤしたが、平穏に見て入られて良かった。
悲しい中でも、楽しむことはできる。
何か悲しいことや大変なことがあったときでも、
関西人は「ネタになるわ」と考えているフシがある。
そんな粋な要素が入っている映画だと思う。
どんな悲しいことがあっても、生きていれば、
それを楽しむことができる。
それは、自分がどの感情を選ぶかのチョイスにかかっている。
それを教えてくれる映画。
飛び切り男前でも、めちゃ稼いでる訳でもないけど、
魅力的な主人公を演じるポール・ラッドがとってもステキ。
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